要約 淡色黒ボク土において、地下に埋設した遮水シート溝式地下灌漑システムを用いてホウレンソウを栽培する場合、灌水開始目安は地下20cmの土壌水分pF値2.2、1回あたり灌水量を15t/10aとして灌水すると、ホウレ...
要約 本法は、調査対象の土壌断面に対して、2cm×4cmの窓を開けた調査板をあて、窓内に観察された根の本数を目視で計数する方法である。栽培現場で適用可能で、迅速に測定でき、測定結果の個人差が少ない。 ...
要約 淡色黒ボク土において、地下30cmに埋設した遮水シート溝式地下灌漑システムを用いて給水すると、給水管直上から水平距離50cmまでは速やかに水が移動し、75cm地点でもレタスの生育に十分な土壌水分を維持でき...
トマトの養液土耕栽培におけるリン酸無施肥がリン酸収支に及ぼす影響
要約 トルオーグリン酸60.5mg/100g乾土の灰色低地土を用いた養液土耕栽培では、リン酸無施肥の影響は茎葉のリン酸含量低下だけで、収量に影響はなく、土壌からのリン酸供給量で十分生育する。一方、慣行施肥での...
要約 トマトの夏季育苗において、熱線遮断フィルムを展張した育苗ハウスは、農業用ビニルに比べ昇温が抑制されほぼ外気温並みとなり、苗の葉温および培地温も低くなる。また、第1花房の着花節位が下がるため定植...
要約 「作付時期・面積推定モデル」や「水田水利用モデル」の特徴的要素を持つ分布型水循環モデルである。取水量、土壌水分量、実蒸発散量等の諸量が任意の時点・地点で推定でき、農地利用や水田水利用の変化が...
要約
水田内を移動しながらスクミリンゴガイを拾い取る捕獲方法に比べ、水田内や水田周囲に設置した野菜トラップに集まった貝を拾い取る方法は、短時間で貝を捕獲でき効率的である。
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要約
牛ふん堆肥を用いたアールスメロン栽培において土壌養分を集積させない養分管理のための圃場カルテ
要約 作付前土壌および牛ふん堆肥の加里含量から土壌診断基準値以下になるように堆肥施用量を決定し、堆肥、土壌の可給態窒素および無機態窒素から施肥窒素量を求める圃場カルテを用いる施肥は、同一圃場で牛ふん...
要約 カドミウムの高集積植物であるアブラナ科植物「ハクサンハタザオ」をカドミウム含有土壌地で栽培し、土壌中のカドミウムを植物体中に高濃度で吸収することにより、汚染土壌を効率的に浄化する。 キーワー...
自動灌水装置を用いた水分制御による半促成栽培トマトの高糖度化
要約 カーネーションの2年切り栽培において、1年間栽培した株を1回で切り返すのではなく、 2回に分けて草丈を段階的に低く切り返す、あるいは側枝を半分ずつ2回に分けて切り返すことにより、 高温時でも生存...
砂質土壌でのピーマン栽培における溶脱窒素量低減のためのかん水施肥法
要約 砂質土壌における施設ピーマン栽培において、点滴かん水チューブによるかん水同時施肥や肥効調節型肥料の利用により、収量を維持しながら施肥窒素量と溶脱窒素量を低減することができる。 キーワード 施肥、...
要約 花壇苗生産にはデンプン25%含有PBSポットが適しており、底面中央の穴に加え底面角に4個穴のあるポットが定植後の活着がよい。育苗用土は調整ピートを用いるとポットの分解がコントロールし易い。分解に...
要約 カラーピーマンのかん水同時施肥栽培において、時期別のかん水量を制御し、窒素施肥量を3割減肥で管理すると葉柄汁液中の硝酸態窒素濃度が1100~2000ppmで推移し、慣行栽培を上回る収量を確保できる。また、...
要約 「秋音色」を早植栽培(5月中旬移植)すると、春キャベツとの栽培体系が可能である。その場合、疎植栽培が有効であり、施肥は残さ物の窒素発現を考慮し、基肥及び晩期穂肥を省略しても慣行栽培並みの収量が...
トマトの雨よけ栽培におけるセル成型苗による隔離床かん水同時施肥栽培
要約 トマトの雨よけ栽培における隔離床で、かん水同時施肥栽培を行うと、セル成型苗を直接定植しても、慣行の土耕栽培に比べ生育制御が容易になり、収量、品質が向上する。 キーワード トマト、雨よけ栽培、かん...
要約 本灌水法は、イチゴ育苗において、不織布を小型成型トレイ上部に置き、点滴チューブで不織布を 介して植穴に直接灌水を行うものであり、水滴の飛散がなく、イチゴ炭疽病の蔓延を防止でき、均一な 灌水及び慣...
夏秋トマト養液土耕栽培における土壌水分センサを用いた精密灌水制御
要約 土壌水分張力(pF)センサを15cmの深さに埋設して、pF値を2.1から2.8に設定し、施肥後、午前7時~午後2時に灌水する。pF値測定を30分間隔、1回の灌水量を100~150mL/株とすることでで、トマトの生育ステ...
要約 気象観測データおよび予測データを用いて農作物生育予測情報、深水管理情報等の情報を発信するウェブシステムは、GISソフトウェアにより任意の地域の情報を提示し、生産関係者が農業気象災害軽減のための栽...
要約 1原液タイプの隔離床用肥料を利用することによって、隔離床を用いた高糖度トマト生産において、既存の養液土耕用給液装置を改変することなく葉の黄化が防止できる。また、イチゴの養液栽培では、養液供給装...