
フラットベッドスキャナを用いた土壌および作物体の簡易診断システム
要約 フラットベッドスキャナを用いて、土壌の全炭素含量の推定、作物の葉色の推定、土壌診断における比色分析を可能とする土壌および作物体の簡易診断システムを開発した。 背景・ねらい 安全・安心な農産物栽培...

要約 コーンコブ廃培地堆肥の畑条件30℃、2か月での窒素無機化量は、現物1tあたり1~2kgである。黒ボク土での廃培地堆肥の窒素分解率は、1年で30%、2年で50%、4年で70%程度である。レタスでは、廃培地堆肥によ...

要約 草地造成の際は、基肥に発酵鶏ふんペレットをN換算4kg/10a施用し、播種を1番刈以降に行う。雑草草丈が20~30cmの時期に初回掃除刈を行う。維持段階では秋に腐熟堆肥4t/10a及び熔燐30kg/10aを施用する。飼...

酪農地域のふん尿利用を適正化する農家支援組織の育成・運営マニュアル
要約 農業試験場が農協職員などに対して年間7~8日の実習を3年間実施して施肥管理技術者を育成するカリキュラム及び、支援組織が酪農家のふん尿利用活動を支援する効率的な年間活動計画からなる酪農地域の圃場養...

要約 土壌理化学性の悪化および不適切な肥培管理による根傷みや石灰の吸収阻害により、タマネギ乾腐病の発生が助長されていた。防除対策として、有機物の施用やプラウ耕等による土壌管理法と、施肥量の適正化、肥...

要約 ハウス夏秋どりトマトの本圃において、収量や品質を低下させない無化学肥料栽培を実現するため、使用する有機質資材の種類、施用量および施用時期に関する栽培指針を策定した。また、本技術は土壌肥沃度に対...

要約 VA菌根菌の宿主作物を前作物として栽培すると、後作のダイズ栽培ではVA菌根菌の感染率が増加する。その結果、ダイズのリン酸吸収が促進されて、5~10 kg P2O5/10aのリン酸減肥が可能となる。 キーワード VA...

要約 有機栽培たまねぎで収量確保と病虫害軽減を可能とする生産安定化技術(適品種と作型、有機物の施用法および混和法,手押し除草機の効果)と土壌化学性の目標値を検討して栽培モデルを提案する。 キーワード ...

環境に配慮した酪農のためのふん尿利用計画支援ソフト「AMaFe」
要約 本ソフトは1戸の酪農家を基本単位とし、飼養頭数、農地の管理来歴データ等を入力すると、基本的なふん尿利用計画とそれに伴う環境負荷発生量(窒素の溶脱量と揮散量)の推定値を画面に表示する。利用者はそ...

要約 水稲の生産情報(玄米収量、白米タンパク含有率の実績値、目標値)及び窒素施肥量実績値から、生産目標に対応する適正窒素施肥量を設定できる。 キーワード 玄米収量、白米タンパク含有率、成熟期窒素吸収量...

要約 食用ゆりにおいては、土壌中熱水可溶性ホウ素が2ppmを超える場合に障害が発生する危険性がある。ホウ素資材の施用履歴があり茎葉発育最盛期での葉身中ホウ素濃度が100ppm以上である場合、ホウ素過剰症の可能...

要約 ラークスパー心止まり症は草丈20cm以上の抽苔期におけるカルシウム不足と高湿度条件による生理障害である。発生の少ない品種の選択、除湿、カルシウム資材の土壌混和処理、適正な施肥により軽減できる。 キ...

環境に配慮した酪農のためのふん尿利用計画支援ソフト「AMaFe」
要約

要約 ジャーガル土壌における年3作のレタス栽培では、被覆尿素入り窒素肥料を用いた一括全量基肥施用(40N-22.5P2O5kg/10a)、マルチ内15mm点滴かん水、株間30cm、畦幅45cmの1条植で大玉が得られ、且つ環境負荷が少...

要約 ニガウリの養分吸収特性を考慮した液肥組成による養液土耕栽培は、クリンカアッシュや草炭を幅0.5m深さ0.2mの土層に容積比1/3混和の局所管理で平畦にすると、慣行栽培以上の収量が得られ、かつ塩類集積の少...

要約 アルストロメリアの潅水同時施肥栽培では潅水量を1.5~2.1L/床m2・日(高温期は2.1~2.8L)、液肥の窒素濃度を100~150ppm(高温期は50~75ppm)で管理することで収量や品質が向上する。 キーワード アルス...

窒素施肥深度の違いがホウレンソウとダイコンの生育・窒素吸収に及ぼす影響
要約 ホウレンソウの生育と窒素吸収は、0~15cmの土壌中窒素濃度に依存する。 ダイコンは、0~60cmの施肥窒素を吸収でき、窒素吸収量は土壌への投入量に応じて増加する。 キーワード 窒素吸収、施肥深度、施肥濃...

要約 土壌還元消毒により土壌のアンモニア態窒素が増加し、無機態窒素量は太陽熱消毒に比較し約3倍増加するが、可給態窒素量は処理により減少する。コマツナ等の栽培では、土壌還元消毒後は作付け前に土壌診断を...

スーダングラスの硝酸態窒素濃度を低減するための土壌診断に基づく施肥管理
要約 作土の生土培養窒素量が40mgN/kg乾土以上では、窒素肥料施用によるスーダングラスの増収効果はなく、硝酸態窒素濃度は2g/kg乾物を越えるため、窒素肥料の基肥、再生草への追肥は行わず、堆肥等有機物の施用...

家畜ふんペレット堆肥と被覆尿素を組み合わせた屋根掛けポンカンの施肥法
要約 牛ふん堆肥、鶏ふんペレット堆肥及び被覆尿素を用いることにより、慣行施肥法より施肥回数を年1回、年間窒素施肥量を12%削減できる。 キーワード ポンカン、施肥、ペレット堆肥、被覆尿素 背景・ねらい 鹿児...