除染農地においてそばで営農再開するためのカリおよび窒素肥料の増施
要約 農地除染後も土壌中には放射性セシウムが残存しているが、カリ増施や牛ふん堆肥の施用によりそばへの移行を低減できる。また、表土の剥ぎ取りとマサ土の客土により肥沃度が低下している場合が認められること...
要約 畝立てと同時に肥料を畝内の上層と下層の二カ所に局所施肥する機械である。GNSSと傾斜角度センサで傾斜の影響を排した車速連動施肥により施肥量の変動を減らすことができる。作業速度1.1m/sでの作業能率は約...
要約 アップカットロータリを活用した播種機で、ロータリの整地板を外した状態で、ロータリ後方へ飛散する土の中に種子を散粒することにより、目的とする播種深度を保ちつつ全面播きを一工程で、畑状態の圃場に麦...
要約 ペレット状に成型した牛鶏ふん混合堆肥のリン酸の利用率は未成型のバラ堆肥と同等以上であり、過燐酸石灰と遜色ない。 キーワード 堆肥ペレット、利用率、リン酸、牛ふん堆肥、乾燥鶏ふん 背景・ねらい 近年...
農耕地から発生する亜酸化窒素の削減効果を定量的に評価 -硝化抑制剤入り肥料の平均的な削減率は-38%-
要約 農耕地から発生する亜酸化窒素の削減技術に関する圃場試験の文献値を収集し、統計解析を行いました。その結果、慣行肥料と比較した平均的な削減率は硝化抑制剤入り肥料で-38%、被覆肥料で-35%であることを明...
カーネーションの2年切り栽培における適正な切戻しの高さとかん水管理
要約 カーネーションの2年切り栽培における切戻しの高さは、切戻し後の芽整理の本数が少なく、株の生存率が高い10㎝が適している。切戻し前後のかん水管理は、切戻し前までかん水を継続することで、m2当り200本...
土壌施肥管理システムによる「ヒノヒカリ」への有機質肥料施用技術
要約 土壌施肥管理システムを用いた施肥設計を行うことで、有機質肥料を活用した水稲「ヒノヒカリ」の無化学肥料栽培あるいは減化学肥料栽培においても、食味を損なうことなく、慣行と同等、あるいは同等以上の収...
要約 放牧草の嗜好性に対し、高消化性繊維(Oa)を除く主な繊維分画は負の、Oaおよび水溶性糖類(WSC)+Oaは正の影響を及ぼす。N過剰施用、ゲートからの距離、掃除刈り残渣の存在が嗜好性を低下させる要因となる...
背景・ねらい
山口県の一部干潟域には環境省のレッドデータブックで絶滅危惧1類に指定されているカイガラアマノリの分布が見られ、以前から一部の地域住民により僅かながら食用に利用されていた。しかしな...
要約 小型スイートコーン「ピクニックコーン」は、除房処理を行わないことで栽植株数の50%程度の株で販売可能な穂が1株から2穂収穫でき、「味来390」と同等以上の収量が確保できる。 キーワード 小型スイートコ...
道央水田転換畑における秋まき小麦「ホクシン」の大豆畦間ばらまき栽培法
要約 秋まき小麦の連作回避を目的とした大豆畦間ばらまき栽培技術について、道央地域の「ホクシン」に適応した栽培基準である。 キーワード 道央、転換畑、秋まき小麦、大豆畦間播種、連作 背景・ねらい 秋まき小...
要約 カラシナ茎葉を土壌中にすき込み、1ヶ月のビニール被覆処理を行うことで、ホウレンソウ萎凋病の発病株率、発病度が減少する。 キーワード ホウレンソウ、萎凋病、カラシナ 背景・ねらい 連作等に起因すると...
要約 生産量の多いつる性植物26樹種のうち13樹種は4月までにモデルを用いて長尺化を開始することで11月に樹高250cm以上の長尺苗にすることができる。またそのうち9樹種は、8月に長尺苗にすることができる。 キー...
要約 プランターを用いた少量土壌培地耕でカーネーションを採花始めから4月まで短茎で収穫する場合、施肥量を減らしたEC0.5dS/m養液でも24cm幅プランターでは高い収量を得られる。この栽培方法は隔離ベンチを持...
要約 ペレット化した鶏ふん堆肥と牛ふん堆肥および尿素を組み合わせた成分調整型堆肥を利用した、秋まきマルチニンジンは、化学肥料単用と同等の収量が得られ、化学肥料を削減できる。なお、成分調整型堆肥の利用...
要約 バラ養液土耕栽培において、圃場外へ排出される硝酸態窒素量は慣行土耕栽培に比べ少ないが、土壌中に多量の硝酸態窒素が蓄積する。 キーワード バラ、養液土耕、硝酸態窒素 背景・ねらい 養液土耕栽培は、作...
要約 トルコギキョウ、アスター、ストック等を施肥や潅水の省力化が可能な少量土壌培地耕で栽培すると、養液土耕と比較して採花時期の早期化、草姿のコンパクト化、花持ちの向上が可能となる。 キーワード 草花類...
フェノール発泡樹脂培地によるスプレーカーネーションの据え置き養液栽培
要約 粒状のフェノール発泡樹脂を培地に用いるスプレーカーネーションの養液栽培では、切り花本数および品質はロックウール培地と同等である。また、この培地は株を据え置く2年切り栽培にも適用できる。 キーワー...
要約 2タイプのカーネーション品種について養分吸収の推移および吸収量を把握するため、養液栽培により検討した。養分吸収速度は、生育が進むにつれて増加し、2~5月に最大となる。1月までは品種間差は小さく、そ...
要約 液肥は、毎日午前9時に点滴チューブから一定量(年間施用量÷365日)を1回施用する方法で、10a当たり年間窒素施用量は、バラ栽培では約80kg、ガーベラ栽培では約40kgが適当である。 キーワード 液肥、隔離ベ...