要約 搾乳牛に給与する混合飼料(TMR)の粗飼料として、稲発酵粗飼料を乾物割合で24%程度混合給与しても、飼料摂取量、乳量、乳質、血液性状への影響は特に認められず、稲発酵粗飼料は搾乳牛の粗飼料として利用で...
要約 水稲「信交507号」は、熟期が中生の早で、耐倒伏性が高く湛水直播栽培に適し、TDN収量が比較的高い稲発酵粗飼料用水稲である。 キーワード 水稲、稲発酵粗飼料、湛水直播栽培、信交507号
背景・ねらい ...
要約 ケイ酸含量の多い稲発酵粗飼料は、ケイ酸含量の少ない稲発酵粗飼料に比べ乾物(DM)消化率が低いものの、有機物(OM)消化率には差はない。また、両者のエネルギー消化率に差はなく、総エネルギー(GE)の多...
要約 「宮崎飼42号」は飼料用水稲「モーれつ」にγ線を照射して難脱粒性とした突然変異系統である。脱粒性以外の特性は「モーれつ」と同等である。 キーワード 飼料イネ、モーれつ、突然変異系統、難脱粒性 背景・...
要約 飼料イネ「はまさり」の小麦あと湛水直播栽培では施肥水準は総窒素成分で8~9kg/10a、苗立数は平米当たりで条播は75本前後、散播は75~150本を確保することで、移植栽培並みの乾物収量1.2t/10aが確保できる...
要約 飼料イネ「はまさり」の不耕起麦間直播栽培は、チウラム粉衣した種子を3月中旬までに播種し、苗立数を平米当たり150本以上確保することで移植栽培並の乾物重量が得られる。施肥水準は緩効性化成肥料を用いて...
要約 加工処理として圧扁またはサイレージ化(SGS)した飼料用モミを圧扁トウモロコシと代替し給与した黒毛和種肥育牛は対照区に比べ、DGが低い傾向がみられるが、脂肪交雑、肉質等級等の枝肉成績に差異はな...
飼料用モミ給与が黒毛和種肥育牛の遊離アミノ酸量及び脂肪酸組成に及ぼす影響
要約 加工処理した飼料用モミを給与した黒毛和種胸最長筋中の遊離アミノ酸含有量は、有意差がみられない。脂肪酸組成において皮下脂肪のリノール酸は圧扁モミ30%区が圧扁トウモロコシ給与区に比べ有意に低い傾向...
要約 「北陸187号」は寒冷地南部では早生の晩に属する粳種で、中稈、穂重型の稲発酵粗飼料向き系統である。中生の主力品種の刈り取り前に稲発酵粗飼料用として収穫が可能で、耐倒伏性が強く、湛水直播栽培に適す...
要約 水稲「ニシアオバ」は、地上部全重が重く、難脱粒性で、ホールクロップサイレージとしての発酵品質や嗜好性も良好である。玄米は極大粒で、主食用水稲品種との識別が容易である。 キーワード 飼料イネ、ホー...
要約 「夢あおば」は寒冷地南部では早生の晩に属する粳種で、中稈、穂重型の稲発酵粗飼料向き系統である。中生の主力品種の刈り取り前に稲発酵粗飼料用として収穫が可能で、耐倒伏性が強く、湛水直播栽培に適する...
コンバインベーラによる稲発酵粗飼料用イネの効率的な収穫作業体系
要約 出穂期の異なる「ホシアオバ」及び「クサノホシ」の栽培において、6人組作業によるコンバインベーラ体系により23haの収穫作業が可能となり、既存のミニロールベーラ体系に比べ、作業能率が87%向上し、生産...
要約 稲発酵粗飼料向け品種「クサノホシ」は諸障害が少なく多収で、牛による採食性にも問題ないことから有望である。また、極早生で有望な「ホシアオバ」との組み合わせで収穫期間が拡大できるため、両品種を主体...
牛・豚尿液肥の水田水口施用による稲発酵粗飼料用イネの生産特性
要約 稲発酵粗飼料用イネの栽培において牛・豚尿液肥の水田水口施用は、増収効果が非常に高く、大量1回施用よりも少量複数回施用が肥効が良く、施用窒素は土壌にほとんど蓄積しない。栄養成分では粗蛋白含量が増...
稲発酵粗飼料に調製した「クサユタカ」の牛用飼料としての栄養価
要約 「クサユタカ」を糊熟期または黄熟期に収穫した稲発酵粗飼料は、チモシー乾草と同等のエネルギー価を有する。また、この稲発酵粗飼料はチモシー乾草と同程度の物理性があるものの、糊熟期に比べ黄熟期で咀嚼...
要約 短桿穂重型の飼料イネ「西海203号」を黄熟期に刈り取り、ホールクロップサイレージに調製すると、可消化養分総量が53.2%で粗蛋白質含量が6.9%となる。これを乾物中に30%の割合で混合飼料に調製することによ...
要約 水稲「クサユタカ」は寒冷地南部では中生の中に属する粳種で、やや短稈、やや長穂、穂数が少ない穂重型の超多収系統である。主力品種の刈り取り前に稲発酵粗飼料用として収穫が可能である。極大粒であること...
要約 [要約]「関東飼206号」は移植栽培、湛水直播栽培において耐倒伏性が高く、多収で、サイレージ品質が良好な晩生品種である。「中国146号」は湛水直播栽培で多収となる中生品種である。また、「はまさり」は...
要約 排水不良水田等において、飼料用稲を栽培し、これをホールクロップサイレージとして調製するための稲ホールクロップ用カッティングロールベーラと歩行型ベールラッパを開発し、組作業による収穫調製の機械体...