要約 ネギ属遺伝資源を長期間安定的に保存できる技術である。ネギ属茎頂に処理液で脱水耐性を付与した後、風乾で脱水し-80°C冷凍庫で急速冷却すると、一年間保存後の再生率は液体窒素を用いた超低温保存品と大差...
要約 京都府におけるネギハモグリバエの土着捕食寄生バチは、コガネコバチ科の Halticopter a circulus (Walker)、ヒメコバチ科のPnigalio katonis (Ishii)、イサエアヒメコバチ、Chrysocharis pentheus (Walke...
要約 ネギハモグリバエの殺虫剤感受性は、25℃長日条件(15L9D)下で各種薬液にネギ葉身部を浸漬処理することで室内で検定できる。その結果、幼虫が高い感受性を示した殺虫剤はCVP乳剤、チオシクラム水和剤、シロマ...
ネギ類由来のスルフィドよる褐変抑制及びアクリルアミドの生成抑制
要約 ネギ属野菜から生成するスルフィド類には、高温加工食品におけるアクリルアミドの 生成を大幅に低減する作用、カットレタスやカットリンゴの酵素的褐変を抑制する作用及び糖とアミノ酸による非酵素的褐変を...
秋咲きアリウム属種間雑種の切り花用新品種「ハイブリッドアリウム1号」
要約 子房培養により作出したラッキョウとヤマラッキョウとの種間雑種の中から、花茎がラッキョウより太く長く、花球が大きく、小花数も多い切り花用秋咲きアリウム「ハイブリッドアリウム1号」を育成した。 背...
ギョウジャニンニクに発生した新病害、白色疫病とすすかび病(新称)
要約 ギョウジャニンニクで2種の新病害の発生が確認された。1つは融雪後3月下旬頃から発生し、葉に白色の比較的大きな病斑を形成するPhytophthora porriによる白色疫病であり、2つ目は5月上旬より発生し、...
要約 子房培養により作出したラッキョウとネギとの種間雑種の中から、ラッキョ ウよりやや小粒で分球が多く、1株重が重い豊産性の系統を選抜し、育成した品種で ある。炒め物、揚げ物など加熱調理に適する。 背...