要約 新規に開発したカンキツグリーニング病原細菌(CLas)培地により、人工条件下でCLasを再現性よく高効率に培養できる。さらに、本培地にオキシテトラサイクリンを添加することで、CLasの増殖促進作用が認められ...
ウンシュウミカンには発現特性の異なる3種のGA2酸化酵素遺伝子が存在する
要約 活性型ジベレリンの分解に関わるGA2酸化酵素遺伝子はウンシュウミカンでは少なくとも3種類存在し、異なる発現特性を示す。それらをシロイヌナズナに...
ウンシュウミカンの2種類のGA20酸化酵素遺伝子は異なる発現特性を示す
要約 ジベレリン代謝に関わるGA20酸化酵素遺伝子はウンシュウミカンでは2種類(CuGA20ox1、CuGA20ox2)存在し、それぞれの発現する時期、部位は大きく異なっていたことから、これらは成長や結実...
β-クリプトキサンチンはマウスの非アルコール性脂肪肝炎の炎症を抑制する
要約 β-クリプトキサンチンはマウスに高コレステロール・高脂肪食で誘導される非アルコール性脂肪肝炎を改善する。遺伝子発現解析の結果などから、特に炎症を抑制する。 キーワード β-クリプトキサンチン、...
要約 ウンシュウミカンから単離したゲルマクレンA合成酵素遺伝子は、既存のセスキテルペン合成酵素遺伝子に固有にみられるゲノム構造を持ち、その遺伝子産物は基質のファーネシルピロリン酸からゲルマクレンAと微...
遺伝子機能の解明やDNAマーカー開発に有効なカンキツのゲノム情報
要約 カンキツの発現遺伝子情報のうち67.6~81.9%の機能が推定され、86.1%がゲノム配列と対応づけられる。SSR候補はESTでは144,000件、ゲノム配列では382,000件見いだされる。17品種間のSNPの頻度から、品種間の...
要約 果樹の発現遺伝子やゲノム配列の情報、DNAマーカーや多型情報などをデータベース化して相互に関連づけることが可能なシステムである。公開されている注釈情報を利用した遺伝子の機能推定や品種判別などに...
要約 果樹・果実や加工品のDNA鑑定、親子鑑定、DNAマーカーデータベースや品種判別を支援するプログラムの利用により、主要果樹の品種が判別できる。 キーワード DNA鑑定、品種判別、果実、加工品 背景・ねらい...
要約 果樹研究所で行った発現遺伝子の解析情報、および、公開情報をもとに設計した 21,495個のカンキツ由来の独立遺伝子を搭載するオリゴDNAマイクロアレイである。搭載されている約60%の遺伝子について遺伝子...
要約 農産物の流通履歴、特にロット形態の変更を効率的に記録し照会できるデータベースである。流通過程におけるイベントのIDと、関係するロットのID、地点のID、時刻を関連付けてデータベースに記録することで...
要約 コンピュータ・システム(パイプライン)によりカンキツで発現する大量の遺伝子の塩基配列を配列の類似性に基づいて分類し、既知の遺伝子配列との類似性から遺伝子機能を推定する作業(アノテーション)を自...
選果データ・生育データ等を用いたウンシュウミカン用営農指導支援システム
要約 市販の地図画像データに園地情報及び選果データ等を点マッピング方式によりGIS表示でき、CSV形式による非破壊式選果機からの選果データの取り込み、生育途中のデータをもとにした品質予測及び営農指導...
カラタチ及び中晩柑`天草'の根を識別するPCRマーカーの開発
要約 現地で問題となっている中晩柑`天草'の自根発生樹の判別を容易にするため、台木であるカラタチ及び穂木である`天草'の根を識別する安定したPCRマーカーを開発した。 キーワード 果樹、カンキツ、中晩柑、天...
要約 EST (遺伝子の部分的塩基配列)の解析により遺伝子の発現情報が分るため、カンキツ果実由来の EST を大量に解析し、塩基配列や塩基配列から推定された遺伝子機能等の情報をデータベース化した。本データベ...
要約 シロイヌナズナに早期開花性を付与するカンキツ由来の遺伝子 CiFT をカラタチに導入し形質転換体を得た。得られた形質転換体のほとんどが、形質転換処理後1年以内に開花し、花芽誘導の解析や花及び果実にお...