黒斑病・黒星病複合抵抗性を持つ良食味のニホンナシ新品種「ほしあかり」
要約 「ほしあかり」は、黒斑病と黒星病に対して複合抵抗性を持つ、やや早生で良食味のニホンナシ新品種である。殺菌剤無散布圃場での栽培でも両病害の発生は認められず、減農薬栽培や黒星病の多発する年次・地域...
リンゴの斑点落葉病と黒星病に対する複合抵抗性育種に有用な育種母本
要約 リンゴ切離葉に斑点落葉病菌液を噴霧接種することで、斑点落葉病の抵抗性検定ができる。この方法によってリンゴ黒星病抵抗性品種の斑点落葉病抵抗性程度を評価したところ、「Freedom」、「Orlovim」等が抵抗...
葉枯病の不稔粒が少ない中生多収性のはとむぎ新品種候補「九州3号」
要約 はとむぎ「九州3号」は熟期が中生で関東以南の栽培地域に適する。耐倒伏性が強く、着粒数が多くて多収である。葉枯病には強く、葉枯病に起因する不稔粒の発生が少ない。製茶加工適性はよい。 キーワード ハ...
要約 DNAマーカー(ST48、ST49、ST64、ST72、ST82、ST89)は、それぞれイネ縞葉枯病抵抗性と感受性品種間において異なるDNA断片を増幅する共優性マーカーで、インド型イネ品種「Modan」由来の縞葉枯病抵抗性イネ個...
いもち病圃場抵抗性遺伝子 pi21 を持つ極良食味の新品種候補系統「中部125号」
要約 「中部125号」は温暖地東部では中生の早に属する、中間型の水稲粳種である。陸稲「戦捷」からいもち病圃場抵抗性遺伝子 pi21 を導入する際に、 pi21 座と密接に連鎖する不良形質をDNAマーカー選抜によって除...
高香気性の根こぶ病抵抗性ヒロシマナ新品種候補「CR広島2号(仮称)」
要約 「CR広島2号」は、根こぶ病抵抗性を有する従来品種「CR広島1号」と産地の在来系統との交雑育種により育成した根こぶ病抵抗性品種で、「CR広島1号」と比べて約2倍の香気成分量を有する。 キーワード アブ...
多収で葉枯病に強い温暖地、暖地向けはとむぎ新品種候補「あきしずく」
要約 はとむぎ「あきしずく」は熟期が中生で関東以南の栽培地域に適する。短稈で耐倒伏性が強く、茎数が多くて多収である。葉枯病に比較的強く、製茶加工適性はよい。 キーワード ハトムギ、中生、葉枯病、製茶、...
要約 ヒロシマナ「CR広島1号」は、根こぶ病抵抗性のアブラナ科近縁種とヒロシマナの交雑雑種にヒロシマナを戻し交配して育成した根こぶ病抵抗性品種で、根こぶ病常発地域での栽培が可能である。 キーワード ア...
要約 花粉培養で育成した「DH1」に「改良CR金沢青」を交配したF1品種「CR石川交1号」(仮称)を育成した。この品種は、根色が白の基本色で肩部に鮮やかな緑の補充色を有し、根形は球で、糖度が高く、加...
要約 「北海70号」は、国際共同研究により育成したテンサイそう根病抵抗性の単胚・二倍体一代雑種で、テンサイそう根病発病畑では既存品種「リゾール」より高生産性である。健全畑では標準品種「モノホマレ」よ...
要約 てんさい「NK-212BR」は、二倍体・多胚の花粉親系統で、高糖性、抽苔耐性が強く、てんさいそう根病抵抗性雄性不稔系統との組合せ能力が高い。本系統を花粉親として育成した新品種候補系統「北海70...
要約 ニホンナシ新品種「おさゴールド」は、自家和合性の「おさ二十世紀」からガンマ線緩照射で誘発・選抜された黒斑病耐病性突然変異品種である。黒斑病耐病性以外の樹性・果実特性は「おさ二十世紀」とほぼ同じ...
要約 ニホンナシ新品種「おさゴールド」は、自家和合性の「おさ二十世紀」からガンマ線緩照射で誘発・選抜された黒斑病耐病性突然変異品種である。黒斑病耐病性以外の樹性・果実特性は「おさ二十世紀」とほぼ同じ...
要約 倒伏や縞葉枯病・いもち病に強く、良質で良食味の水稲新品種「岐系108号」を育成した。本品種の普及により、生産安定と作期の拡大により低コスト化が図られ、一方で、減農薬により環境に優しく安全な食品の...
要約 縞葉枯病、ツマグロヨコバイ、トビイロウンカ(Bph-1)及び穂いもちに抵抗性の病害虫複合抵抗性系統「愛知97号」を育成した。熟期は「葵の風」並で育成地の熟期区分では中生で収量性が高く、外観品質、食味...