圧力調節灌水器具を利用した日射制御型拍動灌水システムの傾斜農地への適用法
要約 平坦農地用の日射制御型拍動灌水システムに、圧力調節機能と水垂れ防止機能を持つ灌水器具を利用することにより,灌水タンクから灌水場所への水頭落差が5m以上得られる傾斜農地に適用できる。点滴孔あたりの...
日射制御型拍動自動灌水装置の利用による露地夏秋ピーマンの減化学肥料栽培
要約 露地夏秋ピーマン栽培に日射制御型拍動自動灌水装置による点滴灌水同時施肥法を適用すると、畝間灌水・追肥による慣行栽培と比較して、窒素施肥量の30%削減と収量の10%以上の増加を実現できる。秀品率も増加...
ソーラーポンプを利用した施設栽培用日射量対応型極微量灌水施肥装置
要約 ソーラーポンプを使って貯水タンクへ揚水し、タンク内の上・下限水位センサーに連動して加圧送水ポンプの稼働・停止を制御して、極微量灌水配管系への給液を行えば、日射量に応じた点滴灌水施肥が可能となり...
日射制御型拍動自動灌水装置の利用による露地夏秋ピーマンの減化学肥料栽培
要約 露地夏秋ピーマン栽培に日射制御型拍動自動灌水装置による点滴灌水同時施肥法を適用すると、畝間灌水・追肥による慣行栽培と比較して、窒素施肥量を30%削減して収量を11~24%増加できる。秀品率が増加し、肥...
ムギヒゲナガアブラムシは天敵寄生蜂ギフアブラバチの代替寄主として利用できる
要約 ギフアブラバチはムギヒゲナガアブラムシに寄生して正常に発育し、羽化した成虫は野菜害虫のジャガイモヒゲナガアブラムシやモモアカアブラムシに寄生する。ムギヒゲナガアブラムシはギフアブラバチのバンカ...
要約 カラーピーマンの促成栽培においては、低濃度の追肥をかん水と同時に施肥することにより、土壌溶液中の硝酸イオン濃度の推移が緩やかになり、可販果収量が増加する。 キーワード カラーピーマン、収量、かん...
砂質土壌でのピーマン栽培における溶脱窒素量低減のためのかん水施肥法
要約 砂質土壌における施設ピーマン栽培において、点滴かん水チューブによるかん水同時施肥や肥効調節型肥料の利用により、収量を維持しながら施肥窒素量と溶脱窒素量を低減することができる。 キーワード 施肥、...
要約 カラーピーマンのかん水同時施肥栽培において、時期別のかん水量を制御し、窒素施肥量を3割減肥で管理すると葉柄汁液中の硝酸態窒素濃度が1100~2000ppmで推移し、慣行栽培を上回る収量を確保できる。また、...
要約 カリフラワー、キャベツ、ケールおよびコールラビは、緩効性肥料を含む培地に播種し、追肥を 行わないで灌水のみで慣行の2~3倍の程度の期間セル育苗すると、育苗期間中は出蕾せず、虫害発生程度が 低下し...
要約 キャンバスホース法による蒸気土壌消毒は、トウガラシマイルドモトルウイルスによる ピーマンモザイク病の土壌伝染防除に有効である。 キーワード 蒸気土壌消毒、キャンバスホース法、PMMoV 背景・ねらい ト...
面積及び施肥量を入力する新方式かん水施肥装置の果菜類栽培への適用
キーワード かん水施肥、ピーマン、トマト、かん水施肥パターン、栽培マニュアル 背景・ねらい 果菜類の栽培では、かん水や施肥の省力化、施肥量の削減および高品質果安定生産のためのかん水同時施肥栽培が導入さ...
セルラーゼ剤によるトウガラシマイルドモットルウイルスの感染抑制
要約 市販の数種のセルラーゼ剤には、トウガラシマイルドモットルウイルスの感染を抑制する効果がある。ウイルス液と混合すると感染力が低下し、また、あらかじめピーマンの茎葉に噴霧処理することによって、その...
要約 ピーマンの雨よけ栽培において、被覆硝酸石灰140日タイプを含む被覆配合肥料を用いた全量基肥栽培において、被覆配合肥料を施肥幅30cmで条施肥すると肥効が向上し、3~5割の減肥が可能である。 キーワード ...
要約 本県で開発した「もみがら耕栽培装置」のUコンポ枠と培地に杉バークを用いた簡易隔離床栽培は、OK-F-1のECを0.8dS/mに調整し、底面給水させ、2本仕立て株間20cmとすることにより、養液栽培と同程度の収量が...
要約 促成ピーマンにおけるリアルタイム診断には、土壌では簡易振とう法のEC、植物体では葉柄汁液中の硝酸イオンを用いるのが適当である。好適な生育を維持するには、簡易振とう法ではECが約0.4~0.8mS/cm、葉柄...
セルロースの土壌添加によるトウガラシマイルドモットルウイルスの不活化促進
要約 トウガラシマイルドモットルウイルスに感染したピーマン根を含む土壌に、セルロース粉末を混合して8週間程度培養すると、土壌微生物の関与によって土壌中のトウガラシマイルドモットルウイルスの不活化が促...
要約 点滴チューブを用いた施設ピーマン(促成)の養液土耕栽培で、窒素施用量を慣行栽培の70~76%に低減しても、慣行栽培とほぼ同等またはそれ以上の収量が得られ、施肥効率も向上する。また、単肥が利用可能な...
セルロースの土壌添加によるトウガラシマイルドモットルウイルスの不活化促進
要約 トウガラシマイルドモットルウイルスに感染したピーマン根を含む土壌に、セルロース粉末を混合して8週間程度培養すると、土壌微生物の関与によって土壌中のトウガラシマイルドモットルウイルスの不活化が促...
促成ピーマンにおけるトレンチャー耕を取り入れたかん水施肥栽培
要約 促成ピーマンにおいて、トレンチャーで深耕した部分でかん水施肥栽培を行うと、県基準の窒素施肥量の2割減肥ができる。かん水施肥栽培は、2日に1回、1株あたり2リットルの液肥(EC1.2mS/cm)を施用する。 キ...
黒ボク土での夏秋ピーマンのかん水施肥栽培による尻腐れ果低減効果
要約 黒ボク土での夏秋ピーマン「さらら」のかん水施肥栽培は、好適土壌水分値が維持され、尻腐れ果の発生が低減する。また、3~5割減肥しても慣行栽培に比べ肥効が高く、果実収量は慣行栽培を10~15%上回る。 キ...