オレンジ香で生食およびフレッシュジュースにも適したカンキツ「果のしずく」
要約 カンキツ「果のしずく」は1月下旬に成熟し、糖度11度、クエン酸含量1.0g/100ml程度で食味良好である。剥皮しにくいが、果肉が軟らかく多汁、オレンジ香で無核果の割合が高く、生果およびフレッシュジュース...
スダチにおける収穫前のジベレリン処理による低温貯蔵中の果皮緑色保持技術
要約
スダチにおいて、収穫前7~30日前のジベレリン10~50ppm処理は低温貯蔵中の果皮の緑色保持効果を高める。
キーワード スダチ、ジベレリン(GA)、貯蔵、果皮...
要約 8月上旬~9月上旬に、黒色化繊布でユズ果実を被覆すると、長期貯蔵中の果皮障害である 「こはん症」の発生を大幅に軽減できる。 キーワード ユズ、果皮障害、こはん症、黒色化繊布、果実被覆 背景・ねらい...
要約 徳島県内で枝変わりとして発見された「上板6号」は、果皮の緑色が濃く着色が遅い濃緑晩生系統で、従来のスダチ系統よりも貯蔵性が高く、1~3月に出荷できる長期貯蔵用品種として有望である。 キーワード ...
要約 8月下旬頃から12月まで、透湿性フィルムを地表面に対して80~90%の割合で被覆すると、果実肥大を抑制することなく糖度が0.5~1高い果実が生産できる。酸含量もやや高くなるが食味は優れ、長期貯蔵後のす...
冷温高湿貯蔵によるカボス、ニホンナシ、オウトウの長期鮮度保持
要約 冷温高湿度貯蔵では果実組織の水ポテンシャルや細胞膨圧が高く維持され、カボスの緑色保持、低温障害抑制、ニホンナシやオウトウの外観品質保持等に有効であり、これら果実を長期に鮮度保持できる。 キーワ...
要約 無加温ハウス栽培による晩生カンキツ「南津海」の収穫適期は、3月中旬~4月中旬である。安定した果実品質を得るためには、葉果比は15~30とする。果実は湿度80~85%、温度8℃程度の条件下で約50日の貯蔵が可...
要約 鮮度保持フィルムグレードB又は、キュウリ出荷用フィルムにM~L玉20果を入れ、開口部を折りたたんで包装し、摂氏5度の低温で貯蔵すると、内容成分などの減少が少なく4ヶ月程度の長期貯蔵が可能である。 キー...
要約 カンキツ「清見」は、乾燥予措を施さずに、温度5~6℃、相対湿度 98% 以上と する冷温高湿貯蔵により果皮障害が抑制され、5ヶ月以上の長期間、商品価値の高い外観及び食味品質を保持することができる。貯...
要約 スダチは収穫後10℃~20℃の温度下及び光の存在で果皮の脱緑が促進され品質が低下する。高温予措(30℃、18時間)と高ガス透過性袋(トリメチルペンテン系 パック)を組み合わせた貯蔵(5℃)により4か月程度の...
要約 トウモロコシ原料を主体とした生分解性フィルムで「清見」果実を包装することにより、果皮の貯蔵障害は軽減される。開孔フィルムによってその効果は安定する。 背景・ねらい ポリエチレンフィルム(LDP...
加温ハウス栽培のカンキツ「不知火」果実の予措・貯蔵温度と貯蔵性
要約 加温ハウス栽培のカンキツ「不知火」果実は、摂氏10~15度で予措することで果皮色及び糖度が高くなり、予措後果実をポリ個装し摂氏5度で貯蔵することで、減量が少なく貯蔵性が向上する。熊本県農業研究セン...