デジタル画像を利用した栄養生長期の小麦における植被率の簡易推定法
要約 デジタルカメラと画像解析ソフトを用いることによって栄養生長期の小麦における植被率を簡便で非破壊的に測定できる。植被率は、茎数、地上部乾物重、葉面積指数(LAI)と高い正の相関関係が認められることか...
要約 小麦新奨励品種「さぬきの夢2000」は、基肥量を増加し、追肥時期を早めることにより、分げつ促進、穂数確保による収量性向上が期待できる。また、収量性確保の観点からみた播種適期は、凍霜害の危険性が低く...
要約 香川県が讃岐うどん用に育成した小麦「さぬきの夢2000」は、讃岐うどんに加工した際、めんの色と粘弾性に優れており、栽培面でも耐倒伏性が強く、収量性も高いので奨励品種に採用する。 キーワード 小麦、さ...
要約 「キヌヒメ」は良質で、茎立ちが遅く、耐寒性が強い。出穂期、成熟期は「きぬいろは」より遅いが、外観品質は優れ、収量が安定しているので、標高300m以上の中山間地域向き奨励品種として採用した。 キーワ...
要約 小麦「イワイノダイチ」の早播栽培(11月上旬播)における窒素施肥量(窒素成分/10a)は、基肥5kg、第1回追肥4kg、第2回追肥2kgとする。第2回追肥(穂肥)の施用時期は収量性からみて出穂前35~15日頃とする。...
要約 小麦「イワイノダイチ」の早播栽培(11月上旬播)における播種量(苗立数)は収量性、耐倒伏性、製粉性からみて50~100本/m2が適する。 キーワード イワイノダイチ、小麦、耐倒伏性、収量性、製粉性、播種量、...
小麦「イワイノダイチ」における播種時期別の生育特性と収量・品質
要約 秋播型早生小麦「イワイノダイチ」において早播(11月上旬播)は標準播(11月下旬播)に比べて、成熟期は約5日早くなり、5月中の収穫が可能である。また、早播での幼穂凍死は少ないが、花粉不稔が多い。早播にお...
要約 めん用小麦奨励品種「東北206号」の9月末の全面全層播き栽培における適播種量は10㎏/10aで、出芽数150本/㎡以上を確保する。減数分裂期の窒素追肥増施は増収効果が高く、子実蛋白含量確保に有効である。 背...
要約 六条大麦「シュンライ」は秋田県内では少雪地域での栽培が可能である。本品種は成熟期が早く、麦ー大豆体系に適し、大粒で搗精白度が高く、精麦適性が高い。 背景・ねらい 大麦は小麦よりも熟期が早いことか...
要約 リン酸吸収を菌根に依存しないアーバスキュラー菌根菌非宿主作物の生育は、前作物の影響を受けにくい。一方、宿主作物の生育・収量は宿主作物跡地で優る。しかし、前年に宿主を栽培することによる増収効果に...
要約 円筒型透明プラスチック製飼育ケージを用い、小麦の芽出し苗を餌として、アカヒゲホソミドリカスミカメの継代飼育が簡易にできる。 背景・ねらい アカヒゲホソミドリカスミカメは斑点米を引き起こすカメムシ...
要約 寒地畑作地帯の秋播き小麦刈り跡地へ、アルファルファを部分耕バンドシーダで簡易耕しながら施肥播種することにより、翌年は3回刈りで10a当たり年間900kg前後のアルファルファ乾物収量が得られる。 背景・...
要約 愛知式不耕起播種機を用いて、11月下旬から12月上旬に小麦と水稲種子を同じ播種溝へ同時播種する。水稲出芽時には小麦との水分競合によって水稲の夭折が発生し苗立率が低下するため、小麦成熟後期に明きょ通...
麺の色相・食感に優れた小麦新品種「きぬの波」の育成と認定品種採用
要約 群馬県で育成した小麦新品種「きぬの波」は、耐倒伏性に優れた多収品種で、アミロース含量はやや低く、製粉性は並であるが、麺の色相に優れ、食感の硬さと粘弾性のバランスに優れる。群馬県で認定品種として...
要約 播種適期を守り、播種量0.6~0.8kg/a、基肥窒素量0.7kg/aとし、必ず窒素量0.2 ~0.4kg/aを追肥することにより、「つるぴかり」の高品質・安定栽培ができる。 背景・ねらい 麦の民間流通に際し本県では実需の...
愛知式不耕起播種機を用いた播種前浅耕処理による小麦栽培の安定化
要約 愛知式不耕起播種機による小麦栽培は、播種前に深さ約5cmの浅耕処理と浅耕時の基肥施用により生育・収量が安定する。また、通常の耕起栽培ほ場よりも、後作の大豆作業が降雨の影響を受けにくい。 背景・ねら...
要約 水稲不耕起直播を立毛中の小麦条間に行う場合、シイグモイド溶出型100日タイプ及び同120日タイプ被覆尿素を4:6に配合した肥料を種もみと同条施用する全量基肥体系において、小麦の品質に影響することなく、...
要約 寒地畑作地帯の秋播き小麦刈り跡地へ、アルファルファを部分耕バンドシーダで簡易耕しながら施肥播種することにより、翌年は3回刈りで10a当たり年間900kg前後のアルファルファ乾物収量が得られる。 背景・...
コントロールド・トラフィックシステムによる大豆・小麦の長期連作
要約 ワイドトレッド・トラクタと不耕起施肥播種機を組み合わせたコントロールド・トラフィックシステムにより大豆・小麦の連作を8年間続けても、土壌の膨軟性が維持でき省力的で安定した収量が得られる。 背景・...
要約 多収で、製めん適性の優れる秋播型早生種の小麦「イワイノダイチ」を奨励 (認定)品種として採用する。 背景・ねらい 麦類の民間流通への移行にともない、より高品質な小麦が求められている現状を踏まえて...