熊本地震によりトマト施設で発生した噴砂の理化学性と噴砂すき込みが農地へ及ぼした影響
要約 平成28年熊本地震において液状化によりトマト施設で発生した噴砂は、周りの作土と比べ、陽イオン交換容量が小さく、電気伝導度や塩素イオン濃度がやや高かった。営農再開直前の作土の理化学性や土壌透水性は...
人工光閉鎖型育苗と水耕栽培等によるトルコギキョウの年3作周年生産技術体系
要約 人工光閉鎖型育苗装置による大苗の計画生産と、NFT水耕栽培、病害対策、および複合環境制御システムを用いることで、1棟のハウスで年3作の栽培が可能である。ハウス3棟を用い、栽培期間を組み合わせることで...
要約 2012年12月31日で全廃となった土壌くん蒸用臭化メチル剤の代替技術として開発した国内8地域4品目対象の産地適合型マニュアルによる栽培は、同剤使用時の慣行栽培に対し何れも90%以上の収量を確保することが...
要約 促成実エンドウの連作栽培において、被覆肥料100日タイプと速効性化成肥料を用いた全量基肥施用は、慣行と同等の収量、粗収益が得られる。窒素施肥量は2~3割、肥料費は1~3割削減できるとともに追肥を省略...
要約 1作目のスイカ収穫後に茎葉だけを片づけて、トンネルはそのまま密閉し太陽熱土壌消毒処理を2週間以上実施することで、土壌病害が回避でき、品質良好な果実が得られる実生苗が定植できる。果実はやや小玉と...
要約 アスター萎凋菌に汚染された隔離床内の土壌を、クロルピクリンくん蒸剤及びダゾメット粉粒剤による土壌くん蒸、または蒸気消毒すると高い防除効果が得られ、良好な切花が採花できる。 キーワード 小輪系アス...
要約 バラの少量土壌培地耕は、1株あたり2l程度の土壌を培地に使用する養液耕の一種で、品種に応じた苗の種類や仕立て方を選択することで、ロックウール耕と同等以上の収量や品質が得られる。また、養液を循環利...
要約 ギニアグラス跡のかんしょは概ね品質が優れる。ただし、線虫抑制効果は後作かんしょ1作に限られる。ハブソウ跡は線虫密度が高まり、かんしょに被害が目立つ。クロタラリア(スペクタビリス)跡は線虫多発圃...
要約 カンショ経営への輪作体系の導入条件を一対比較分析と線形計画法により検討し、地力維持効果の付加やカンショ価格低下時に輪作作物の導入が進むこと、また小規模集約経営の規模拡大過程において、耕地面積9h...
要約 コンニャクとイネ科またはマメ科の緑肥作物を輪作することで、コンニャクの連作障害として大きな問題となる根腐病の発病を連作区の20~30%に軽減することができ、収量の低下を防止できる。 背景・ねらい 中...
要約 連作障害予防のためにキャベツ、ハクサイ、ブロッコリー等の野菜収穫残さを掘り取って、土壌からふるい分けて収集し、圃場外へ搬出することのできるトラクタけん引式作業機を開発した。 背景・ねらい 野菜産...
要約 連作障害対策のためにキャベツ、ハクサイ、ブロッコリー等の野菜収穫残さを掘り取って、土壌からふるい分けて収集し、圃場外へ搬出することのできるトラクタけん引式の残さ収集機を開発した。けん引式 キー...
マリーゴールドの間作によるきゅうりのサツマイモネコブセンチュウ防除
要約 抑制きゅうりにマリーゴールド(品種名:キューピッドオレンジ)を間作することにより、サツマイモネコブセンチュウ密度を抑制させ、実質的に被害を低減することが可能となった。 背景・ねらい きゅうり栽培に...