北東北地域の周年親子放牧実践農家における子牛の発育成績と親牛の繁殖成績
要約 北東北地域で周年親子放牧を実践している農家において、9ヵ月齢までの子牛の平均日増体量は、雄で1.07kg/日、雌で0.94kg/日で、冬期(12~2月)生まれの子牛と冬期以外の出生子牛との間に差はない。また親牛の...
カバークロップによる除染後傾斜畑での放射性セシウム流出抑制効果
要約 除染後傾斜畑にカバークロップを導入すると、管理耕起の場合に比べ、積算土砂流出量が1割以下、放射性セシウム流出量が2割以下に抑制される。 キーワード 放射性セシウム、除染後農地、侵食、カバークロップ...
要約 放棄された水田放牧草地はイネ科草種が繁茂し、それらを餌資源としてアカヒゲホソミドリカスミカメ等のカメムシ類が多発生する。 キーワード 水田放牧、水田、カメムシ類、虫害、イネ科牧草 背景・ねらい 水...
要約 水田放牧草地において、斑点米の原因となるカメムシ類など4目24種のイネとの共通害虫が認められるが、放牧草地周辺の水田における害虫の発生個体数は、放牧草地に近接していない水田と比較して、多くの分類...
要約 放牧草地の牧養力を維持向上するため、熟成堆肥の肥効と覆土効果を狙い、堆肥に牧草種子を混合し、掃除刈り後に散布する不耕起簡易草地更新技術について検討した。 キーワード 熟成堆肥、覆土効果、不耕起草...
無施肥下のリードカナリーグラス放牧草地の草量、消化率および家畜生産
要約 冷温帯におけるリードカナリーグラス放牧草地を無施肥で利用した場合の草量と消化率の季節変化が明らかになり、草地の家畜生産量を最大にする放牧期間は、育成牛3頭/haの場合には5-10月(6ヶ月)、育成牛4-5...
要約 旭川市内の山地酪農放牧草地の年牧草乾物生産量は、不耕起造成20年経過後も5.5t/haに維持されている。年間を通じて草高を10cm以下に保つ管理により、多種のイネ科牧草とシロクローバが高い植被率で維持され...
相対飼料価を指標としたアルファルファサイレージの成分品質評価
要約 相対飼料価(RFV)は、単播アルファルファのロールベールラップサイレージの品質評価にも準用でき、RFV150前後の粗蛋白質含量(CP)は約20%となる。また、草丈70~80cmで刈取ることでCPの高い高品質サイレー...
チモシー優占草地からケンタッキーブルーグラス優占草地への誘導法
要約 ケンタッキーブルーグラス(KB)優占草地を成立させる技術として、チモシー・KB混播草地を放牧しながらKB優占草地に誘導する方法を提示する。10cm程度の短い草丈で放牧する方法により造成後数年間でKB優占草地...
ケンタッキーブルーグラス・シロクローバ混播草地における植生の安定性と牧草生産性
要約 ケンタッキーブルーグラス(KB)とシロクローバ(WC)の混播草地は、定置放牧条件で、①季節生産性が平準であること、②WCの乾物重構成割合が10-40%の良好な水準で推移し、種組成も長期にわたり安定であることなど...
除草剤の播種前雑草処理を用いたケンタッキーブルーグラス放牧草地の造成法
要約 ケンタッキーブルーグラスを、除草剤の播種前雑草処理を用いて8月に30kg/ha播種し、ケンブリッジローラで鎮圧すると安定的に造成できる。この方法でシロクローバと混播すると、翌年7月からは毎月ヘクタール...
ケンタッキーブルーグラス・シロクローバ混播草地の放牧条件における植生の安定性と牧草生産性
要約 ケンタッキーブルーグラス(KB)とシロクローバ(WC)の混播草地は、定置放牧条件で、(1)季節生産性が平準であること、(2)WCの乾物重構成割合が10-40%の良好な水準で推移し、草種構成も長期にわたり安定である...
チモシー優占草地からケンタッキーブルーグラス優占草地への誘導法
要約 ケンタッキーブルーグラス(KB)優占草地を成立させるための技術として、チモシー・KB混播草地を放牧しながらKB優占草地に誘導する方法を提案する。10cm程度の短い草丈で頻繁に放牧する方法により造成後数年間...
除草剤の播種前雑草処理を用いたケンタッキーブルーグラス放牧草地の造成法
要約 ケンタッキーブルーグラスを、除草剤の播種前雑草処理を用いて8月に30kg/ha播種し、ケンブリッジローラで鎮圧すると安定的に造成できる。この方法でシロクローバと混播すると、翌年7月からは毎月ヘクター...
要約 畦畔植生の省力管理に利用可能な地被植物として、草高が低く、地被能力に優れる、シバザクラ類、ローマンカモミール、アークトテカなど24草種を選定した。 背景・ねらい 中山間の急傾斜地域では水田の基盤...
要約 草地植生が悪化し生産力が低下した放牧草地を、簡単な地表処理と追播の組み合わせにより簡易に草生回復を図るための更新技術を明らかにした。 背景・ねらい 放牧草地の多くは造成後かなりの年数が経過し、草...
成果の内容・特徴