小球開花性の高いユリ品種「95−64」、「94−17」、「97−4」
要約 多花性で、小球開花性が高く、花色の異なるユリ種間雑種「95-64」、「94-17」、「97-4」を胚培養により育成した。花色は淡い桃色、鮮明な黄色、濃い赤色である。3品種とも草丈の伸びが良好で...
花柱切断受粉法と胚珠培養を用いたユリ新品種「愛媛農試FL1号」の育成
要約 「愛媛農試FL1号」は花柱切断受粉法と胚珠培養を利用して、シンテッポウユリとアジアティック・ハイブリッドとの遠縁交雑により育成した品種である。本品種は花形がテッポウユリ型、花色が穏赤紫色で、上向...
要約 ユリにおいて主要な病原ウイルスであるキュウリモザイクウイルス,ユリモットルウイルス,ユリ潜在ウイルスを高感度かつウイルス種を識別して同時に検出できるRT-PCRによる遺伝子診断技術を確立した。 キー...
要約 シンテッポウユリのマルチ栽培において、200穴プラグトレイで育苗し、野菜用歩行型の全自動及び半自動移植機を用いて移植すると、移植時間を約7~8割短縮できる。全自動移植機では1穴2本苗とし、移植前に苗...
要約 独自に開発したユリのCAPSマーカーを利用し、DNAによる宮城県育成ユリ品種の品種識別が可能である。 キーワード DNA、マーカー、CAPS、ユリ、品種識別 背景・ねらい 宮城県は、ユリ4品種を育成し県内生産者...
黄ピンク八重咲のトルコギキョウ新品種候補「秋試交2号」の育成と特性
要約 フリンジ八重咲き晩生のトルコギキョウ「秋試交2号」を育成した。花色は黄ピンク、花径は中大輪で、草丈は季咲きで約75cmである。 キーワード トルコギキョウ、育種、新品種、八重咲、黄ピンク、フリンジ 背...
シンテッポウユリ「さきがけ雷山」の切り下球根利用による12月出し栽培
要約 シンテッポウユリ「さきがけ雷山」の二年生切り下球根を、流水処理等の前処理後、摂氏8度2週間の低温処理を行い、9月上旬までに定植すると12月中に出荷できる。使用する球根重量は10g~20gが適当である。 キ...
黄八重咲のトルコギキョウ新品種候補「秋試交3号」の育成と特性
要約 フリンジ八重咲き晩生のトルコギキョウ「秋試交3号」を育成した。花色は黄、花径は中大輪で、草丈は季咲きで約75cmである。 キーワード トルコギキョウ、育種、新品種、八重咲、黄、フリンジ 背景・ねらい ...
要約 沖縄県でのシンテッポウユリの早期出荷の品種は「オーガスタ」「雷山1号」が適し、露地生産も可能である。また、摂氏10度、15日間の吸水種子と摂氏10度、30日間の苗の低温処理、4時間の暗期中断による長日処...
要約 花ユリ「Li-19」はシンテッポウユリ「ホワイトランサー」と小輪の野生種チョウセンヒメユリを交配し、胚珠培養技術を利用して育成した明鮮橙色の小輪性品種である。 球周8~10cmの球根で4~7輪咲きの切花とな...
要約 シンテッポウユリにル・レーブを交配し、子房培養及び胚培養して育成した品種であり、花色は白地に紅色の筋が入る。 キーワード シンテッポウユリ、ル・レーブ、子房培養、胚培養、アルテミス 背景・ねらい ...
要約 花ゆり「Li-9」はアジアティック系品種「モナ」と小輪の野生種「チョウセンヒメユリ」を交配し、胚培養技術を利用した鮮橙色の小輪性品種である。多芽性を有するため1球あたりの採花本数が多く収量性が...
要約 スカシユリとヒメユリの雑種胚を胚珠培養により育成した品種である。スカシユリに比べて花径が小さく、花色は鮮橙である。季咲き栽培では5月上中旬に開花する。低温処理した球根を9月上旬に定植すると11月...
要約 コムギの越冬能力に関わるフルクタンの合成に関わる酵素遺伝子を2種類単離した。それらはsucrose:fructan 6-fructosyltransferaseとsucrose:sucrose 1-fructosyltransferaseをコードする。両遺伝子はコムギ...
要約 シンテッポウユリの花芽分化は、高温条件で促進され、長日条件はそれを助長する。早生種~晩生種の花芽分化は、長日下で3週間程度20℃以上で管理すると早まる。 背景・ねらい 播種後1年弱で採花できるシンテ...
白色の花壇・切り花用ユリ咲きチューリップ新品種「砺波育成108号」
要約 花色が白色のユリ咲きチューリップ「砺波育成108号」を育成した。ユリ咲き品種としては茎長が長く、ボリューム感のある草姿で、12月出し促成栽培でも全株開花することから、花壇植え、切り花生産に適する。 ...
白色の花壇・切り花用ユリ咲きチューリップ新品種’砺波育成108号’
要約 花色が白色のユリ咲きチューリップ‘砺波育成108号’を育成した。本品種は、ユリ咲き品種としては茎長が長く、ボリューム感のある草姿で、12月出し促成栽培でも全株開花することから、花壇植え、切り花生産に...
要約 オリエンタル系ユリやアジアティック系ユリにおいて、下位葉から中位葉の葉先が黒変する生理障害は、鉄の過剰吸収が原因と考えられ、土壌の酸性化や多肥によって助長されることが判明した。 キーワード ユリ...
要約 長野県のユリのオリジナル新品種「長花21号」、「長花22号」は、花径が中小輪で多花性の特性を持ち、花色はそれぞれ鮮赤橙、明赤橙である。 キーワード 新品種、ユリ、種間交雑、胚培養、スカシユリ型 背景...
定植時期および品種に応じたオリエンタル系ユリの芽伸ばし処理法
要約 オリエンタル系ユリでは定植時期および品種に応じた芽伸ばし処理を行うことによって、茎の長さや堅さなど切り花品質を高めることができる。 キーワード オリエンタル系ユリ、芽伸ばし処理 背景・ねらい オリ...