有機栽培・転換中・慣行栽培の土壌に添加した有機物からの窒素無機化量の違い
要約 有機栽培・転換中・慣行栽培の土壌に米ぬかを加えて4~8週間培養し、窒素無機化速度を比較すると、慣行より有機栽培の土壌で窒素無機化が早く、転換中土壌には早いものと遅いものがみられる。ボカシや畜ふん...
肥育後期豚にすりゴマを給与すると、背脂肪内層中に抗酸化物質が移行する
要約 肥育後期豚にすりゴマを3%含む飼料を出荷体重まで給与すると、ゴマ由来の抗酸化物質であるγ-トコフェロールとゴマリグナン類が蓄積した特色ある豚肉が生産できる。 キーワード 肥育後期豚、すりゴマ、...
畜産農家とサトウキビ栽培農家の連携による地域バイオマスの利活用推進
要約 豚尿のメタン発酵処理や農業集落排水汚泥の堆肥化プロセスを地域バイオマスフローに導入し地域資源利用を促進することで、養豚農家では3.2~4.0千円/頭/年の排せつ物処理経費の軽減、サトウキビ農家では7.9...
高水分バイオマスを加水材として利用した高品質豚ぷん堆肥製造技術
要約 豚ぷんの堆肥化において、材料の過乾燥を防止するために切返し時に高水分のシークワーサージュース滓やパインアップル茎葉を混合することで、CN比が6ポイント低く全窒素濃度が約1%高い堆肥生産ができる。 キ...
要約 セイタカアワダチソウ、ススキ、オギなどが繁茂した耕作放棄畑は、復元後の雑草の再生を防止するため、前植生の刈り取り1、2回後、夏期に除草剤散布、大型プラウによる耕起、高肥料成分濃度の堆肥を施用する...
要約 家畜ふん堆肥を主原料として、地域で入手できるバイオマス資源を所定の割合で混合して、窒素2.5~3.6%、リン酸2.5~6.0%、加里2.2~3.6%に調整した成分調整ペレット堆肥の窒素肥効率は30~50%程度であり...
製茶機械に付着する加工残さの効率的な乾燥粉砕方法とその含有成分
要約 製茶機械に付着する加工残さの効率的な乾燥粉砕方法として、一次乾燥と破砕および二次乾燥と粉砕の4段階の操作により、大型で乾燥しにくい加工残さを効率的に乾燥粉砕可能であり、得られた乾燥粉体には茶特...
二番茶製茶加工残さは一番茶よりも肥育豚の背脂肪厚低減効果が高い
要約 製茶加工残さは、一番茶よりも二番茶の方がα-トコフェロール含量及びカテキン含量が高く、市販飼料に製茶加工残さを添加して肥育豚に給与する場合、二番茶の方が背脂肪厚低減効果が高く、肉質中のα-トコフェ...
要約 離乳期用飼料にサトウキビ抽出物20%含有資材を0.05%添加して離乳豚に給与すると、細胞性免疫増強効果が示唆される。 キーワード サトウキビ抽出物、離乳豚、抗菌性物質、免疫増強 背景・ねらい 畜産物の安全...
要約 露地栽培トウガンの果実に発生したかさぶた症状による障害はリゾクトニア属菌による新病害で、 褐色あざ病と提案する。 キーワード トウガン、褐色あざ病、Rhizoctonia solani 背景・ねらい 岡山県南部の露...
要約 アマニを粉砕し、肥育豚の配合飼料へ5%の割合で添加。と畜前2ないし3週間の給与で、豚肉中の脂肪酸組成におけるα-リノレン酸の割合が約3~4倍に増加する。またn-6/n-3比は推奨値4以下で、望ましい脂...
要約 製茶加工残さはビタミンEを豊富に含み、市販飼料に2%程度外付けで混合して肥育後期に給与することにより、増体や枝肉成績に悪影響を与えることなく肥育豚の背脂肪厚の低減と脂肪中のビタミンEの増加を図るこ...
要約 肥育前期配合飼料(体重30~70kg)に繊維分解酵素を添加すると、発育と飼料効率が高まる。ふん量は7.4%減少する傾向がある。 背景・ねらい 養豚は飼養頭数の多頭化が進み、一戸当たりのふん排せつ量が増加...
要約 ステンレス製の小さな金網に、豚受精卵および凍結媒液を付着させて直接液体窒素中に浸漬してガラス化する方法(MMV法)を開発した。この方法は、従来法と比較して、特別な器具を要さず、かつ、簡単に受精...
要約 哺乳期子豚用飼料の亜鉛添加量を低減しても、生産性を低下させずにふん中亜鉛排出量を低減できる。またフィターゼおよび木炭(乳酸菌を混合)の飼料添加により、生産性および亜鉛の利用性は向上する。 キー...
タイ国コンケン県における農業生産に関わる窒素循環の1990年から2000年への変化
要約 東北タイのコンケン県における窒素循環の1990年と2000年の比較を行ったところ、農地における窒素収支は-23 kgN/haの収奪から+10 kgN/haの蓄積に変化した。これは、化学肥料施用量と作物残渣還元量の増加に...
要約 子豚期用飼料にサトウキビ抽出物20%含有資材を1%添加して肥育豚に給与すると、細胞性免疫増強効果が認められる。 キーワード サトウキビ抽出物、肥育豚、抗菌性物質、免疫増強 背景・ねらい 畜産物の安全...
メコンデルタにおける米ヌカ主体豚飼料へのサトウキビ・シロップ添加効果
要約 〔米ヌカを主体とした飼料中にサトウキビ・シロップを4%添加することにより、豚の増体、
豚ふんのメタン発酵処理における敷料・副資材としての古紙の活用
要約 畜産業で使われる敷料・副資材の中で、メタン発酵処理に適しているのは古紙である。主な敷料・副資材の中でメタン発酵処理によるガス発生量は、古紙、稲わら、コーヒー粕、もみ殻の順に多く発生する。 キー...
銅低減飼料を給与したSPF離乳子豚に対する乳酸菌添加木炭の効果
要約 銅低減飼料を離乳豚に給与すると軟便が散発するが、フリーズドライ処理した乳酸菌添加木炭を添加するとこれを抑制し発育が改善される。 キーワード 銅、哺乳期子豚用飼料、軟便、炭、乳酸菌、ブタ
背景...