要約 オオバ(青シソ)生産で大きな問題となるシソモザイク病と、その媒介虫シソサビダニに対して、これら病害虫の発生生態等に基づき、収益性を確保しつつ被害を大幅に抑制できる総合防除体系を解説するマニュアル...
要約 有機農業に取り組む生産者等が活用できる、麦作適期除草技術を導入した暖地水田二毛作体系、生物的土壌消毒を導入したホウレンソウ施設栽培体系、不織布浮きがけ法を導入した高冷地露地レタス栽培体系等をわ...
中山間地の夏季のトマト育苗における冷水資源を活用した根域冷却技術
要約 中山間地の夏季のトマトポット育苗において、内径13mmの塩ビ管をポットの両脇に接するように設置し、管内に約16℃の冷水を日中通水して根域冷却を行うことで、苗の生育や活着が促進され、主に摘心段数が多く...
ミニカボチャ雌花着生節位に及ぼす育苗期最低温度の影響と直立式立体栽培法
要約 育苗期の最低温度や品種により雌花の着生節位が異なり、最低温度25℃では着生節位が高く、つる長が長くなる。ネットを利用した直立式立体栽培では、つるを斜めに誘引するとつる長を長くできる。 キーワード ...
静岡県における施設トマトのハモグリバエ類のエンドウ由来土着寄生蜂による防除
要約 トマトとエンドウのハモグリバエ類の土着寄生蜂は共通する種が多く、エンドウを刈り取り施設内に投入してトマトのハモグリバエ類を防除できる。土着寄生蜂に影響の少ない農薬と組み合わせることにより、トマ...
傾斜地の低コスト施設を利用した夏秋トマト栽培を核とする栽培体系
要約 平張型傾斜ハウス及び傾斜地用養液供給装置を使用した夏秋トマト栽培体系と、これに冬作物を付加した周年利用体系である。夏秋トマト作では、慣行の簡易雨よけ栽培と比較して栽培期間が前後に延長できて収量...
ヒマワリ「サンリッチオレンジ」の短日処理、移植栽培による品質向上技術
要約 ヒマワリ「サンリッチオレンジ」は短日処理によって、草丈が抑制され、茎が細くなり、品質が向上する。また到花日数が1~2週間程度短縮される。本葉2枚が展葉するまでセル成型トレイで育苗した苗の移植栽...
スィートコーンのリン酸カリ水溶液定植前浸漬によるリン減肥栽培
要約 128穴セルで育苗したスィートコーン苗をPとして1%のリン酸カリ水溶液に1時間浸漬してから畑に定植すると、初期生育が優れ、慣行並の収量が得られ、リン施肥量を慣行に比べ大幅に削減できる。 キーワード リ...
要約 施設トマトのセル成型苗の直接定植を行う場合、生分解性フィルムによる簡易な根域制限(隔離床栽培)と養液土耕装置を利用した養水分管理により容易に初期生育を制御することが可能であり、慣行苗を定植した...
要約 露地の小ギク(8月から11月咲き)の直挿し栽培では、挿し穂の発根剤処理と直挿し後にべたがけ資材により被覆を行うと、慣行栽培と同程度の開花時期と切り花品質が確保できる。 背景・ねらい 輪ギクの施設...
「秀芳の力」施設作型における長穂を利用したべたがけ方式直接挿し栽培技術
要約 「秀芳の力」ではべたがけ資材と遮光により、8~12月定植施設電照作型での直接挿し栽培が可能である。15cmの長い挿し穂を使用することで、生育促進と二度切り作型での収量増加を図ることができる。 背景・...
非病原性フザリウム菌によるロックウール栽培トマトにおける根腐萎凋病の防除
要約 非病原性フザリウム菌をトマトのロックウール栽培において育苗期に接種すると根腐萎凋病に対し高い発病軽減効果が認められる。 背景・ねらい 施設栽培トマトでは抑制栽培を中心に根腐萎凋病が発生し大きな被...
要約 トマトのセル成型接ぎ木苗において、花房を低節位から安定着生させるためには、穂木の本葉8~9枚時に6~7節位で切断した直上を穂木として用いる。これにより、花房を低節位より安定して着生させることができ...
成果の内容・特徴