アブラナ科野菜害虫類に対する昆虫病原糸状菌3種混合散布の防除効果
要約 宿主範囲の異なる昆虫病原糸状原菌Paecilomyces fumosoroseus,Beauveria bassiana, Nomuraea rileyiを混合して散布すると,アブラナ科野菜圃場内に発生する複数の害虫類を同時に防除できる。 キーワード ...
海岸地帯に位置する砂地野菜露地畑では地下水中での脱窒活性が極めて高い
要約 海岸地帯に位置する砂地野菜露地畑では地下水中の単位面積あたりの脱窒活性が極めて高く、地下水面以浅の50~500倍である。脱窒活性は9~10月に最大値を示し、冬期に低下する年変動を示す。 キーワード 脱...
要約 MUN値は泌乳初期に低く、最盛期に高くなり、後期に緩やかに減少する傾向が見られた。MUN値が高くなると乳量は増加する傾向がみられたが、18mg/dl以上では若干減少した。乳量が20kg/日以上50kg/日未満...
要約 千葉県香取市山田地域を対象とした、バイオマスの生産・収集・変換・利用に至るモデルである。構想作成から、運営組織立ち上げ、諸手続の実施、プラント群の設計・設置、運転・性能の確認、物質・エネルギ...
水稲品種「どんぴしゃり」の穂いもち圃場抵抗性と箱施用剤を組み合わせた防除体系
要約 「どんぴしゃり」は、穂いもち圃場抵抗性の強さを利用することにより、箱施用剤による防除のみの体系としても実用的な穂いもち防除効果が期待できる。 キーワード 水稲、穂いもち圃場抵抗性、箱施用剤 背景...
背景・ねらい
養殖漁場の環境負荷低減や、給餌コスト削減のために残餌の少ない効率の良い給餌技術が求められている。自発摂餌システムは魚が自発的にスイッチを操作して餌を得るシステムであり、平成14~15...
要約 ミカンジュース粕は繊維質とカルシウムの含量が高く、粗蛋白質とアミノ酸の含量が低い。ミカンジュース粕は尿中窒素をふん中に移行させる作用がある。ミカンジュース粕給与によりリンの消化率が低下する傾向...
要約 農薬使用の環境リスク指標と経済性指標を同時に計算する手順である。環境負荷低減型技術の評価、環境に配慮した生産をする場合の農薬・作型・技術の選択に利用できる。 キーワード 農薬、環境リスク、農薬...
要約 日射量に対応して低速で富栄養化地下水を潅漑利用することにより、窒素負荷と肥料コストを削減した環境保全型の作物栽培が可能である。 キーワード 地下水、潅漑、窒素負荷、低速潅水、環境保全 背景・ねら...
ほ場一筆毎の水分測定に適した稲麦用収量コンバインの単粒水分計
要約 稲麦用収量コンバインに装着することにより、ほ場内の穀物を均一にサンプリングするとともに、ほ場一筆毎の水分を高精度に測定できるようにした単粒水分計である。 キーワード 稲麦用収量コンバイン、単粒...
水稲複合抵抗性品種「彩のかがやき」を核にした環境負荷低減型のIPM栽培事例
要約 埼玉県において病害虫複合抵抗性品種、温湯消毒、肥効調節型肥料の苗箱施用(苗箱まかせ)、ケイ酸資材(イネルギー)、要防除水準に基づいた化学的防除を組合せることで、水稲IPMの概念の活用による減農...
牛ふん堆肥および豚ふん堆肥の短期的窒素肥効の指標とその推定法
要約 易分解性有機物含量が少ない牛ふん堆肥および豚ふん堆肥の短期的窒素肥効を示す指標は、堆肥に含まれる1M塩酸可溶無機態窒素(アンモニア態窒素+硝酸態窒素)量である。これらはミキサーで抽出後小型反射式...
レンゲ跡飼料イネ栽培におけるメタン発酵残さ(消化液)の液肥利用技術
要約 レンゲ跡飼料イネ栽培に消化液を利用する場合、消化液の窒素量を化学肥料での慣行施用量と同じになる量とすることで追肥に利用できる。化学肥料施用基準量と比べ、リンが少なくカリウムは多給となるが、生育...
要約 農地はバイオマス利用の観点から見ると利用効率が高く地域循環型社会形成における役割が大きい。旧愛東町のケースでは、光合成で固定した炭素3,600tの32%が食材、20%が畜産部門での利用となる。 キーワー...
要約 水位が一定に達すると排水弁が開き高流速で点滴チューブへ配水できる構造を持つ拍動タンクに、ソーラーポンプで小流量の水を揚水することにより、水源に乏しい地域でも、20a程度の面積に対する日射量に応じ...
要約 ホウレンソウの硝酸イオン濃度を生産現場などで簡易に測定する場合、最内葉と最外葉をそれぞれ圧搾搾汁し、希釈後、簡易測定器で測定する。この平均値は、株全体の値と同等の値となる。 キーワード ホウレン...
要約 乳牛ふんの消臭型堆肥化ハウスを開発した。ハウスの特徴は、1.堆肥化時の臭気を外部に拡散させない閉鎖型、2.微生物脱臭と酸化チタン脱臭による畜産臭気脱臭システムを組み込んだ消臭型、3.発酵乾燥床に遮水...
農業組織が認識している品質・環境マネジメントシステムの導入効果
要約 農業組織が認識している品質・環境マネジメントシステム導入の主な効果は、組織体質改善である。効果を得るための要件は、参加型トップマネジメント体制、業務工程の明確化、教育訓練、文書化である。 キー...
要約 平農薬散布作業に使用される各種ブームスプレーヤに装着して、慣行と同等の作業能率で散布作業を行うことができ、実用的な防除効果を確保するとともに、ドリフト(農薬飛散)を慣行ノズルよりも大幅に低減...
水稲栽培における除草剤施用量を削減できるハイブリッド除草技術
要約 水稲条間部の機械除草と株間および株元部への除草剤散布を組み合わせることにより、除草剤使用量を大幅に削減することができる。移植3週間後と6週間後の2回作業で十分な除草効果が得られる。 背景・ねら...