電照抑制栽培に適する西南暖地向き夏秋ギク型スプレーギク5品種
要約 電照抑制栽培による8、9月開花作型に適した夏秋スプレーギク5品種を育成した。いずれの品種も高温・長日開花性に優れている。 キーワード キク、育種、夏秋スプレーギク新品種、高温開花性、長日開花性 背景...
背景・ねらい 経済のグローバル化が進展する中,二国間で自由貿易協定(FTA)・経済連携協定(EPA)を結ぶ動きが活発となっており,わが国でもすでにシンガポール・メキシコとの協定を締結・発効させているほか,...
防根シートを用いた根域制限法によるブドウ「ピオーネ」の着色促進
要約 埋め込んだ防根シートで囲った土量530~1800Lの根域に大粒ブドウ「ピオーネ」を栽植すると、果皮の着色促進が図れる。最小土量の530Lでは、濃紫黒色の果房が最大約90%を占めるとともに、収穫期が最大10日...
要約 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「CHU44」(シーエイチユーヨンジュウヨン)を育成した。本系統は中生のフリント種で、ごま葉枯病抵抗性、すす紋病抵抗性および耐倒伏性が強く、一代雑種品種の親系統...
要約 サイレージ用トウモロコシのF1親自殖系統「Na65」(エヌエーロクジュウゴ)を育成した。本系統はやや晩生のデント種で、ごま葉枯病と紋枯病に対する抵抗性に優れており、採種性が良い。一代雑種品...
要約 平行整枝長梢せん定栽培は長梢せん定した結果母枝を直線上に誘引し、平行に配置する技術である。「巨峰」の有核栽培では、結果母枝列を1.5m間隔とし、結果母枝列1m当たり5房着房させることで収量、果実品...
要約 ブドウにおけるジベレリン処理は、無核化・大粒化だけでなく、肉質に変化をもたらす。ジベレリン処理による果肉の変化は品種・系統によって異なるが、果肉硬度が高くなる品種・系統が多い。 キーワード ブ...
要約 黄緑色品種の「イタリア」では、レトロトランスポゾンが入り込んだMyb様転写因子遺伝子VvmybA1がホモで存在し、遺伝子の転写が完全に抑制されている。「イタリア」から枝変わりで出現した赤色品種の「ルビ...
平行整枝による短梢せん定、無核化技術を組み合わせたブドウ「安芸クイーン」の安定生産技術
要約 ブドウ「安芸クイーン」は短梢せん定の適応性が高く、基部径8~10mmの結果母枝が安定生産に適している。大房、着果過多による着色不良、糖度低下を考慮して1果房重は500g程度、着房数は主枝1m当たり6房...
要約 白色撥水紙の果実袋を条紋発生前に掛けることにより、果重、果肉硬度、糖度及び果皮色については無袋と大きな差はなく、8月下旬までに袋掛けを行うことで条紋からの汚損を軽減することができる。 キーワード...
コルヒチン処理により育成したブドウ四倍体系統の生育および果実の特性
要約 染色体を倍加したブドウの四倍体は枝と葉柄が太く、成葉は大きくなり、1新梢当たりの花穂着生数が減少する。また、果粒重は増加し、種子は大きくなり、1果当たりの種子数は減少する。 キーワード ブドウ、四...
コルヒチン処理により育成したブドウ四倍体系統の生育及び果実の特性
要約 染色体を倍加したブドウの四倍体は枝と葉柄が太く、成葉は大きくなり、1新梢当たりの花穂着生数が減少する。また、果粒重は増加し、種子は大きくなり、1果当たりの種子数は減少する。 キーワード ブドウ、...
要約 リンゴ中心の観光果樹園利用者をもぎとり等を主目的とする「体験的利用層」、もぎとりとリンゴ購入目的の「もぎとり・リンゴ利用層」、もぎとりとリンゴ・他の果物購入を目的とする「もぎとり・果物利用層」...
シアナミド剤と芽傷処理によるブドウ「ロザリオビアンコ」の発芽率向上
要約 ブドウ「ロザリオビアンコ」において、休眠期にシアナミド剤と芽傷処理を併用することにより、発芽・展葉が早まり、発芽率が向上して花穂数も増加する。 キーワード ブドウ、ロザリオビアンコ、シアナミド剤...
各生育ステージの温度処理がブドウ「安芸クイーン」の着色に与える影響
要約 着色開始期以降では20℃は30℃に比べ着色を促進する。とくに着色開始後1~3週目の気温がブドウ「安芸クイーン」の着色に与える影響が大きい。 キーワード ブドウ、着色、安芸クイーン、温度 背景・ねらい 広島...
市場評価からみたブドウ新品種「オーロラブラック」の技術改善方向
要約 ブドウ新品種「オーロラブラック」に市場競争力をもたせるための技術改善方向は、トンネル栽培での「ピオーネ」よりも収穫時期の早い「藤稔」を意識した7~10日程度の前進化栽培の確立と、ハウス栽培での安...
要約 形質転換体の作出が困難なブドウの基幹品種「巨峰」のエンブリオジェニックカルスにGFP遺伝子を持つアグロバクテリウムを感染させ、GFP蛍光のある形質転換体が獲得できる。 キーワード 巨峰、アグロバクテリ...
要約 赤ワイン用ブドウの果粒を40%エタノールに3日間浸漬した果汁抽出液の吸光度(530nm)を測定することで、醸造を行わなくてもワインの色の濃さを予測できる。 キーワード 赤ワイン、ブドウ、吸光度、色の濃...
大粒で肉質が優れるブドウ新品種「オリエンタルスター」(ブドウ安芸津24号)
要約 新品種「オリエンタルスター」は「ブドウ安芸津21号」(「スチューベン」×「マスカット・オブ・アレキサンドリア」)に「ルビー・オクヤマ」を交雑して育成した大粒で肉質が優れ、栽培容易な紫赤色の二倍体...
小型反射式光度計と樹体指標を使ったブドウ「巨峰」の果実品質の推定
要約 小型反射式光度計によるブドウ「巨峰」の葉柄汁液中の硝酸イオン濃度は、施肥量に影響され、新梢長、または新梢着生率とを組合わせると樹体の栄養状態を反映し、果実品質を改善するための指標となる。 キー...