要約 水稲「ホシアオバ」は、中生、強稈、大粒で茎葉及び子実収量の高い稲発酵粗飼料に向いた品種である。いもち病及び縞葉枯病に抵抗性で、乾田直播栽培にも適する。 キーワード 水稲、ホシアオバ、稲発酵粗飼料...
種子プライミング処理による直播てんさいの初期生育向上と根重増加
要約 種子プライミング処理は、てんさい真正種子中の糖含有率および総デンプン分解酵素活性を高める。これにより、低温下における発芽・出芽が早まり、初期生育が向上し、さらには、収穫期の根重が増加する傾向が...
要約 北海道における水稲乾田直播栽培適性の判断材料として、アメダス気温データ等に基づく有効積算気温のメッシュデータおよび長期積雪情報に基づく推定消雪日をインターネット上で提供することにより、導入適性...
加工用高アントシアニンカンショ新品種候補系統「九州132号」
要約 カンショ「九州132号」は、高アントシアニン、多収で、収穫し易く、加工適性も優れる。また、いもを直接圃場に植え付ける直播栽培にも適する。食品加工用として、全国のカンショ作地域に適する。九州農業試...
要約 イネ幼苗を高温処理すると、低温枯死耐性が著しく高まる。この現象に高温誘導性のアスコルビン酸パーオキシダーゼ遺伝子(APXa)が関与していることを発見し、同遺伝子を利用したイネの低温枯死耐性の強化法...
水稲直播栽培での追播きは籾水分の変異を拡大し外観品質を下げる
要約 水稲の直播栽培で苗立数が不足した場合に行う追播きは、極端な苗立不足下での収量確保には有効であるが、追播き個体の出穂が遅れるため収穫期の籾水分の差異が拡大し、玄米外観品質を下げる。 背景・ねらい ...
要約 愛知式不耕起播種機を用いて、11月下旬から12月上旬に小麦と水稲種子を同じ播種溝へ同時播種する。水稲出芽時には小麦との水分競合によって水稲の夭折が発生し苗立率が低下するため、小麦成熟後期に明きょ通...
要約 水稲不耕起直播を立毛中の小麦条間に行う場合、シイグモイド溶出型100日タイプ及び同120日タイプ被覆尿素を4:6に配合した肥料を種もみと同条施用する全量基肥体系において、小麦の品質に影響することなく、...
要約 イネ幼苗を高温処理すると、低温枯死耐性が著しく高まる。この現象に高温誘導性のアスコルビン酸パーオキシダーゼ遺伝子(APXa)が関与していることを発見し、同遺伝子を利用したイネの低温枯死耐性の強化法を...
要約 乾田直播を導入した経営では,春作業の大幅な省力化による労働ピークの平準化と,単位面積当たり移植対比で10%程度のコスト低減(物財費)を実現している。新たな転作対策下においても,大規模経営では転作比...
要約 短強稈で倒伏抵抗性が大きい「ゆめおうみ」は、日平均気温が15℃を下回る4月下旬に播種する湛水土中直播栽培にも適応できる。苗立数はm2 当たり60~110本、 穂数はm2 当たり400~450本の範囲で、収量は10a...
集落協業経営体における水稲湛水直播栽培導入の経済効果発揮のための条件
要約 集落協業経営体が水稲湛水直播栽培導入による経済効果を発揮するためには、収量水準の向上、販売単価の高い品種導入、集落外への経営規模を拡大する等の条件が必要となる。 背景・ねらい 湛水直播栽培(以...
要約 収量、品質面からみた砂質浅耕土地帯におけるコシヒカリ条播栽培での適正着粒数は27,000~27,500粒/㎡である。また、この適正着粒数を得るための幼穂形成期における草丈×茎数×葉色値は140,000程度である。 ...
水稲品種「ヒノヒカリ」の代かき同時土中点播直播栽培における全量基肥施肥法
要約 水稲品種「ヒノヒカリ」の代かき同時点播直播・全量基肥栽培においては、速効性窒素肥料と被覆尿素肥料(45日抑制100日溶出タイプ)の配合割合は3:7程度が良く、地力中庸水田では慣行に比べ1割減肥、高地力...
水稲湛水直播栽培における収量60kg/aの生育モデルと苗立数不足時の追肥の効果
要約 ひとめぼれの湛水直播栽培における収量レベル60kg/a、1等米格付の生育モデルを作成した。また、苗立数不足の場合は、播種1ヶ月後の追肥により標準苗立数と同等の収量が確保される。 キーワード ひとめぼれ、...
寒冷地北部における水稲代かき同時土中点播直播の点播間隔と播種作業速度
要約 代かき同時土中点播直播で55㎏/a以上の収量を目標とした場合の点播間隔は15㎝以下で、播種作業速度の上限は0.4m/sである。機械の改良や栽培技術の改善により1株苗立ち数が多くなれば、収量と播種作業速度の...
打込点播機の高密度千鳥状播種による「はえぬき」直播栽培の高位安定技術
要約 打込点播播種機を播種密度28.3株/㎡に高めて千鳥状に播種できるよう改良したことで、従来の市販機より出芽苗立ちおよび初期生育が安定し、この播種機利用による積雪寒冷地の湛水点播直播栽培では移植栽培並...
キャベツ後作の湛水土中点播直播栽培における「ヒノヒカリ」の水管理と施肥法
要約 キャベツ後作において基肥量を減じた「ヒノヒカリ」の打込み式湛水土中点播直播栽培では、強度の中干しや2回目の穂肥を省略することにより、過繁茂とならず倒伏が軽減される。また、玄米タンパク質含有率の...
要約 「北陸183号」は寒冷地南部における熟期が早生の晩で、やや短稈、偏穂重型、大粒、多収の粳種である。白米中の易消化性タンパク質であるグルテリン含量が少ないことからタンパク質摂取制限の必要な慢性腎不...
要約 播種から出穂までの乾田直播水稲の有効積算温度、アメダス気温データ、土壌メッシュデータ、長期積雪メッシュデータ等を用いて作成した1kmメッシュの乾田直播栽培適地判定支援マップを利用することにより、...