アルファルファ跡地のトウモロコシ栽培では窒素施肥量を節減できる
要約 アルファルファ草地のすきこみ後に初めて栽培するトウモロコシでは窒素肥料を節減できる。アルファルファの利用期間を2年、トウモロコシ栽培時のスラリー施用量を5t/10aとした場合では、窒素肥料を無施用...
寒冷地におけるソバ-ナタネ二毛作のための立毛間播種機の汎用化
要約 大豆・麦立毛間播種機の分草桿および種子繰り出しロールに簡易な改造を加えることにより、ソバ立毛間へのナタネ播種機として利用でき、寒冷地においてソバ-ナタネの二毛作が実施可能である。 キーワード 農...
大豆作付け回数が多くなると、土壌の理化学性が悪化し、大豆の収量が低下する
要約 暖地の二毛作水田において、「稲麦稲麦」体系に比べて、「稲麦豆麦」や「豆麦豆麦」体系では、土壌の容積重が重く、孔隙率が低い。また、全窒素、全炭素及び可給態窒素量も低い。さらに、大豆作付けの頻度が...
飼料イネ・ニンジン二毛作における家畜ふん堆肥及び尿液肥の施用効果
要約 水田(水稲または飼料イネ)の裏作にニンジンの作付が行われている二毛作地域において、家畜ふん堆肥、尿液肥を施用することにより、飼料イネ及び裏作ニンジンの収量を維持・向上することができる。 キーワ...
米麦二毛作地域向けの病害虫複合抵抗性・極良食味水稲新品種「むさしの13号」
要約 水稲「むさしの13号」は、埼玉県では中生の晩に属する粳種である。縞葉枯病抵抗性、ツマグロヨコバイ抵抗性を有し、かつ「コシヒカリ」並の極良食味である。 キーワード 縞葉枯病、ツマグロヨコバイ、良食味...
要約 二毛作での作業競合を回避するため、飼料イネ作付け後に牛糞堆肥2t/10aを施用することにより、あと作の小麦の収量及び外観品質は向上し、子実粗蛋白質含有率もランク基準に近づく。 キーワード 飼料イネ、牛...
水稲-コムギ二毛作体系(ポット栽培)におけるコムギ子実中カドミウム濃度の品種・系統間差
要約 国内育成50品種・系統のコムギを、カドミウム高濃度土壌を充填したポットに水稲-コムギ二毛作体系で栽培した時の子実中カドミウム濃度には、品種・系統間差が認められる。最高濃度と最低濃度の比率は2.6~3...
飼料イネの麦間直播は窒素多用栽培でもイチモンジセセリの発生量が少ない
要約 埼玉県の米麦二毛作体系において、飼料イネの麦間直播栽培は、耕畜連携における家畜由来液肥の窒素成分を増収目的で多用した場合でも、イチモンジセセリ(イネツトムシ)第2世代幼虫の発生を抑制できる。 ...
要約 耕畜連携に参加する酪農経営及び耕種経営の所得が増加する条件は、稲発酵粗飼料の収量が技術開発の目標水準へ向上すること(DM換算1,055kg/10a)、あるいは稲発酵粗飼料の取引価格がDM1kg当たり36.1円から47.2...
作業工程の削減と作期分散が可能な温暖地向け不耕起-夏秋二毛作体系
要約 早春にトウモロコシ極早生品種を秋作エンバク跡地に不耕起播種することにより作業工程数の少ない温暖地向けの夏秋二毛作体系が実現できる。この作付体系は慣行栽培(耕起-夏作トウモロコシ+冬作体系)と同...
硝酸態窒素を蓄積しにくいイタリアンライグラスの選抜手順と多面的選抜効果
要約 乾物あたりの硝酸態窒素濃度等を指標とした個体選抜を5世代繰り返すと、硝酸態窒素濃度が既存品種中最も低い「ワセアオバ」の約60%まで低下する。選抜集団では乾物率が向上し、カリウム濃度が低下するなど...
要約 ナタネ跡ヒマワリでは初期生育が抑制され、その程度は、収穫残さのすき込みによって助長される。また、開花期頃の養分吸収量が減少し、その影響は収穫期まで持続する。この生育抑制は、既知の現象である窒素...
飼料イネの重要害虫イチモンジセセリは麦間直播栽培で発生を抑制できる
要約 埼玉県の米麦二毛作地帯において、飼料イネの麦間直播栽培は、慣行の麦あと飼料イネ栽培に比較してイチモンジセセリ(イネツトムシ)第2世代幼虫の発生を抑制することができる。 キーワード 飼料イネ、イチ...
二毛作体系における高消化性ソルガムの刈取り適期とロールベールサイレージ調製水分
要約 二毛作体系においてロールベールサイレージに調製する高消化性ソルガムの刈取り適期は、穂ばらみ期で、刈取り後、水分を60%以下に予乾することにより良質なサイレージに調製できる。 キーワード ソルガム、...
不耕起播種トウモロコシ作付体系に適する冬作草種の選定と再生草処理法
要約 夏作トウモロコシの不耕起作付体系において、冬作草種としてライムギを選定し、再生草処理法として除草剤散布を行うことで、トウモロコシは収穫の遅延が防止され、増収する。 キーワード 不耕起播種、再生...
縞葉枯病抵抗性で極良食味の中生水稲新品種「さとじまん(関東209号)」
要約 さとじまん(関東209号)は、温暖地で中生熟期の水稲粳種であり、縞葉枯病抵抗性を有し晩植で多収かつ食味もコシヒカリ並に良い。 キーワード イネ、縞葉枯病抵抗性、良食味、多収、晩植 背景・ねらい 温暖...
メタン発生の多い水田での畑転換は有効な温室効果ガス発生抑制技術である
要約 水田を転換畑とすることにより,メタン発生は無くなるが,亜酸化窒素発生が増加する。排水不良や遊離酸化鉄含量の低い土壌など,メタン発生量がわが国の平均値より多い水田では,畑転換は有効な温室効果ガス...
要約 簡単な改造を加えた市販の播種機で寒冷地における大豆・麦の3年5作を可能とする栽植様式と作業体系である。合理的な条間設定により播種・管理作業が行い易く、播種作業能率が高い。麦収穫時の大豆踏圧害も...
要約 大豆・麦立毛間播種栽培体系において要求される1条1列の大豆播種と1条2列の麦播種の両方を、切り替えて作業可能な施肥播種ユニットである。従来の播種ユニットに比べて全幅が小さいので、前作物への接触...
要約 簡単な改造を加えた市販の播種機で寒冷地における大豆・麦の3年5作を可能とする栽植様式と作業体系である。合理的な条間設定により播種・管理作業が行い易く、播種作業能率が高い。麦収穫時の大豆踏圧害も...