TYLCVのトマト、中玉トマトおよびミニトマト品種に対する感染性
要約 トマト黄化葉巻病の病原ウイルスTYLCV(Tomato yellow leaf curl virus)は、国内市販のトマト、中玉トマト、ミニトマト50品種に感染する。 キーワード TYLCV、トマト、中玉トマト、ミニトマト、黄化葉巻病 ...
そうか病抵抗性が“強”の生食用ばれいしょ新品種候補系統「北育7号」
要約 ばれいしょ「北育7号」は、中生の生食用系統である。そうか病抵抗性は“強”で、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を持つ。収量性は「男爵薯」よりも高い。また塊茎の目が浅く形がよい。煮崩れが...
要約 抵抗性馬鈴しょ品種を1作することにより、土壌中のジャガイモシストセンチュウ密度 は平均 80 ~ 90 %減少する。しかし、植え付け時の線虫密度が 10 卵/ g 乾土以上で減収する品 種がある。畑の線虫密度に応...
要約 抵抗性馬鈴しょ品種を1作することにより、土壌中のジャガイモシストセンチュウ密度は平均80~90%減少する。しかし、植え付け時の線虫密度が10卵/g乾土以上で減収する品種がある。畑の線虫密度に応じて抵...
要約 分生子懸濁液(濃度107CFU/ml)にサトイモ多芽体苗の根を浸漬し、25~30℃で30日間栽培後に、芋の生育調査または切断して発病を調査することで、抵抗性が検定できる。 キーワード サトイモ、乾腐症、萎凋病、...
メロンうどんこ病菌レース1およびN1抵抗性母本‘P29’の育成
要約 うどんこ病罹病性の優良アールス系母本と抵抗性母本WMR29を交雑して、うどんこ病抵抗性系統を選抜し、自殖により育成した母本が‘P29’である。 キーワード メロン、うどんこ病抵抗性、母本、交雑育種、WMR29<...
要約 キャベツ由来の萎黄病抵抗性を有するコマツナ‘YR江戸川’(東京農試育成)と市販品種の自殖選抜系統とを交雑し、F1品種‘01試交12’を育成した。本品種は、萎黄病に強く軟弱徒長しにくいため、夏まき栽培(UVカ...
黒ポリエチレンフィルムを利用した簡易太陽熱土壌消毒によるレタイビッグベイン病の予防技術
要約 2作取りレタス栽培において、8月中旬から黒ポリエチレンフィルムを用いて約50日間被覆し、被覆を維持したままで、不耕起で栽培すれば、レタスビッグベイン病の被害を2作にわたって軽減することができる。...
ピーマンにおけるPMMoV抵抗性遺伝子(L4)に連鎖したSCARマーカー
要約 トウガラシDNAを20merのプライマーセット(AP-7/8)でPCRをすると、PMMoV抵抗性のL4遺伝子と密に連鎖したDNA断片(WA31-1500S)が増幅される。このDNA断片はL4遺伝子を有するPMMoV抵抗性個体選抜のDNAマーカー...
要約 レタスビッグベイン病に対する抵抗性には品種間差が認められた。クリスプヘッド型品種の抵抗性の程度は、発病関連ウイルスの検出時期と対応している。バターヘッド、コス、ステム、赤色系リーフ型では、栽培...
要約 ナス栽培種の台木用固定品種‘台三郎’を育成した。青枯病抵抗性は‘台太郎’より強く、半枯病に対しては同等の強度抵抗性を有する。草勢は‘台太郎’より強く、接ぎ木個体の収量性は‘台太郎’台と同等である。 キ...
ハクサイ根こぶ病抵抗性個体を選抜可能なマイクロサテライトマ−カ−
要約 開発したハクサイ根こぶ病抵抗性遺伝子座に連鎖したマイクロサテライトマーカー2種類は異なる病原菌レースに対応しており、抵抗性個体を効率的に選抜することに利用できる。 キーワード マイクロサテライト...
要約 トマト栽培種の品種間でトマトサビダニの寄生数および被害の発生に有意な差がある。近縁種にはトマト栽培種と比較して寄生数が少なく被害程度が低いものが多く、トマトサビダニがほとんど寄生できないものも...
要約 硬化した成葉にチャ炭疸病菌を付傷接種し、オアシス育苗形成培地を使用した実験系で2週間培養すると、炭疸病拡大抵抗性の差異に基づく病斑が形成され、抵抗性を4段階に評価できる。 キーワード チャ、チャ炭...
要約 レタス「長・野28号」はレタス根腐病レース1抵抗性品種として、世界で初めて育成された。この球レタス品種は、レタス根腐病の発病盛期である7月下旬に定植可能な抵抗性及び晩抽性を有する。 キーワード レ...
要約 隔離温室で行う組換えイネのいもち病抵抗性検定では、特殊な施設環境と組換えイネ特有の反応を考慮した方法が必要である。いもち病抵抗性検定は、接種15~21日後に行い、発病指数に基づく調査に加え病斑型も...
要約 ホウレンソウべと病菌(Peronospora farinose f. sp. spinaciae)に新たなレースが発生し、日本各地への広がりが確認された。‘エーデルワイズ’、‘躍太郎’、‘勇太郎’、‘マジック’の4品種は、レース3、4、新レ...
要約 次作に対する肥効、菌根菌感染、根粒菌着生、ネグサレセンチュウ発生抑制から、エンバク(野生種)はダイズと、ヒマワリ、マメ科緑肥はタマネギ、トウモロコシと、シロカラシ、マメ科緑肥はテンサイと組み合...
早掘りに向くでん粉原料用ばれいしょ新品種候補系統「北育5号」
要約 ばれいしょ「北育5号」はでん粉原料用系統で、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性をもつ。早掘り収穫のでん粉重は「コナフブキ」並で、「コナフブキ」よりも枯凋期が一週間ほど早い。でん粉品質は「コナフブ...
プラスチックカップによるジャガイモシストセンチュウ抵抗性の新検定法
要約 小型の蓋付き透明プラスチックカップに検定イモと少量の殺菌土を入れ、ジャガイモシストセンチュウのシスト数個を接種した後、暗黒で20℃に保管することによって、感受性で約1カ月頃から線虫が確認できる極め...