要約 小麦粉の一部を炊飯米(ごはん)で代替し、それ以外は一般的な製パン材料を加えることにより、風味・食感に優れたパンが製造できる。最適な置換率は30%である。 キーワード ごはんパン、炊飯米、米粉パン、...
スダチにおける収穫前のジベレリン処理による低温貯蔵中の果皮緑色保持技術
要約
スダチにおいて、収穫前7~30日前のジベレリン10~50ppm処理は低温貯蔵中の果皮の緑色保持効果を高める。
キーワード スダチ、ジベレリン(GA)、貯蔵、果皮...
要約 早期加温ハウススダチでは夏枝が自己摘芯した日に環状切り込み処理あるいは夏枝から二次枝が萌芽した日に環状切り込みとエチクロゼート散布の併用処理を行うと、二次枝の発生を抑制する効果が高く、加温後の...
エリオジクチオール及びその配糖体のアラキドン酸代謝系リポキシゲナーゼ阻害効果
要約 エリオジクチオールに加えて、カンキツ果実に含まれるエリオシトリン、ネオエリオシトリン等のエリオジクチオール配糖体は、アレルギーや動脈硬化に関与する血小板12-リポキシゲナーゼ及び白血球5-リポキシ...
要約 カンキツ果実に含まれる主要な機能性成分である17種類のフラボノイド類についてカンキツ果実45種のアルベド、フラベド、じょうのう膜、および果肉における組成データを提供する。 キーワード カンキツ、フラ...
要約 徳島県内で枝変わりとして発見された「上板6号」は、果皮の緑色が濃く着色が遅い濃緑晩生系統で、従来のスダチ系統よりも貯蔵性が高く、1~3月に出荷できる長期貯蔵用品種として有望である。 キーワード ...
要約 堆肥舎内で腐熟途中のカンキツせん定枝粉砕堆積物にスダチ搾りかすを混合することにより、スダチ搾りかすの堆肥化が可能である。 キーワード カンキツせん定枝、スダチ搾りかす、堆肥化 背景・ねらい 環境に...
ハウススダチ加温前のマシン油乳剤散布が発芽・着花に及ぼす影響
要約 ハウススダチ加温前のマシン油乳剤(97%)散布は発芽を遅らせ、着花数を減少させる。これはマシン油乳剤散布後にBA剤処理しても同様に発芽を遅らせ、着花数を減少させる。 キーワード ハウススダチ、マシン...
要約 スダチ果実は30℃以上や5℃以下では果皮は退色しにくい。このため、30~40℃での高温予措や強制予措を行うと、緑色を保持した状態の果実予措が短期間に可能となり貯蔵性が向上する。夏期かん水は貯蔵性をさらに...
要約 徳島県内のスダチ生産農家の圃場から、無核もしくは濃緑色系統のスダチ約30系統を選抜、研究所内圃場で調査を行い、濃緑晩生系の「上板6号」および少核系の「上板7号」を選抜した。 キーワード スダチ、少核...
要約 4倍体スダチに2倍体の花粉を交配して得られた交雑胚を培養し,フロ-サイトメーターを用いて3倍体を効率的に選別した。その中から無核で早生系統である「上板4号」を選抜した。「上板4号」は,有核の主...
要約 スダチは収穫後10℃~20℃の温度下及び光の存在で果皮の脱緑が促進され品質が低下する。高温予措(30℃、18時間)と高ガス透過性袋(トリメチルペンテン系 パック)を組み合わせた貯蔵(5℃)により4か月程度の...
ユズに発生したLachnum abnormeによる幹腐病 徳島果試
要約 徳島県の山間部でユズの枝幹部がすり鉢状にくぼみ、木質部まで腐り込む凹陥性幹腐症が発生した。病原菌はLachnum abnorme (Mot.)Haines&Dumontである。病名を「ユズ幹腐病(みきぐされびょう)」と命名...