要約 秋作の施設栽培において、サラダナでは生育期間中の1日あたりの日射量が2.0MJ/m2以上では、植物体内の硝酸イオン濃度へ及ぼす影響は小さいのに対して、チンゲンサイでは、1日あたりの日射量が少ないと硝酸イ...
ホウレンソウケナガコナダニの増殖をもたらす餌種と死滅に要する高温条件
要約 なたね油かす、糸状菌類および野菜類残さの多くが、ホウレンソウケナガコナダニの増殖原因となりうる。本種の卵は成虫よりも高温に強いが、卵と成虫はともに40℃で24時間、45℃で3時間、あるいは50℃で1時間...
熱水土壌処理と防虫ネットを組み合わせた安心安全な軟弱野菜生産
要約 ビニルハウスでの軟弱野菜の栽培で熱水土壌処理とハウス開口部への防虫ネット被覆を組み合わせることにより、雑草、病虫害の被害を低減し、土壌中の硝酸態窒素等を一時的に低下させ、安心、安全な生産が可能...
要約 キスジノミハムシ成虫及び幼虫の温湯処理による致死温度は、50℃30秒である。したがって、熱水土壌消毒によりハウス栽培のコマツナやチンゲンサイ等のアブラナ科野菜においてキスジノミハムシによる被害を軽...
ホウレンソウ、チンゲンサイの夏季安定生産のための施設・資材の利用
要約 八女分場型フルオープンハウスと地温の上昇を抑えるマルチ資材及び遮熱資材の利用によって夏季のホウレンソウの生産が安定する。一方、チンゲンサイでは八女分場型フルオープンハウスの利用で十分に生産が安...
要約 夏期に全開放型ハウスを利用してコマツナの減農薬栽培を行うと、開口部へ防虫ネットを展張しても連作を続けていくとキスジノミハムシ等の害虫の生息密度が高まり食害によって品質が低下する。これを軽減する...
要約 防虫網を組み込み天井部までビニル巻き上げ可能な、簡易なフルオープンハウスを開発した。このハウスの昇温抑制効果は、地上80cm以上では夏季晴天時の日中に気温で摂氏4度以上である。白冷紗は葉温で摂氏2~...
防虫網を組み込んだフルオープンハウスを利用した軟弱野菜の生育と防虫効果
要約 目合い1.0mmないし2.0mmの防虫網を組み込んだビニル巻き上げ式フルオープンハウスで、高温期に栽培したチンゲンサイ、ホウレンソウ、小松菜の生育は、慣行ハウスでの生育よりも優れる。このフルオープンハウ...
内生細菌(Pseudomonas sp. HAI00377株)を用いたハクサイ根こぶ病の防除
要約 内生細菌 Pseudomonas sp. HAI00377株を培土に混和し、ハクサイ苗を育苗すると、ハクサイ根内に侵入し定着する。本苗は、ハクサイ根こぶ病に対して環境要因に左右されることなく高い発病抑制効果を示す。 ...
要約 分離細菌をハクサイ種子にコーティングして発芽させ、根こぶ病菌の根毛感染率を1.0%以下に抑える拮抗細菌は、根こぶ形成も抑制する効果が高く、根こぶ形成を待たずに拮抗細菌を選抜できる。 背景・ねらい ...
要約 開発途上地域では、塩類の集積土壌や低pH土壌に代表される不良環境土壌など作物の栽培には不適な土壌が多い。そこで開発途上地域や島嶼地域で、露地に設置し・電力を用いず・養液管理(分析・調整)を行わずに...