水耕栽培トルコギキョウの根腐病に対する、化学合成農薬の初の適用拡大
要約 防除効果と薬効成分の残留調査結果を提示することにより、NFT式循環型水耕栽培におけるトルコギキョウの根腐病に対して、これまで登録の無かった化学...
キクタニギクの高温開花遅延において高温感受性が高いのは暗期後半である
要約 キクは高温で開花が遅延することが問題となっている。キクタニギクにおいて高温に対する感受性が高い時間帯は暗期後半である。高温による開花遅延はフロリゲン様遺伝子の発現抑制によるものである。 キーワ...
要約 キクの高温開花遅延は花芽分化よりも花芽発達が遅延することの影響が大きい。高温開花遅延時には葉における花成ホルモン遺伝子の発現が抑制される。高温開花遅延を起こしにくい品種では遺伝子発現抑制の程度...
要約 最新のLED照明を用いた光照射技術により、日本で流通する各種きのこ(シイタケ・マイタケ・エノキタケ・エリンギ・ナメコ・ブナシメジ・バイリング・アラゲキクラゲ)の効果的で省エネな生産法を開発しまし...
要約 刈り取り部と切り花収容部およびフラワーネット回収装置を備えた小ギクの一斉収穫機である。切り花に損傷を与えることなく刈り取りでき、慣行の収穫布を用いて切り花を結束できる。搬出台車との組み合わせに...
キクタニギクFT相同遺伝子CsFTL3はキクの花成ホルモンをコードしている
要約 キクタニギクFLOWERING LOCUS T(FT)相同遺伝子CsFTL3は、花成誘導条件で発現が上昇する。CsFTL3を過剰発現するキク組換え体は花成非誘導条件において開花がみられるこ...
要約 刈り取り部と切り花収容部およびフラワーネット回収装置を備えた小ギクの一斉収穫機である。切り花に損傷を与えることなく刈り取りでき、慣行の収穫布を用いて切り花を結束できる。搬出台車との組み合わせに...
ジベレリンによるキクのLFY相同遺伝子CmFLの発現誘導および花芽分化の促進
要約 花芽分化に低温を必要とする栽培ギク品種は、ジベレリン要求をもつ。そのようなジベレリン要求性品種では、LFY相同遺伝子CmFLの発現誘導にジベレリンを必要とする。 キーワード キク、花成、...
要約 本邦初発生のトマト退緑萎縮ウイロイド(TCDVd)は多くのナス科と一部のキク科植物に無病徴感染し、耐熱性・耐希釈性は極めて高い。また、トマトに感染した本ウイロイドは交配に用いるクロマルハナバチの受粉...
要約 エチレン低感受性遺伝子組換えキクでは、野生型においてロゼット形成が誘導される温度条件下でも、ロゼットを形成せず正常に花芽分化する。よって、キクにおける温度依存性のロゼット形成には、エチレンに...
遠赤色発光ダイオードによるトルコギキョウ促成栽培における開花促進効果
要約 長日処理の光源として、遠赤色発光ダイオードの遠赤色単色光をトルコギキョウに照射すると、白熱電球の照射に比べ開花が促進される。照射時間は長いほど、照射開始時期は早いほど、照射終了時期は遅いほど、...
要約 平張施設を利用したキク周年生産モデルを作成した。夏季は夏秋ギクを使用し、頭上散水、遮熱マルチ等の高温対策により8月出荷ができる。また、12月出荷後、伸長性に優れる秋ギク品種を用い、穂冷蔵、無摘心...
秋ギク「雪姫」、「秋華」の苗低温処理・再電照の方法および適日長
要約 年末出し栽培において、「雪姫」は、挿し穂または苗の低温処理により、切り花長が長くなり品質が向上する。また、「雪姫」では、消灯後12日目より3日間、「秋華」は5日間の再電照で切り花品質を改善できる。6月...
要約 秋系スプレーギクの新品種「プリティララ」を育成した。「プリティララ」は淡いピンク色で中輪の早生品種で、花数が多く、花房が円錐形で整う。親株の生産性が高い。他の花と合わせやすい花色であるため花束...
紙ポットと殺菌剤(粒剤)を用いたベニバナインゲンの3種土壌病害に対する簡易防除
要約 ベニバナインゲンを紙ポットで育苗し、移植時にオリサストロビン粒剤を1g株元散布すると白絹病、リゾクトニア根腐病に対する防除効果が高くなる。また、同様にメタラキシル粒剤を0.5g株元散布すると茎根腐...
バンカー植物で増えたケナガカブリダニがカンザワハダニの密度を抑制する
要約 キク科のチトニアをバンカー植物に利用することで、チトニアで増殖したケナガカブリダニが茶園へ移動し、チトニアから8.5m離れた5畝目までチャのカンザワハダニの密度を抑制する。 キーワード チャ、カンザ...
要約 秋ギク「神馬2号」への消灯後の日長処理による草姿改善および舌状花増加効果は、再々電処理が最も優れ、次いで日長延長+再電処理が優れる。 キーワード キク、秋ギク、神馬、日長処理、再電照、草姿改善、舌...
要約 電照抑制栽培による8、9月開花作型に適した夏秋スプレーギク5品種を育成した。 キーワード キク、夏秋スプレーギク、耐暑性、長日開花性、育種 背景・ねらい スプレーギクは周年生産化が進み、夏秋スプレー...
要約 キク科のチトニアは、代替餌にナミハダニを利用することでチャのカンザワハダニの土着天敵であるケナガカブリダニを効率的に増殖でき、バンカー植物に適している。 キーワード チャ、カンザワハダニ、土着天...
要約 イヌドウナ(ホンナ)の促成栽培は、養成2年株を用い、12月下旬に伏せ込むことで、2月初旬から収穫ができる。用いる根株は、株重20~100gが適する。トンネル内を空中加温方式とすると、地中加温に比べ収穫...