中早生で長期貯蔵性の優れるポテトチップ用バレイショ新品種「しんせい」
要約 「しんせい」は、枯ちょう期が中早生で、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有する。チップ加工適性が優れ、収穫時期から翌年6月までの長期貯蔵でもチップカラーの低下が少ない。国産原料が不足する2月から...
要約 土壌・種イモ伝染性で難防除なショウガ青枯病の防除技術体系を開発・確立した。本体系は、病害発生時、圃場対策、種イモ対策の主に3つの場面に分けて、青枯病の診断および汚染程度に応じた防除対策を行う。 ...
要約 イネの病害抵抗性遺伝子BSR2を遺伝子組換えによって導入し、高発現させることにより、4種の重要病害(灰色かび病、苗立枯病、青枯病、斑葉細菌病)に抵抗性を示すトマトを作出できる。 キーワード トマト、病...
青枯病抵抗性台木は発病株からの青枯病菌の土壌への移動を減らす
要約 青枯病抵抗性品種を台木として用いた接ぎ木トマトは、感受性品種の自根や台木に比べ、青枯病を発病した株から病原細菌が土壌へ移動する割合と移動量を減少させる。 キーワード 青枯病、トマト、抵抗性台木、...
要約 アミノ酸の一種であるL-ヒスチジンをトマトの根部に処理することにより、難防除病害である青枯病の発病が抑えられる。L-ヒスチジンは青枯病菌に対す...
土壌病虫害複合抵抗性台木用トウガラシ品種候補、トウガラシ安濃交3号
要約 トウガラシ安濃交3号は、疫病、青枯病、ネコブセンチュウに強度抵抗性を示し、トバモウイルス抵抗性遺伝子としてL3を持ち、穂木...
要約 高接ぎ木法は、地際から7-10cm程度の高位置で接いだ苗を利用したナス青枯病抑制手法で、慣行接ぎ木よりも発病株率が低下する。高接ぎ木と慣行接ぎ木と収量、品質等に違いはみられない。 キーワード ナス、高...
要約 多段接ぎ木法は、台木にナス半身萎凋病、トマト褐色根腐病強度抵抗性及び中度の青枯病抵抗性を持つ品種、中間台木に青枯病強度抵抗性品種を接いだ苗を利用した複合土壌病害防除技術である。慣行接ぎ木と生育...
要約 高接ぎ木ピーマン栽培は、地際から約10cmの高い位置で接いだ苗を利用した青枯病防除技術で、慣行接ぎ木よりも高い発病抑制効果がある。また、慣行接ぎ木と収量、品質等も同等であり栽培上の問題はない。 キ...
ナス科対抗植物の短期間栽培によるジャガイモシストセンチュウ密度低減
要約 ナス科のSolanum peruvianumまたはハリナスビを、休閑緑肥として初夏に1kg/10a播種して60~80日間栽培すると、圃場のジャガイモシストセンチュウ密度は20%以下に...
MPN-PCR法による土壌中からの青枯病菌の高感度かつ定量的検出手法
要約 スキムミルク溶液による土壌からの青枯病菌の分離と抗生物質を含む培養用溶液による増菌を用いたBio- PCR法と最確数(MPN)法を組み合わせることにより、乾土10gあたり約3個から病原細菌を検出・定量できる。 ...
要約 生産地で深刻な被害をもたらすトマトやナスの土壌病害に対して、発病を抑制する効果が見出された微生物株の培養から植物体への処理までの手順と抑制効果の実例等を取りまとめたマニュアルを公開しました。こ...
疫病・青枯病複合抵抗性台木用トウガラシ品種候補、安濃交1号および安濃交2号
要約 トウガラシ安濃交1号と安濃交2号は、疫病と青枯病に強度の抵抗性を有する。トウガラシ安濃交1号はトバモウイルス抵抗性遺伝子(L遺伝子)としてL4を持ち、安濃交2号は持たない。...
要約 有機質肥料活用型養液栽培は、硝化特性に優れた微生物生態系を用いることで有機質資源を肥料として利用する新規栽培法である。青枯病菌や根腐萎凋病菌が培養液中に混入しても環境が適さないため増殖しない。...
要約 病害抵抗性反応が誘起されたタバコから青枯病を抑える物質としてジテルペン化合物である「スクラレオール」と「cis-アビエノール」を単離した。これらの物質を与えると、トマトは青枯病、タバコは...
要約 本法は、欠損標的遺伝子の前後部分をPCRによって増幅・結合させてから環状化し、野生株に形質転換して相同組換えによる遺伝子欠損を誘発させるもので、遺伝子欠損株は、PCRを用いた姉妹選抜法により選抜する...
トマト台木品種LS-89の青枯病抵抗性関連遺伝子の網羅的探索
要約 トマト台木品種LS-89の茎部では青枯病菌の感染に伴い140以上の抵抗性関連遺伝子が発現する。高発現したグルカナーゼ、リグニン合成等の遺伝子は他の抵抗性品種でも同様に発現する。本解析データは台木品種の...
品種特性データの操作性が向上した系譜図作成ソフトウェア;EvoTree PLUS
要約 系譜図自動作成ソフトウェア;EvoTreeを多種類の品種特性データ(文字列・数値)に対応できるデータ構造へ改変し、データの操作性・汎用性を高めた。改良したEvoTree PLUSはマニュアル・作物系譜データ等と共に...
要約 高接ぎ木法は、第2、3葉上で接いだ苗を利用したトマト青枯病防除技術で、子葉上の慣行接ぎ木よりも高い発病抑制効果がある。糖蜜等による土壌還元消毒との組み合わせで防除効果が持続できる。また、慣行と収...
シソ青枯病の二次伝染を防止する収穫機の刈刃殺菌のための効率的加熱手法
要約 加工用赤シソの収穫で問題となっている収穫機刈刃を媒体とした青枯病の二次伝染を防止するために開発した、刈刃押さえ板に電熱ヒータを組み込む加熱方式は、殺菌効果が得られる90℃以上に効率的に加熱でき、...