サツマイモネコブセンチュウの増殖を抑制するstrigosaエンバク「テララ」
要約 「テララ」は、キタネグサレセンチュウの密度低減効果を持つとともに、サツマイモネコブセンチュウの増殖を抑制する。暖地では、9月上旬播種で年内に出穂し、出穂程度は夏播き用極早生エンバク品種と同程度...
キタネグサレセンチュウを抑制し、夏播きで多収なstrigosaエンバク品種「リッキー」
要約 「リッキー」は、キタネグサレセンチュウの密度低減効果を持ち、出穂が既存品種より早く、北海道においては8月播種で安定して多収である。九州では、9月上旬播種で年内に出穂し、夏播き用極早生品種と同程度...
要約 病害抵抗性反応が誘起されたタバコから青枯病を抑える物質としてジテルペン化合物である「スクラレオール」と「cis-アビエノール」を単離した。これらの物質を与えると、トマトは青枯病、タバコは...
飼料作物病害標本データベースの作成と飼料作物病害図鑑による公開
要約 畜産草地研究所で保管する飼料作物病害さく葉標本の病名、採集地等の情報をデータベース化し、これをインターネット版飼料作物病害図鑑で公開する。この図鑑には主要病害の病徴、病原菌、生理・生態および防...
要約 イネの遺伝子を発現させたシロイヌナズナをスクリーニングする手法(FOXハンティング)を用い、複数の病害に対する抵抗性を付与する遺伝子BSR1をイネから発見した。BSR1は、双子葉植物のシロ...
生物防除微生物Pythium oligandrumによるトマト青枯病の抑制機構
要約 Pythium oligandrumはトマトの根圏に定着しやすい特性を有しているが、この根圏定着性による競合作用で直接的にトマト青枯病菌の根圏からの感染を抑制するのではなく、根圏定着による抵抗性誘導によりトマト...
要約 水稲「なすひかり」は、早生の早に属する粳種である。耐冷性が強く、「ひとめぼれ」より耐倒伏性が優れ、千粒重はやや重くやや大粒で安定した収量が得られる。米飯は「ひとめぼれ」より味・外観・総合評価で...
我が国独自の組換え技術を統合した安心な複合病害抵抗性組換えイネの作出法
要約 導入遺伝子を可食部で働かせない技術、イネ遺伝子を使った組換え体の選抜技術および野菜由来のディフェンシン遺伝子などの遺伝子組換え技術を統合することで、安心に配慮し複合病害抵抗性が付与された組換え...
我が国独自の組換え技術を統合した安心な複合病害抵抗性組換えイネの作出法
要約 導入遺伝子を可食部で働かせない技術、イネ遺伝子を使った組換え体の選抜技術および野菜由来のディフェンシン遺伝子などの遺伝子組換え技術を統合することで、安心に配慮し複合病害抵抗性が付与された組換え...
抗菌性ラディシンの大腸菌による発現とヒト培養細胞のへの影響評価
要約 カイワレダイコン由来の抗菌性ラディシンを融合タンパク質として大腸菌内で大量に作らせることができる。融合タンパク質から分離、精製したラディシンはヒトの培養細胞には毒性を示さない。 キーワード 抗菌...
要約 隔離温室で行う組換えイネのいもち病抵抗性検定では、特殊な施設環境と組換えイネ特有の反応を考慮した方法が必要である。いもち病抵抗性検定は、接種15~21日後に行い、発病指数に基づく調査に加え病斑型も...
要約 アブラナ科野菜由来のディフェンシン遺伝子およびその改変遺伝子を各々導入した組換えイネは、白葉枯病菌といもち病菌に対して複合病害抵抗性を示し、いもち病菌の各種レースに対しても非特異的である。複合...
イネ種子伝染性病害に防除効果のある糸状菌Trichoderma atroviride
要約 県内の植物根圏より分離したTrichoderma atroviride SKT-1株は、イネもみを胞子懸濁液に浸漬することにより、糸状菌病のばか苗病、細菌病のもみ枯細菌病、苗立枯細菌病に対し、従来の化学農薬と同等の防除効...
要約 水稲「なつしずか」は、成熟期が「ひとめぼれ」より8~10日早い極早生の粳品種であり、良食味でいもち病に強く、耐倒伏性、玄米外観品質が優れる。平成13年度より準奨励品種に採用し、早場米生産地域とレタ...
野菜由来の新規ディフェンシン遺伝子を導入したいもち病抵抗性組換えイネ系統
要約 アブラナ科野菜であるコマツナとキャベツから単離した新規ディフェンシン遺伝子およびそれらの改変遺伝子を良食味イネ品種「どんとこい」に導入した組換え体は、強いいもち病抵抗性を示し、抵抗性は後代に遺...
野菜由来の新規ディフェンシン遺伝子を導入したいもち病抵抗性組換えイネ系統
要約 アブラナ科野菜であるコマツナとキャベツから単離した新規ディフェンシン遺伝子およびそれらの改変遺伝子を良食味イネ品種「どんとこい」に導入した組換え体は、強いいもち病抵抗性を示し、抵抗性は後代に遺...
キャベツ後作水稲の打込み式湛水土中点播栽培に適する良食味水稲品種
要約 キャベツ後作で窒素量が多い圃場条件において、湛水土中点播栽培に適する水 稲品種は、苗立ち率、倒伏程度、いもち病、収量、検査等級および食味から総合的に判断して「どんとこい」が最も有望で、次いで「...
要約 わさびから、逆転写PCR法により抗菌性タンパク質遺伝子を単離した。この遺伝子を、モデル植物のたばこに導入して、灰色がび病抵抗性を確認した。 背景・ねらい 遺伝子組換えにより植物に耐病性などの優良形...
転換畑使用敷わら(稲わら)と本田初発由来のいもち病菌の類似性
要約 転換畑(スイカ栽培)で稲わらを敷わらとして利用している場合、敷わら作業が完了したほぼ1ヶ月後でもいもち病菌の胞子を形成する稲わらが見つかる。敷わら上のいもち病菌と遺伝子型が同一で、敷わらより飛散...
早生、大粒、多収の酒造好適米水稲新品種系統「岩手酒52号」の育成
要約 水稲「岩手酒52号」は、早生、大粒、多収の酒造好適米系統である。本系統の醸造特性及び酒質は「美山錦」と同等であり、酒用原料米として有望である。岩手県で奨励品種に採用した。 背景・ねらい 岩手県中北...