要約 低投入型農業の支援を目的として,コンティンジェント評価法を用い,肥料・農薬散布量の50%削減に対して農家が求める補償額の推計を行い,あわせて補償額の大小に影響を与える要因について明らかにした。...
要約 ベントグラスダラースポット病の発生抑制のためには、尿素の0.5~1.0g/m2の散布または潅注処理の実用性が高い。 背景・ねらい 農業試験場では無農薬による管理技術の確立を目指して試験を実施中である。ベン...
要約 育苗面積の縮小と均質苗の大量生産が可能であるイチゴのセル成型苗育苗法(セル育苗)は、従来の育苗法に比べ、育苗・定植の作業時間短縮、軽作業化、苗生産の低コスト化が図れる。 背景・ねらい イチゴの生...
受粉用昆虫マルハナバチは近紫外線除去フィルム被覆下でも利用できる
要約 近紫外線を全く透過させないハウス内でも、一般農ビフィルム下と同様に受粉用昆虫のマルハナバチは受粉活動をする。 背景・ねらい 平成3年12月に試験用として導入されたマルハナバチ(Bombus terrestris)は...
大区画ほ場造成初年目における不耕起乾田直播による水稲の安定栽培法
要約 造成直後の大区画ほ場に、肥効調節型肥料の播種溝条施による不耕起乾田直播栽培を適用すると、作業工程が少なくなり労働時間を画期的に低減できる、大型機械の沈下などの障害がない、生育ムラの発生を極小に...
水稲複合抵抗性新品種「玉系88号(彩の夢)」の育成と準奨励品種採用(予定)
要約 耐倒伏性極強、縞葉枯病抵抗性、ツマグロヨコバイ・萎縮病抵抗性、良質多収で減農薬栽培が可能な晩生の水稲新品種「玉系88号(彩の夢)」を育成した。野菜あと等の肥沃地や小麦あと栽培を対象に準奨励品種に...
要約 石灰窒素(粉)を溶かした上澄液を、莢が黄化した小豆「丹波大納言」に散布することにより、落葉が早まり、成熟の均一化・早期化が図られ、その後の収穫作業等の効率化が図られる。 背景・ねらい 県内で主に...
要約 多口パイプ噴頭に送風機から風を送ることにより、空気の力で圃場内に水稲種子や粒状肥料、粒状農薬を一定した幅に散布することを目的とする水田管理用の定幅散布機を開発した。本機の散布精度は高く、催芽籾...
要約 可視から中間赤外に感度をもつ小型の分光センサによって,水稲群落のバイオマス,葉面積指数,窒素含有量など生育診断の基礎となる生育情報を非破壊で迅速に推定する手法を開発した. 背景・ねらい 作物の栽培管...
要約 生研機構が開発した水田用栽培管理ビークルの実用化に向け、現地適応性試験を行った。その結果、田植作業は従来の田植機と同等以上の性能であり、液剤少量散布機による防除作業も高能率な散布が可能であった...
要約 群馬県嬬恋村キャベツ産地では,土壌の腐植含量と根こぶ病の発病に高い相関がある。腐植含量5%未満の淡色黒ボク土主体の圃場は発病抑止型で,大幅な 減農薬防除が可能である。腐植含量10%以上の発病助長型の圃...
要約 播種のみならず粒状の肥料・農薬を汎用的に散布可能なトラクタ直装型定幅 散布機を基幹作業機とする水稲の潤土表面散播作業を体系化した。定幅散布機 のha当たりの催芽種籾・肥料・農薬の散布時間は,いず...
要約 播種のみならず粒状の肥料・農薬を汎用的に散布可能なトラクタ直装型定幅散布機を基幹作業機とする水稲の潤土表面散播作業を体系化した。定幅散布機のha当たりの催芽種籾・肥料・農薬の散布時間は,いずれも...
要約 多口パイプ噴頭に送風機から風を送ることにより、空気の力で圃場内に水稲種子や粒状肥料、粒状農薬を一定した幅に散布することを目的とする水田管理用の定幅散布機を開発した。本機の散布精度は高く、催芽籾...
要約 低価格でしかも生産者が容易に設置できる自動給水器を用いて、現地実証試験を行った結果、週1回の点検・調整で適正な水管理が行え、無効放流も解消されることが明らかになった。 背景・ねらい 水稲栽培...
要約 大区画水田における管理作業の省力化と機械の汎用利用による機械費の低減を図るために、乗用管理作業車を追肥・病虫害防除・培土・除草などの各種管理作業に一貫して利用する作業技術を開発した。 背景・...
要約 ダイズ白絹病汚染土壌から分離した拮抗性トリコデルマ属菌(Trichoderma harzianum 2株)は,白絹病の発生を顕著に抑制する。本菌株のふすま培養をダイズの培土時に土壌混和することにより高い防除効果を示...
要約 作業者に対する農薬被曝防止及び農薬の目的外飛散を低減するため、近年研究が進められている低樹高果樹を対象とした樹体被覆型農薬散布装置を開発した。 背景・ねらい 農薬被曝回避のためには防除衣及び...
要約 低価格でしかも生産者が容易に設置できる自動給水器を用いて、現地実証試験を行った結果、週1回の点検・調整で適正な水管理が行え、無効放流も解消されることが明らかになった。 背景・ねらい 水稲栽培は省...
要約 堆肥連用水田における有機質(窒素、燐酸)肥料の施用は化学肥料栽培体系に劣らない収量確保が可能である。有機質肥料区は土壌還元がやや強く、中期の土壌窒素もやや多くなるが、地力増強効果が高く、窒素吸収...