微生物殺虫剤ボーベリア・バシアーナ乳剤の野菜類うどんこ病防除効果
要約 微生物殺虫剤であるボーベリア・バシアーナ乳剤は、キュウリ、トマト、ナス、イチゴ、メロンのうどんこ病に対して高い防除効果を示す。本剤は、野菜類うどんこ病への適用拡大が認可され、野菜類において同病...
要約 近赤外分光法(非接触の拡散反射測定)を用いてトマト糖度を非破壊計測する場合、説明変数として766、872、882、904nmを採用している従来法は、大きな誤差を発生することがある。説明変数として856、876、902n...
要約 島根型養液栽培システムは、5年以上連用が可能なヤシガラ主体の有機質培地を用いており、培養液ECを高精度に制御でき、排液中の肥料成分を少なくできる。 キーワード 養液栽培、果菜類、環境保全、有機質培...
要約 長崎型イチゴ高設栽培システムを用いたメロン栽培における基肥施肥量は株当たりN成分9gで体内窒素濃度が生育後期まで安定し、ネットの美しい、高糖度の果実が得られる。また、環境保全の観点からも基肥施肥...
要約 長崎型イチゴ高設栽培システムを利用したメロンの隔離床栽培において二次ネット発生期以降の潅水量は、ネット完成後の早い時期から制限する必要はない。開花後45~50日から潅水量を晴天時で株あたり1L程度に...
要約 イチゴの高設ベンチ上でメロン植物体を懸垂誘引することにより、高さ制限のある施設内でもアールス系メロンの栽培が可能となる。懸垂誘引では、生育・作業上の理由から、ベッド上30cmで茎を下向きに折り曲げ...
要約 遮根シートで水流と根圏を区分し、根が水中に伸びられるように改良した底流循環型の毛管水耕装置でスイートピーを栽培すると、初期生育が旺盛で出荷期が前進し、切り花品質も向上する。 キーワード 底流循環...
要約 隔離床を利用したメロン「ベネチア初春」の促成栽培における灌水量は、一次ネット発生期に1日あたり2L/株、二次ネット発生期に1日あたり2~3L/株を目安に行うことにより果重1.5kg以上で、ネットなどの外観が...
要約 共同直売所では季節感の演出が必要である。そこで特定の季節に品揃えが必要な季節品目のチェックリストを作成した。 背景・ねらい 共同直売所においては、日常消費的な野菜の品揃えも大事であるが、季節感の...
要約 長崎県型イチゴ高設栽培システムの栽培漕及び培土を利用し、メロンの栽培を行うと、栽培期間が短縮され、果肉が締まった、糖度が全体的に高い果実の生産が可能である。長崎県総合農林試験場・野菜花き部・野...
卸売市場におけるメロン・スイカ・イチゴ・トマトの品質評価重要度
要約 メロン、スイカ、イチゴ、トマトを対象に、関東、東海、関西の卸売市場における品質評価基準の重要度を分析したところ、甘味の重要度が高い。また、卸売市場間での評価基準重要度の差異も認められることから...
底流循環型毛管水耕による寒冷地でのメロン夏作栽培とイチゴ促成栽培の施設周年利用技術
要約 遮根シートで水流と根圏を区分し、根が水中にも伸びられるように改良した底流循環型の毛管水耕装置は、寒冷地において、メロン夏作栽培とイチゴ促成栽培の組み合わせによる同一施設の周年利用体系が採用でき...
要約 イチゴの収量を低下させずに糖度を高く保つための耕起深度やかん水量は、60cmの深耕とPF1.6程度の多かん水が良く、特に3~4月にかけての糖度の低下を抑えることができる。 背景・ねらい イチゴ栽培において...
要約 自作農的家族経営の農地、労働力等の生産要素保有状況と経営目標を農(土)地純収益に組み込んだ複合所得概念を構築し、主に関東地域で栽培、飼養されている142作目・類型の複合所得と農地価格利回りを求...
要約 農業試験場において、転換畑でのハウスおよび露地畑を年2回利用する野菜の新作型体系を確立したのに合わせ、新技術体系の経済性を試算し、これを導入する経営計画を行い、期待される所得を明らかにした。 背...