研究者と生産現場が相互に情報を発信、共有できる雑草生物情報データベース
要約 雑草生物情報データベースは雑草情報検索システム、除草剤抵抗性雑草検索システム、外来雑草早期警戒システムの3システムにより構成され、発生、被害、防除法などの国内の雑草に関する最新情報を研究者と農...
要約 地下水位制御システム(FOEAS)は、幹線パイプの埋設下部の漏水が少ない圃場への導入が好適で、麦類は排水機能活用、大豆は排水と地下灌漑の両機能の利用で増収するなど、活用指針に従った利用方法により水田...
要約 水田土壌から大気中に二酸化炭素(CO2 )が放出される。湛水期間の CO2 放出量は僅かであるが、夏期の中干しから水稲収穫までの期間に多くの CO2 が放出され、この期間の...
農業的な林業にチャレンジ -バイオマス資源作物としてのヤナギの短伐期栽培-
要約 地理情報システムを利用して、エネルギー資源作物としてのヤナギ栽培適地を判定しました。また、広域に植栽するためには農業用マルチを用いた防草が有効であることがわかりました。これらから資源作物として...
外来植物ヒメホテイアオイの発見・対策における「田んぼの草花調査」の活用
要約 農業者による「田んぼの草花調査」は、身近な植物資源に対して「気づき・発見」「学習」「理解」「行動」を促し、ヒメホテイアオイといった強害雑草化リスクの高い新たな外来植物の発見・対策にも貢献できる...
要約 冬期に凍土となる放射性物質に汚染された農地では、表層の汚染土壌を剥ぎ取ることが困難になるが、凍結前に剥ぎ取る土層のみを耕耘して土塊状態をつくることで、冬期においても剥ぎ取り厚さを制御しながら、...
要約 農薬のリード化合物の候補となる天然の生理活性成分を探索するため、168種の植物を対象にアレロパシー活性(他の植物の生長を抑える働き)を評価し、高い活性をもつ上位20種を明らかにしました。 背景・ねら...
要約 大豆の草高が条間の長さと同じ高さになる時期まで2週間毎に防除手段を繰り返すことで、難防除帰化アサガオ類であるマルバルコウのつる化を防ぐことができ、大豆に対する雑草害を回避することができる。 キー...
水稲・大豆作における新たな難防除雑草の早期発見・被害軽減総合対策技術
要約 雑草イネの赤米混入被害は、水田での雑草イネの早期発見と総合対策により軽減できる。圃場周辺の帰化アサガオ類は、年3回の適期防除により大豆畑への侵入を防止できる。アレチウリ等の警戒すべき帰化雑草も...
要約 農耕地の雑草植生を、一定間隔で数十地点の優占草種を記録する調査方法は非破壊的調査で器具も不要である。ステップ−ポイント法は従来の枠法の数分の1の所要時間で上位出現種の量的構造を数値化でき、...
スギナの繁殖器官である塊茎と根茎の形成はアンモニア態窒素により阻害される
要約 スギナの栄養繁殖器官である塊茎と根茎の形成は、硝酸態窒素では400mgL-1の高濃度でも抑制されないのに対し、アンモニア態窒素では60 mgL-1の低濃度でも強く抑制され、施用窒素の形態...
土着カブリダニ類に対するチャ、イヌマキ花粉の代替餌としての有用性
要約 チャ花粉は多くのカブリダニ種にとって有用な代替餌であり、イヌマキ花粉やトウモロコシ花粉に比べて発育が良好で産卵数も多い。イヌマキ花粉は少数のカブリダニ種にのみ有用であるが、チャ花粉に比べて25&d...
要約 国連から炭素クレジット(CER)を取得したパラグアイの小規模農家向け植林クリーン開発メカニズム(CDM)事業の実施手法は、中南米での植林による炭素隔離事業に活用できる。 キーワード CDM、植林、アグロ...
要約 伐採から植栽までを連続して行う一貫作業システムの導入、コンテナ苗の活用、下刈りの省略等により、植林と初期保育にかかるコストを、従来の2/3程度までに抑えられます。 背景・ねらい 戦後植栽されたスギ...
導入されたセンチピードグラスは放牧条件下で容易に定着し優占草種となる
要約 センチピードグラスは、雑草や野草が優占した放牧草地へ播種や移植により導入が可能で、導入地の植生により拡大の速さや被度は異なるものの、放牧条件下において優占草種となる。また、放牧を中断するとセン...
要約 高解像度衛星データと水田区画データ(水土里情報)を用いて、画像分類と目視判読を組み合わせて水田の土地被覆(稲、雑草等)を判別する手法である。目視判読だけでは判別が困難な場合でも水田の土地被覆を高精...
要約 収穫後、圃場に残ったばれいしょ塊茎は、土壌凍結深30cmで死滅する。土壌凍結深制御手法に基づいて決定したスケジュールでの、雪割りにより、本条件の達成で野良イモ個体数を無処理対比5%以下に減らすことが...
夏作飼料作物において問題になると予想される帰化雑草の発生実態
要約 夏作飼料作物および作付け体系5類型において問題となると予想される帰化雑草5種について発生実態に関するアンケート調査を実施し、発生している県、発生している程度とその面積を明らかにした。 キーワード ...
要約 放射性物質を含む稲わら等作物残さや、雑草、枝葉等を荒破砕→乾燥→粉砕→混合→成型処理により元の容積の1/5-1/10に減容化し、放射性セシウム濃度8,000Bq/kg以下、水分15%以下で安定的に...
米ぬか施用によるコナギ抑草効果に及ぼす土壌、施用量および作期の影響
要約 米ぬか施用によるコナギ抑草効果は土壌条件や施用量によって大きく変動するが、作期が遅いほど効果が安定する傾向がある。また、どの条件でも処理後の土壌溶液の電気伝導度(EC値)と高い相関があり、EC値が高...