要約 果実発色促進装置により、着色不良のリンゴやブドウの果実を収穫後に着色改善できる。本装置はアントシアニン蓄積に最適な光条件と温度条件を冷蔵貯蔵庫内で保持でき、装置の構成品を調整することで、形状や...
要約 八重咲きトルコギキョウの花弁数は生殖成長期初期1週間の日平均気温を下げると増加する。第1段花を指標として時期を限定した低温処理により、高温期においても花弁数が増加したトルコギキョウの省エネルギー...
伊達いわな(全雌三倍体イワナ)の種苗量産技術の安定化とブランド化の取組
要約 岩手宮城内陸地震(H20)、東日本大震災(H23)により被害を受けた内陸地域の振興に役立つ新たな養殖品種として、平成23年から全雌三倍体イワナの種...
ドリアン‘モントン’は開花期の低夜温で受精が抑制され着果不良になる
要約 ‘モントン’においては、開花期の夜温が15°Cでは著しい落果(花)を生じるが、25°Cでは受粉28日後も約30%の着果率を維持する。夜温が15°Cに低下すると、花粉管は伸長するが、胚珠の...
要約 13℃2週間の根域低温処理は、蒸散を持続的に抑制するとともに、葉面積拡大及び乾物生産を顕著に減少させる。その程度は低湿度条件でより大きい。 キーワード 吸水、根域温度、水稲、成長 背景・ねらい 水田の...
2℃の気温上昇はカンキツの生理落果を早め、落果率も高くなる傾向にある
要約 生理落果期間中において、気温が平年気温よりも2℃高くなると、カンキツの生理落果は早まり、最終落果率も高くなる傾向にある。 キーワード ウンシュウミカン、生理落果、気温上昇 背景・ねらい これまでカン...
イチゴが9月から収穫可能な「短日・スポット夜冷処理システム」
要約 イチゴを短日処理しつつクラウン周辺を局所冷却する「短日・スポット夜冷処理システム」は、6月下旬の本ぽ定植後、9月中旬までの処理で9月中下旬から収穫でき、えき花房が連続出らいし、定植適期の拡大、...
要約 幼虫1頭からDNAを抽出し、rDNA-ITS領域をPCRで増幅後、制限酵素Alu IとHinfIで別々に切断した電気泳動像から、ジャガイモシストセンチュウと同属近縁の3種線虫を識別できる。 キーワード ジャガイモシスト...
雄性不稔性ユリ品種‘秋田プチホワイト’は高温感応により稔性が回復する
要約 葯を形成しないユリ品種‘秋田プチホワイト’は、栽培期間に連続して32/25℃(昼温/夜温)の高温処理すると、葯の分化と花粉の形成が促され、稔性が回復する温度感応性雄性不稔品種である。 キーワード ユリ、温...
促成イチゴ高設栽培の短日・スポット夜冷処理による早期定植、収穫技術
要約 高設栽培に定植したイチゴに対し、夕方~翌朝にかけて遮光し、株元へ冷気の送風を行う短日・スポット夜冷処理法は、未分化苗定植でも、早期より連続出らいが可能で、早期定植による定植期の拡大が可能である...
要約 「キタノカオリ」は登熟中期の低温条件により成熟期のα-アミラーゼ活性が高まりやすく、成熟期以降の低アミロ耐性も「ホクシン」より低いことが明らかとなった。 キーワード α-アミラーゼ活性、気象条件、...
要約 恒温深水処理での障害不稔発生に基づき、幼穂の発育ステージを示す有効積算気温ごとに冷却量に対する偏回帰係数を求め、重回帰モデルを作成すると、耐冷性の異なる品種の障害不稔割合も予測することができる...
各生育ステージの温度処理がブドウ「安芸クイーン」の着色に与える影響
要約 着色開始期以降では20℃は30℃に比べ着色を促進する。とくに着色開始後1~3週目の気温がブドウ「安芸クイーン」の着色に与える影響が大きい。 キーワード ブドウ、着色、安芸クイーン、温度 背景・ねらい 広島...
要約 トルコギキョウの葉先枯れ症は、昼間、夜間気温に影響を受け、昼温40℃、夜温30℃あるいは20℃で著しく発生し、昼温35℃で夜温25℃以下では発生しない。ただし、「マイテレディ」では昼温35℃、夜温20℃でも発生が...
要約 常圧蒸気を用いて糯米を粒のまま湿熱処理することで、糊化温度が高まり、着色が少なく、餅生地の硬化促進ができる。 背景・ねらい あられ・おかきなど米菓において、糯米の品種・産地によって餅生地の成形に...
要約 オーニソガラム・シルソイデスは、球根を7月から20℃8週間+15℃6週間乾燥貯蔵し、10月に定植することで、通常よりも1カ月以上の開花促進が可能となり、3番花まで収穫できる。 背景・ねらい
オーニソガ...
要約 イチゴ萎黄病菌に汚染されたロックウール(粒状綿)の殺菌方法として、各種薫蒸剤、および45℃7日以上または40℃15日以上の温湯処理の殺菌効果が高い。 背景・ねらい イチゴでは高設ロックウール(粒状綿)栽...
要約 高温条件下での半つる性サヤインゲンの結実不良や生育不良さや発生の要因は、葯の形成が不良になるとともに花粉機能の低下に由来する。 背景・ねらい 半つる性サヤインゲンはハウス栽培(無加温半促成、無加...
要約 水稲催芽種子に過酸化石灰を被覆して3日間摂氏20~25度の温度処理を行った後に土中播種すると、被覆当日播種あるいは摂氏10度処理後の播種に比較して出芽速度、出芽率が高まり、土中出芽性が向上する。 背景...
要約 四季成り性実生個体は、光中断・中温条件下で頂花房の出現葉位が低く、頂花房出現葉位と四季成り性強弱との相関が高いので、頂花房の出現葉位を指標として四季成り性個体の早期選抜が可能である。 キーワ...