要約 有機質液肥であるCSLを利用した有機養液土耕法は、既存の養液土耕システムを利用してトマト促成長期栽培に適用できる。本栽培法は長期間の栽培でも肥料成分が土壌中に蓄積しない環境負荷軽減型の栽培法で...
地下水への窒素溶脱から見た乳牛ふん施用における堆肥化の必要性
要約 副資材を用いず調製した乳牛ふんの完熟堆肥を飼料作物に施用した場合、生ふん施用に比べ作物の生育はやや劣るものの地下浸透水への窒素溶脱は小さく、環境に配慮した家畜ふんの施用のためには堆肥化が不可欠...
要約 林地および草地-林地緩衝帯は硝酸態窒素浄化能を有する。しかし、その硝酸態 窒素濃度低下の 1/4 ~ 1/2 は希釈に由来する。地下水中硝酸態窒素濃度を 10mgN/L 以下に 維持するに必要な緩衝帯幅は約 20m であ...
要約 水稲とのブロックローテーションを前提としただいず不耕起栽培では圃場排水対策が特に重要で、額縁明渠に加え播種溝に交差した弾丸暗渠を施工する。このことにより茎疫病発生も軽減される。また、雑草対策は...
トウモロコシサイレージ給与による乳牛のカリウム排泄量の低減法
要約 牧草サイレージ多給時には乳牛のカリウム吸収率は95.6~99.9%と非常に高く、また尿中へのカリウム排泄量と尿量が増加する。トウモロコシサイレージを主体に給与すると、乳牛のカリウム摂取量と排泄量の低減...
要約 ソルガム類のCo濃度はトウモロコシに比べて高く、ほぼ乳牛の要求量を満たす濃度(平均0.098mg/kg)である。Mn、Zn、Cu濃度はトウモロコシと同様に乳牛の要求量より低い。また、有害物質の指導基準や家畜の中...
要約 開発した施肥機は、既存のブロードキャスタとライムソワを複合させたものであり、肥料等を広幅や条に散布できる。広幅散布作業は、シャッタ開度をモニタ確認しながら施肥量の調節ができる。 キーワード 飼料...
トウモロコシサイレージ給与による乳牛のカリウム排泄量の低減法
要約 牧草サイレージ多給時には乳牛のカリウム吸収率は 95.6 ~ 99.9 %と非常に高く、 また尿中へのカリウム排泄量と尿量が増加する。トウモロコシサイレージを主体に給与す ると、乳牛のカリウム摂取量と排泄量の...
要約 たい肥、スラリー、尿の肥料養分含量に基準肥効率および品質・施用時期別の補正係数 を乗じて化学肥料に換算し、圃場に必要な養分量をふん尿主体で施用した不足分を化学肥料で補 填する。環境保全のため秋の...
要約 林地および草地-林地緩衝帯は硝酸態窒素浄化能を有する。しかし、その硝酸態窒素濃度低下の1/4~1/2は希釈に由来する。地下水中硝酸態窒素濃度を10mgN/L以下に維持するに必要な緩衝帯幅は約20mである。 キ...
要約 開発した施肥機は、既存のブロードキャスタとライムソワを複合させたものであり、肥料等を広幅や条に散布できる。広幅散布作業は、シャッタ開度をモニタ確認しながら施肥量の調節ができる。 キーワード 飼料...
要約 江蘇省宜興市梅林集水域からのは、域内施肥窒素量の8.5 %にあたる y-17 背景・ねらい 太湖周辺地域は、中国で最も経済発展を遂げた地域のひとつであるが、水系の富栄養化が深刻な問題となっている。これに...
要約 のみを利用するトウモロコシ、パールミレットのタイプとに分かれる。 背景・ねらい 農家の化学肥料利用量が少ないサブサハラなどの途上地域では、家畜糞、作物残渣、などの有機物を併用して窒素を施用してい...
輪作およびヘアリーベッチのライブマルチを利用したカボチャ立枯病の耕種的防除
要約 カボチャ栽培においてトウモロコシやダイズ(エダマメ)を導入した輪作およびマメ科牧草の一種、ヘアリーベッチのライブマルチとして利用するとカボチャ立枯病発病抑制効果が得られる。 キーワード カボチャ...
諫早湾干拓初期における営農排水条件下での緑肥栽培による土壌理化学性改善
要約 諫早湾干拓初期の土づくりにおいて、排水対策を講じたほ場で栽培した夏作トウモロコシ、ソルガム、セスバニア及び冬作イタリアンライグラスは緑肥作物として利用でき、2年4作で土壌理化学性の改善が認められ...
硝酸態窒素濃度を低減できる秋作エンバクの栽培技術と導入地域の推定
要約 極早生エンバクを11月初旬に出穂するように播種し、収穫時の乾物率を50%以上にすることで硝酸態窒素濃度を0.2%以下にできる。そのためのエンバク播種日を求めた。また、本技術をトウモロコシと組み合わせる...
寒地での単播アルファルファ1番草収穫後のとうもろこし簡易耕播種栽培
要約 逆転ロータリをベースにした簡易耕播種機により、アルファルファ単播草地後にとうもろこしを省力的に播種することが可能である。株密度が低下し年間収量の減少が推定されるアルファルファ単播経年草地の更新...
露地野菜畑における硝酸態窒素の溶脱防止を目的とした緑肥作物の導入
要約 露地野菜畑でのハクサイ栽培体系において、梅雨時期にソルガムを無肥料で栽培すると、ソルガム栽培期間中の土壌溶液及び跡地土壌の硝酸態窒素濃度が低下し、降雨による窒素の溶脱防止が期待できる。 キーワ...
要約 そば菜の露地栽培は、5月中旬から9月中旬までの播種が可能で収穫までの日数は11~19日である。また、このときの生育気温は平均気温15℃以上、積算気温は230℃程度以上必要であり、栽培期間中はパスライトによ...
品種選定によるトウモロコシのミネラルバランスの改善及び窒素吸収量の向上
要約 飼料用トウモロコシのK、Ca、Mg、N、P濃度においては品種間差が認められる。CaあるいはMg濃度の高い品種の選択によりミネラルバランス(K/(Ca+Mg)当量比)の改善、乾物収量の高い品種の利用により窒素吸収量の...