要約 7~8月は種、9~10月定植のししトウガラシのロックウール培地耕における促成栽培では、培養液の給液濃度は育苗時がEC:0.8dS/m、本圃がEC:0.8~1.2dS/m程度で安定した栽培が可能である。 背景・ねらい 本...
要約 ダイコン栽培で、牛糞堆肥、豚糞堆肥を施用する場合、マルチを利用することにより、岐根の発生を抑制し化学肥料と同等以上の秀品収量水準を維持できる。またマルチにより作土層からの窒素の溶脱を防止できる...
要約 前作が豆類・スイートコーンの場合、後作の根菜類にさまざまな生育障害が発生する。前作の野菜の違いが後作の畑作物の生理障害や病害発生に与える影響は認められない。現地における根菜類のリゾクトニア病は...
要約 ヘアリーベッチのライブマルチは雑草防除面だけでなく、夏場の地温上昇の抑制、土壌の膨軟化、保水性や排水性の向上など土壌の物理性改善にも効果がある。畑作物13品目についてヘアリーベッチのライブマルチ資...
要約 紙マルチは軟弱野菜の移植栽培に有効に導入できる。その利点は高温ストレスを回避して生育・品質を向上させること、片づけ作業が不要なこと、廃プラスチックを出さないことである。 背景・ねらい 省力化と...
「ラ・フランス」より早く出荷できる西洋なし新品種「越さやか」
要約 「バートレット」に「ラ・フランス」を交雑して西洋なし新品種の「越さやか」を育成した。収穫適期は9月下旬で、10月上旬から可食期となる中生品種であり、食味は甘酸に富んで良好である。花芽着生が良く早...
要約 食用ゆりの生理障害であるあんこ症は、りん茎(球)肥大の中後期におけるカルシウム、ホウ素の吸収不足によって発生する。当面の対策として、カルシウム、ホウ素の補給、作土の保水性向上、培土の改良による根...
要約 花き栽培土壌(作土対象)の化学性項目pH(H2O)、EC、有効態りん酸、硝酸態窒素、交換性塩基(CaO、MgO、K2O)、微量要素(Mn、Cu、Zn、B)について診断指標値を設定した。 背景・ねらい 北海道で未設定の、花き栽...
要約 RIPA法(迅速免疫ろ紙検定法)は、ばれいしょのYモザイク病及び野菜類のモザイク病を簡易(約10分、圃場で実施可能)かつ高精度(ELISA法とほぼ同等)に診断できる。 背景・ねらい ばれいしょのYモザイク病T系統は...
要約 オーキシンの移動阻害剤である、トリヨード安息香酸を含むラノリンペーストを果柄に塗布することで、環境条件を操作する必要なくトマトの空洞果、尻腐れ果等の生理障害を誘起できる。 キーワード オーキシン...
要約 根こぶ病菌密度が概ね104/g乾土前半以下の土壌では、根こぶ病抵抗性ダイコンを植えて菌を誘引する「おとり作物」により、収穫株跡の菌密度が低下するので、そこへハクサイを植えることで発病が著しく軽減で...
要約 生理障害のデータベースとカラー画像を併用し、パソコンによる野菜の生理障害を診断する支援システムを開発した。このシステムは障害の原因と、基本的な対策を表示させるようにした。 背景・ねらい 野菜栽培...
極早咲き鉢物・花壇用オリエンタル系ユリ新品種「S91-507」
要約 早咲きの鉢物用オリエンタル系ユリ品種の育成を目標に昭和62年に交配し、胚培養によって「S91-507」を育成した。露地栽培において、開花期が早く、草姿がわい性で鉢物、花壇用に適する。また、加温栽...
要約 根こぶ病菌密度が概ね104/g乾土前半以下の土壌では、根こぶ病抵抗性ダイコンを植えることにより収穫株跡の菌密度が大きく低下するので、マルチの除去及び耕起を行わずに連続してダイコン株跡へハ...
抵抗性ダイコンを用いた'おとり作物'によるハクサイ根こぶ病の耕種的防除
要約 根こぶ病菌密度が概ね104/g乾土前半以下の土壌では、根こぶ病抵抗性ダイコンを植えて菌を誘引する「おとり作物」により、収穫株跡の菌密度が低下するので、そこへハクサイを植えることで発病が著しく軽減で...
要約 大型完熟ピーマン栽培はビニールハウスでロックウール栽培システムを使用することにより半促成栽培及び抑制栽培の年二作の作型で、適切な品種選択をすると、年間約 8tの収穫が可能である。 背景・ねらい ...
窒素過剰供給領域における茶樹の生長、窒素吸収及び遊離アミノ酸蓄積特性
要約 茶樹の窒素吸収量は窒素供給量の増大に伴って増加し、それに伴い新芽中のテアニン等の遊離アミノ酸濃度も上昇する。しかし樹体に生理障害が現れる限界供給水準を越えると、新芽生産性が大きく低下する。また...
要約 着色・外観良好な,赤色系,早熟性の四倍体生食用ブドウ「陽峰」を育成した。 背景・ねらい
温暖多雨地帯における施設栽培に適した生食用ブドウ品種として,耐病性を有し,早熟でかつ赤色系の大粒の多収...
要約 褐色森林土リンゴ園において,pH,置換性石灰などの土壌特性の長期間にわたる変動は,年間の窒素施肥量が5kg/10aを超すと,悪変した。また,リンゴ樹の年間の窒素吸収量は10kg/10aで,この50%が土壌に還...
要約 ビワ新品種「涼風」は「楠」に「茂木」の花粉を交雑して育成された。果実は橙黄色の大果で,糖度が高く良食味品種である。果皮障害の発生が少ない豊産性の中生品種である。 背景・ねらい
ビワの栽培品種...