要約 「チクゴイズミ」は穂発芽性が難で、製めん適性は農林61号並に優れ、外観品質が良く、早生、多収であり、県内平坦部の小麦栽培地帯に普及できるので、奨励品種に採用する。 背景・ねらい 本県の小麦奨励品...
ディスク駆動式汎用型不耕起播種機で播種した大豆と小麦の収量と根系
要約 農業研究センターで開発したディスク駆動式汎用型不耕起播種機により水田転換畑で大豆および小麦を不耕起栽培すると収量は耕起栽培と同等となる。不耕起栽培では大豆の根系は浅く、小麦の根量は少ない。 背...
小麦の品質特性の成因解明に有用なモチ性突然変異系統の作出とその特性
要約 小麦関東107号の種子をメタンスルホン酸エチル(EMS)で処理し,その M2 から 2 粒のモチ性突然変異体を見いだした。後代の検定によりモチ性が固定していることを確認し,「K107Wx1」および「K107Wx2」と命名...
播種装置付チゼルプラウを用いた春播小麦の根雪前簡易耕起・播種技術
要約 播種装置付チゼルプラウを用いた簡易耕起により春播小麦を根雪前に播種する作業方式は、根雪前の湿潤な土壌条件においてロータリ耕うん方式と同等の砕土率と約2倍の作業速度が得られ、1工程で作業可能なこと...
要約 重窒素同位体希釈法により測定される土壌中の窒素無機化速度と有機化速度は小麦収穫物残渣のみをすき込んでも大きく変化しないが、硫酸アンモニアを同時に施用することにより増大する。これらの速度は土壌...
要約 播種装置付チゼルプラウを用いた簡易耕起により春播小麦を根雪前に播種する作業方式は、根雪前の湿潤な土壌条件下においてロータリ耕うん方式と同等の砕土率と約2倍の作業速度が得られ、1工程で作業可能...
要約 バンドウワセで70kg/aの多収を得るための収量構成要素は、穂数580本/㎡以上、1穂粒数29粒、千粒重41.5gであり、このための施肥体系は基肥0.8kg/aに2月中下旬追肥0.2kg/a と減数分裂期(4月上旬)追肥0.2kg/a...
要約 乾田直播栽培における播種後~幼苗期の雀害回避対策として、種籾のチウラム水和剤処理が有効であり、顕著な効果が期待できる。 背景・ねらい 乾田直播栽培では、標準的な播種期よりも早播きあるいは晩播き...
要約 らい小麦のもつ耐寒性や耐肥性などの特性を利用し,小麦作に不適な根釧地区を含む北海道東部地域に導入すれば,700kg/10a以上のわらを収穫でき,酪農地帯のわら不足解消に役立つ可能性がある。 背景・ねら...
要約 らい小麦のもつ耐寒性や耐肥性などの特性を利用し,小麦作に不適な根釧地区を含む北海道東部地域に導入すれば,700kg/10a以上のわらを収穫でき,酪農地帯のわら不足解消に役立つ可能性がある。 背景・ねらい 酪...
温暖地平坦部における3年5作水田輪作営農の経営面積と経済性指標
要約 開発技術(麦刈取大豆同時播種、水稲乾田不耕起直播)を取り入れた水稲・麦・大豆の3年5作水田輪作営農は、30ha規模の経営面積で成立し、その場合、省力技術体系の下で高収量を達成することで高い経済性が実...
利根川下流域の水田複合型営農集団における乾田直播栽培技術導入の規模拡大効果
要約 利根川下流域の複合型水田作営農集団における不耕起乾田直播栽培技術の経営的評価を行い、経営面積がおおむね40haまでは水稲や麦類、大豆、いちご等を組み合わせた複合経営が合理的であること、また、直播技...
温暖地平坦部における3年5作水田輪作営農の経営面積と経済性指標
要約 開発技術(麦刈取大豆同時播種、水稲乾田不耕起直播)を取り入れた水稲・麦・大豆の3年5作水田輪作営農は、30ha規模の経営面積で成立し、その場合、省力技術体系の下で高収量を達成することで高い経済性...
要約 可給態窒素又はりん酸緩衝液抽出窒素により小麦栽培期間中の土壌窒素無機化量を簡易に予測し、目標収量の窒素吸収量から窒素施用量を診断できる。 背景・ねらい 小麦作付土壌から発現する窒素量は、土壌を長...
要約 水稲栽培における多労な育苗作業と代かき作業の省略による大幅な労働時間の短縮と機械費の節減を可能とする不耕起直播栽培技術を確立するため、浅耕機構を併用した水稲不耕起播種機を開発した。さらに、本機...
要約 小麦に対する被覆尿素を用いた全量基肥栽培は,比較的溶出が早い(40日タイプ)のものを70%程度含有する肥料を用いることによって、慣行栽培と同等以上の収量・品質を得ることができ、省力・高品質化技術とし...
利根川下流域の水田複合型営農集団における乾田直播栽培技術導入の規模拡大効果
要約 利根川下流域の複合型水田作営農集団における不耕起乾田直播栽培技術の経営的評価を行い、経営面積がおおむね40haまでは水稲や麦類、大豆、いちご等を組み合わせた複合経営が合理的であること、また、直播技...
ウイルスフリー苗を利用したサツマイモ高品質生産のためのイネ科作物との間作
要約 ウイルスフリー苗利用のサツマイモとイネ科作物の間作様式は、サツマイモの挿苗初期におけるウイルス感染を回避し、ウイルスフリー苗の特性が発揮されることからサツマイモの収量確保と安定した高品質生産が...
要約 小麦「しゅんよう」は耐肥性が強く、融雪時の窒素追肥量を窒素成分でa当たり 0.4kgから 0.6kgへ増施すること及び、減数分裂期追肥を同じく 0.2kg施用することにより増収し、粗蛋白含有率も向上する。 背景...
要約 回転する鋭利なディスクで深いY字型の溝を作り、上部のV字型の部分に播種をする水稲・麦・大豆用汎用型不耕起播種機を開発した。畑作では播種溝に直交する弾丸暗渠を施工し播種溝内の排水を促進する。適切...