RAPD分析によるペレニアルライグラスエコタイプ集団の遺伝構造解析
要約 ヨーロッパ(ドイツ,フランス)及び日本のエコタイプ集団について,RAPD分析を行った。クラスター分析の結果,日本のエコタイプ集団は同一のクラスターを形成した。また,日本の集団はヨーロッパの集団...
要約 乾燥耐性の誘導によるアルファルファの不定胚の貯蔵法を開発した。遺伝資源、育種素材から有用形質を有する個体を不定胚で増殖し、増殖した不定胚に乾燥耐性を付与することにより液体窒素による凍結保存、室...
動物遺伝資源の特性評価のためのマイクロサテライトDNAの効率的単離法
要約 動物遺伝資源の特性評価に資するため、マイクロサテライトDNAのゲノム中コピー数が少ない家禽において、pCR-Scriptべクター、点変異導入法および mung bean ヌクレアーゼを組み合わせることによってその効...
要約 遺伝資源として注目されているニホンミツバチの特性について調査したところ、ニホンミツバチは養蜂種であるセイヨウミツバチと比較して、より低温で訪花活動を行い、しかも曇天でも活動性があることがわかっ...
動物遺伝資源の特性評価のためのマイクロサテライトDNAの効率的単離法
要約 動物遺伝資源の特性評価に資するため、マイクロサテライトDNAのゲノム中コピー数が少ない家禽において、pCR-Scriptべクター、点変異導入法および mung bean ヌクレアーゼを組み合わせることによってその...
保存蚕品種の核多角体病ウイルス及び濃核病ウイルスに対する低抗性
要約 保存蚕品種の核多核体病ウイルスに対する抵抗体を調査したところ、対照蚕品種に比較して低抗性が侍に高かったもの18品種、低かったもの17品種であった。濃核病ウイルスに対する感受性は4グループに分類され...
野草地土壌からのアーバスキュラー菌根菌(VA菌根菌)の分離法
要約 植物根に共生し、そのリン吸収を助けるアーバスキュラー菌根菌(VA菌根菌)の分離法について、野草地土壌を用いて検討した。胞子抽出法、土壌トラップ増殖法、植物トラップ増殖法のいずれも一長一短があり...
要約 亜熱帯に位置する南西諸島では高温のため夏季の野菜栽培が困難である。そこで、夏季の野菜生産品目の多様化をめざして、夏季収穫可能な耐暑性サヤインゲン‘ハイブシ’を育成した。 キーワード 南西諸島、耐暑...
要約 小麦のF1にトウモロコシ花粉をかけて育成した半数体倍加系統(Doubled Haploid DH)を用い、赤かび病抵抗性の遺伝分析を行った結果、罹病性に関する2遺伝子と抵抗性に相加的に関与する複数の遺伝子を見出し...
要約 西アフリカの半乾燥地帯で、乾期に残留土壌水分のみで栽培でき、ヘクタール当たり1トン近くの子実収量をあげうる系統、茎葉収量が高く家畜飼料として有望な系統等、カウピーの乾燥耐性系統を選抜した。 背景...
要約 小麦のF1にトウモロコシ花粉をかけて育成した半数体倍加系統(Doubled Haploid,DH)を用いて遺伝分析を行い、赤かび病抵抗性の罹病性に関する2遺伝子と抵抗性に相加的に関与する複数の遺伝子を見出した...
要約 桑の茎頂組織培養系の遺伝的安定性に着目し、品種別の組織培養系を確立して遺伝資源のin-vitro保存法としての可能性を研究した結果、今回用いた共通培地で継代周期を60日とする桑遺伝資源保存のモデルが確立...
要約 カイコの有性生殖器官内の精子及ぴ交尾後の雌蛾精包中の成熟精子を取り出し、窒素ガスを利用した注射装置を用いて未交尾の雌蛾の交尾嚢に注入することにより人工授精を行う方法を確立した。 背景・ねらい 鱗...
要約 従来の水稲超大粒型系統「SLG12」よりも1粒重が20%大きい超大粒型系統「SLG80」を育成した。この系統は「SLG12」に比較し、粒長は同程度であるが、粒幅は0.5mm厚く、1粒重は73mgであった。 背景・ねらい 水...
要約 チャの培養茎頂、実生組織由来の不定胚・多芽体を用いて液体窒素中で超低温保存する技術を開発した。超低温処理後の植物体には外見上あるいは遺伝子レベルにおける変異が認められず、保存後再生個体の遺伝的...
要約 国際農林水産業研究センターの新たな対象地域として拡大した中央アジアの農林水産業及びその研究技術動向を緊急に調査し、農畜水産業特性と重要研究課題を摘出するとともに、今後の共同研究の可能性を明らか...
要約 キャベツ‘安濃7号’は抵抗性素材と同程度の、根こぶ病と萎黄病に対する抵抗性を持ち、結球性等の一般形質が大幅に向上したので、‘かんらん中間母本農2号’として登録した。 背景・ねらい キャベツの産地...
背景・ねらい 多摩森林科学園には約250種類(品種及び種)2,000本のサクラを植栽したサクラ保存林がある。奈良・平安時代の名花や天然記念物指定のサクラ、また新しく作られた品種などを全国から収集したものであ...
要約 北パキスタンで収集した植物遺伝資源の遺伝的多様性を明らかにした。イネは標高によって長・短粒型品種が分布している。インゲンマメは中南米起源と推定され、地域によって種子タンパク質変異の分布が異な...
要約 北パキスタンで収集したイネ在来品種の多様性を明らかにした。北パキスタンにおけるイネの栽培品種は標高によって粒型やアイソザイムのパターンに地理的傾斜があり、山岳地域の生態的特性を反映した変異を...