相対飼料価を指標としたアルファルファサイレージの成分品質評価
要約 相対飼料価(RFV)は、単播アルファルファのロールベールラップサイレージの品質評価にも準用でき、RFV150前後の粗蛋白質含量(CP)は約20%となる。また、草丈70~80cmで刈取ることでCPの高い高品質サイレー...
アルファルファ単播草地の生産性及びサイレージ品質と乳牛への給与効果
要約 アルファルファ単播草地は、造成後4年目まで粗蛋白質含量を約20%、年間乾物収量を800kg/10a以上を維持できる。アルファルファ収穫作業時の車輪踏圧を軽減するため、省力的なロールベール運搬・密封機を開...
要約 一年生メディカゴ属牧草の、バーレルメディックとスフィアメディックは、アルファルファの造成初年目の乾物収量より高い収量が得られる可能性が高く、北海道の畑作地帯での飼料利用が期待できる草種である。...
要約 第一胃分解性の異なる、でん粉質飼料2種類(トウモロコシと大麦)、蛋白質飼料2種類(大豆粕と魚粉)の産乳効果を検討したところ、でん粉質飼料ではトウモロコシの方が採食量、乳蛋白生産量が高く、蛋白質飼...
乳牛の反芻胃を通過する粗飼料粒子の大きさは草種によって異なる
要約 アルファルファとトウモロコシサイレージはイネ科牧草に比べ、大きな粒子で反芻胃を通過する。消化パターンはアルファルファが反芻胃内で細胞内容物が速やかに消化されるのに対し、イネ科牧草では細胞内容物...
要約 有色かんしょ粕は、乾物中の可溶無窒素物およびTDN含量がそれぞれ93、81%で、ビートパルプまたはアルファルファーミールを混合することにより、日乳量30kg程度の泌乳牛用TMR(混合飼料)の配合原料とし...
帰化雑草ハルザキヤマガラシの東北水田地帯における分布と拡散経路
要約 ヨーロッパ原産の帰化雑草ハルザキヤマガラシは、東北全県に広く分布し、定着している。種子の3割程度は2年間の水中貯蔵後も発芽力を有し、河川や用排水路が拡散経路の一つである。 背景・ねらい 近年、輸...
低圧式フォレージマットメーカーで圧砕したアルファルファの乾燥促進効果
要約 低圧式フォレージマットメーカで圧砕したアルファルファの乾燥速度は、蒸発散位を指標とした場合、縦軸回転式テッダレーキで2~4回スワス転草した圃場予乾法と同程度である。さらに、目標水分に達するまで...
要約 寒地畑作地帯の秋播き小麦刈り跡地へ、アルファルファを部分耕バンドシーダで簡易耕しながら施肥播種することにより、翌年は3回刈りで10a当たり年間900kg前後のアルファルファ乾物収量が得られる。 背景・...
アルファルファにおけるアルミニウムストレスに対応した有機酸分泌の特性
要約 アルミニウムストレスに応答し、アルファルファ幼苗が根から分泌する有機酸量には品種・系統間差が見られた。分泌量はストレス負荷後、一定の誘導時間を経て増加し、主な有機酸種は幼苗から生長するに伴いク...
温暖地でアルファルファと混播できる越夏性ライグラスの育種素材
要約 ライグラス類及びフェストロリウムを越夏性等について選抜及び交配を繰り返し、越夏性に優れたライグラス5栄養系を選抜した。これらの後代系統は、温暖地でアルファルファ「ナツワカバ」と混播して2年以上...
要約 アルファルファ「SR58-9」は、菌核病抵抗性が極めて強い系統であり、遺伝性も高い。温暖地向け品種育成において必要な菌核病抵抗性の導入育種母材として利用が期待できる。 背景・ねらい
アルフ...
要約 アルファルファ「ネオタチワカバ」は、耐湿性、アブラムシ抵抗性、菌核病抵抗性が強い耐倒伏性品種であり、永続性も高い。収量性はタチワカバよりやや高く、関東以西の温暖地でタチワカバに替わる新品種とし...
要約 除草剤処理同日播種法によるアルファルファ単播草地の造成において、グラスシーダの前部に装着した表層破砕装置で、播種床の表層を深さ約1cmで破砕することにより、アルファルファの出芽・定着が向上する。 ...
泌乳初期乳生産における食品製造副産物に由来する繊維の有効利用
要約 TMR中に食品製造副産物を6割混合した場合でも、NDF含量、非分解性蛋白質割合および粗脂肪含量に留意して、製造副産物中の繊維を活用することにより、牛の消化生理を損なうことなく低コストな乳生産を実現で...
緑汁発酵液添加によるアルファルファサイレージの発酵品質と牛の窒素利用性の改善
要約 アルファルファロールベールサイレージ調製時に緑汁発酵液(FGJ)を材料生草量の0.2~0.4%(v/w)添加することで、サイレージ品質、牛における繊維成分の消化率および窒素利用性が改善される。 背景・ねらい...
温暖地でアルファルファと混播できる越夏性ライグラスの育種素材
要約 ライグラス類及びフェストロリウムを越夏性等について選抜及び交配を繰り返し、越夏性に優れたライグラス5栄養系を選抜した。これらの後代系統は、温暖地でアルファルファ「ナツワカバ」と混播して2年以上採...
マメ科牧草リビングマルチを利用したスイートコーンの無除草剤栽培
要約 シロクローバをリビングマルチとして利用することにより、除草剤無しでスィートコーンの不耕起栽培が可能であり、慣行栽培と同等の収量及び品質が確保できる。 背景・ねらい 我が国の畑作においては、農薬や...
低圧式フォレージマットメーカで摩砕したアルファルファの乾燥促進効果
要約 低圧式フォレージマットメーカで摩砕したアルファルファの乾燥速度は、蒸発散位を指標とした場合、縦軸回転式テッダレーキで2~4回スワス転草した圃場予乾法と同程度である。さらに、目標水分に達するまで...
要約 高品質飼料である単播アルファルファを、畑地型酪農経営に導入するための条件は、アルファルファの利用単収(乾物)は750kg/10a以上、乾物あたりCP(粗蛋白質)割合は15%以上、生産費用はチモシーの1.2倍以内で...