要約 バラの養液栽培における排出肥料削減技術として、間欠給肥法と底面給液を組み合わせた栽培システムを開発した。この技術により、バラの収量は従来のロックウールかけ流し式と同程度で、投入肥料は66%削減、...
要約 カラシナ茎葉を土壌中にすき込み、1ヶ月のビニール被覆処理を行うことで、ホウレンソウ萎凋病の発病株率、発病度が減少する。 キーワード ホウレンソウ、萎凋病、カラシナ 背景・ねらい 連作等に起因すると...
要約 生産量の多いつる性植物26樹種のうち13樹種は4月までにモデルを用いて長尺化を開始することで11月に樹高250cm以上の長尺苗にすることができる。またそのうち9樹種は、8月に長尺苗にすることができる。 キー...
要約 重粘質土壌により寡日照向け整枝法の効果が十分でない圃場では、パーライトとピートモスを用いて 気相率を高め、冬季寡日照向け樹形改良を行なう。この結果、地上部および地下部とも旺盛に生育し、 収穫初年...
要約 栽培適性、観賞適性ともに高い有望な主要7品目および新規宿根草1品目を選定した。これらは水稲用育苗ポットで稚苗育成が可能である。 キーワード 花壇苗、水稲育苗ハウス 背景・ねらい 道央を中心とする水...
要約 プランターを用いた少量土壌培地耕でカーネーションを採花始めから4月まで短茎で収穫する場合、施肥量を減らしたEC0.5dS/m養液でも24cm幅プランターでは高い収量を得られる。この栽培方法は隔離ベンチを持...
要約 粉砕杉皮を高温、高圧で成型・固化した固形培地は、バラの養液栽培に利用でき、ロックウール栽培と同等の品質、収量が得られる。 キーワード バラ、杉皮、樹皮、固形培地 背景・ねらい 本県では低コストで環...
要約 ロックウール栽培の余剰養液処理システムは、夏秋トマト栽培において戻り液の75%を再利用し、残り25%の排液中に含まれる窒素をイオウ酸化菌によりガス化して空中に発散させ、リンを浄水場発生汚泥に吸着さ...
要約 ペレット化した鶏ふん堆肥と牛ふん堆肥および尿素を組み合わせた成分調整型堆肥を利用した、秋まきマルチニンジンは、化学肥料単用と同等の収量が得られ、化学肥料を削減できる。なお、成分調整型堆肥の利用...
要約 花弁地色が鮮やかな紫ピンクで、ピンク白の縁取りが入る、華やかな雰囲気の「カーネ愛知2号」を育成した。花形は中輪の八重咲きで、スプレーフォーメーションが整っている。茎は強度があり伸長性に優れるの...
要約 2段重ねに傾斜させた穴径の異なるベルトを同調回転させて種子を受け渡し、長細い開口板で切った溝に低い位置から播種する簡単な機構の播種機である。アップダウンベルト式播種機より正確な間隔に播種できる...
要約 整枝法をハイラック仕立てとすることで慣行よりも長い切り花が多く得られ、特に切り花が短くなりやすい夏秋期の収益性が大きく向上する。養液土耕栽培の切り上げ仕立てでは土耕栽培よりも採花本数が増加し、...
モミガラくん炭を用いたバラの養液栽培における安定生産のための給液管理技術
要約 バラの養液栽培においてモミガラくん炭培地を用いる場合、気相率が高いため、給液量をロックウール栽培よりも25%増やし、給液回数は1日最低6回が必要である。また、同培地における給液ECを通年0.8mS/cmとロ...
要約 切り花用スプレーバラ「マリアージュ」は、花色が鮮紫ピンクで花形は高芯咲き、花弁のタイプは半剣弁で縁部に波打ちがみられ、スプレータイプとしては中程度の花径である。切り花用品種として安定した収量が...
石灰硫黄系資材を濾材としたバイオジオフィルターによる養液栽培排液の浄化
要約 バイオジオフィルター水路の濾材として石灰硫黄系資材を用いることで、窒素やリンを高濃度に含む養液栽培排液を施設面積の3.5%程度の水路で効率的に浄化でき、窒素濃度を通年10 mg L-1以下に低減できる。...
石灰硫黄系資材を濾材としたバイオジオフィルターによる養液栽培排液の浄化
要約 バイオジオフィルター水路の濾材として石灰硫黄系資材を用いることで、窒素やリンを高濃度に含む養液栽培排液を施設面積の3.5%程度の水路で効率的に浄化でき、窒素濃度を通年10 mg L-1以下に低減できる。 ...
要約 補給液用と循環液用の2つの系統で給液する2系統循環式養液栽培で、バラ「ローテローゼ」を栽培することで、養液を廃棄することなく、掛け流し式と同等の収量品質を得ることができる。 キーワード バラ、循...
要約 新しい切り花用バラの有望品種として「99-186-1」を交雑育種により育成した。花色は弁縁が明るく濃いピンクで、弁の中央部より下が薄いピンクとなるぼかし。花形は剣弁高芯の整形咲き、花弁数は30枚...
要約 アネモネの7月上旬定植では9月下旬から採花でき、コンテナ冷却により年内収量が増加し、良花率も高まる。ラナンキュラスでは短日処理やコンテナ冷却により秋期出荷が可能となり、収量・品質も高まる。チュ...
要約 2タイプのカーネーション品種について養分吸収の推移および吸収量を把握するため、養液栽培により検討した。養分吸収速度は、生育が進むにつれて増加し、2~5月に最大となる。1月までは品種間差は小さく、そ...