新梢への付傷接種法によるモモのせん孔細菌病の拡大抵抗性の品種間差異
要約 せん孔細菌病菌液を新梢に接種して形成された病斑長を測定することで、モモ品種・系統のせん孔細菌病に対する拡大抵抗性の程度を評価できる。「Chimarrita」、「もちづき」、「錦」は比較的抵抗性が強く、育...
早生多収の飼料用米に適する水稲新品種候補系統「奥羽409号」
要約 「奥羽409号」は、東北地域中部では出穂期が"早生の晩"に属する粳種である。普及予定地において、多収品種「ふくひびき」より粗玄米重が多い。耐倒伏性は"やや強"である。大粒で品質が劣るため、食用品種と...
オイルパーム古木中の糖は貯蔵中に増加し、有望なバイオエタノール原料となる
要約 オイルパーム古木の樹液中の糖は伐採後貯蔵中に増加し、最大14~16%に達することを見出した。この発見は、伐採され利用方法のない古木が、適切な熟成により、サトウキビに匹敵するバイオエタノール資源とな...
要約
要約 冬どり栽培のブロッコリーの花蕾に発症するブロッコリーべと病の防除には、耐病性品種を利用し、堆肥や窒素の多量施用を避けた施肥を行い、べと病に感染しやすい10月~11月にマンゼブ・メタラキシル水和剤を...
要約 ハウスビワ栽培で、耕種的防除として開花期から天井部ビニルの被覆を行うと、腐敗果の発生率は慣行栽培に比べ1/4~1/6に低下する。果実腐敗の原因となる各種菌類の出現頻度は園地毎に異なるが、本防除法はい...
飼料イネの麦間直播は窒素多用栽培でもイチモンジセセリの発生量が少ない
要約 埼玉県の米麦二毛作体系において、飼料イネの麦間直播栽培は、耕畜連携における家畜由来液肥の窒素成分を増収目的で多用した場合でも、イチモンジセセリ(イネツトムシ)第2世代幼虫の発生を抑制できる。 ...
非有機リン系アブラムシ防除用殺虫剤の利用による茎葉処理除草剤ベンタゾン薬害の軽減
要約 播種時に施用するアブラムシ殺虫剤をエチルチオメトン剤からチアメトキサム剤に替えると、北海道の主要ダイズ品種でもベンタゾン散布による薬害は低下し、かつ高温・強日射等の薬害発生を助長する条件下にお...
要約 ヤマブドウを発芽期から収穫期まで雨除けすることで、殺菌剤無散布でもべと病、晩腐病の被害を大幅に軽減できる。これにより、十分成熟した果実が収穫でき、糖度が高く、酸含量が低く、果汁色の濃い加工用と...
殺虫剤エチルチオメトンの播種時処理は除草剤ベンタゾンによるダイズの薬害を激化させる
要約 殺虫剤エチルチオメトンをダイズ播種時に処理し、生育期に除草剤ベンタゾンを茎葉処理すると、両剤の処理間隔が1ヶ月程度あっても激しい薬害を招く。イミダクロプリド等の非有機リン系殺虫剤とベンタゾンと...
殺虫剤エチルチオメトンの播種時処理は除草剤ベンタゾンによるダイズの薬害を激化させる
要約 殺虫剤エチルチオメトンをダイズ播種時に処理し、生育期に除草剤ベンタゾンを茎葉処理すると、両剤の処理間隔が1ヶ月程度あっても激しい薬害を招く。イミダクロプリド等の非有機リン系殺虫剤とベンタゾンと...
覆い下自然仕立て茶園におけるクワシロカイガラムシの防除適期予測
要約 覆い下自然仕立て茶園において、周辺地域の気温データから被覆などの栽培条件によって温度を補正し、有効積算温度を算出することにより、クワシロカイガラムシ防除適期である幼虫ふ化最盛期が予測できる。 ...
棚田の水平連棟ハウスに対応したレール式自動薬剤散布装置 四国農試
要約 タラノメのふかしハウス内平均気温は外部気象の気温・日射量と高い相関が認められる。そこで、ハウス内平均気温の推定を外部気象の数値から行うことにより、簡便に気象データを利用したタラノメの収穫予測が...
要約 本田の任意のイネ株にいもち病菌を無傷接種する方法を考案した。夜間に長波透過率の高い透明ポリエチレン被覆資材でイネ株を覆い、イネ体の放射冷却を妨げずに湿度を保つことによりイネ葉面に結露を生じさせ...
要約 水稲の減農薬・減化学肥料栽培の手引きを作成した。本栽培法は化学合成農薬と化学肥料をそれぞれ半減ないしそれ以上削減し、慣行の90%以上の収量および同等の品質を得ることを目標としている。 背景・ね...
要約 「あきたっこ」はキタカミコムギより2~3日早生で、耐雪性が優れ、子実収量は標準栽培、ドリル播栽培、晩播栽培ともにやや多収である。また、キタカミコムギより外観上の品質と製粉特性は優れる。 背景・ね...