要約 1.25%の水酸化カリウム溶液をカンショでん粉に滴下して検鏡するアルカリ溶解検鏡法により、糊化開始温度が異なる2つのタイプのでん粉(低温糊化性型、通常型)を容易かつ迅速に判別することができる。 キーワ...
紫サツマイモのORAC値は高く、DPPHラジカル消去活性と高い正の相関を示す
要約 紫サツマイモ「アヤムラサキ」「ムラサキマサリ」「アケムラサキ」は他の肉色(白、黄、橙)のサツマイモ品種と比較して、ORAC値が約10倍高い。紫サツマイモのORAC値はDPPHラジカル消去活性と高い正の相関を示...
要約 「媛かぐや」は「筍芋」と「唐芋」のジベレリンによる開花処理・交雑と胚培養を利用して育成したサトイモ新品種である。親いもの形状は紡錘型で、重さは約1.4kgと大きく、粉質で糖濃度の高い親子兼用サトイ...
要約 「女早生」の新生いもの肉部組織をカルス培養を利用して個体を作出、選抜を行い、育成した「愛媛農試V2号」は、「女早生」と比較して、草丈が若干高く、葉柄長が若干長く、子・孫いも収量が、1株当たり約...
要約 糖度が高く、果実品質が優れ、大果系で省力的な促成栽培用のイチゴ新品種「熊研い548」を育成した。 キーワード イチゴ、促成栽培、糖度、大果、省力、新品種 背景・ねらい 熊本県のイチゴは、ここ数年作付...
プラスチックカップによるジャガイモシストセンチュウ抵抗性の新検定法
要約 小型の蓋付き透明プラスチックカップに検定イモと少量の殺菌土を入れ、ジャガイモシストセンチュウのシスト数個を接種した後、暗黒で20℃に保管することによって、感受性で約1カ月頃から線虫が確認できる極め...
要約 イチゴ新品種「サンチーゴ」は、炭そ病抵抗性を持ち、大果で収量が多く、果実品質が極めて優れた促成栽培用品種である。果実は、食味が良好で、ビタミンC含量が高く、「女峰」に匹敵する硬度を持ち、整った...
サツマイモネコブセンチュウ2系統に対するカンショ主要品種の抵抗性
要約 サツマイモネコブセンチュウ西合志系統と都城系統のカンショ主要品種での増殖率は、品種間および線虫系統間で大きく異なる。ミナミユタカ等9品種は両系統に対し増殖率1倍以下の抵抗性強、農林2号等3品種は西...
要約 広島菜(Brassica campestris)の葯培養は、1核期前期の未熟花粉を含む葯を、生長調節物質を含む修正B5培地に置床し、35℃1日間の前処理後、25℃暗黒下で培養すると、効率的に不定胚を形成し、植物体再生が...
要約 不定胚または不定芽培養系で再生した個体の後代から果実の低温肥大性を有する変異個体の選抜ができる。即ち、低温発芽性で1次選抜し、その中から低温肥大性を有する個体の選抜を行えば、育種素材のその他の...
要約 「守口ダイコン」の小胞子培養で胚様体を誘導する技術を開発し、これを植物体に養成し順化・鉢上げした後、自殖することで完全固定系統を作出することができ、これを活用した F1育種が可能になった。 背景・...