要約 黒ボク土壌では圃場への正味の浸入水量、土層内の貯留水量の変化量、土壌溶液中の硝酸態窒素濃度から硝酸態窒素溶脱量を推定することができる。この方法には圃場レベルの栽培条件下で測定可能、ある程度任意...
要約 基肥窒素を施用せず、生育に応じて液肥で追肥することにより、窒素の総施用量を慣行の55~61%に低減しても、同等の収量が得られる。高知県農業技術センター・生産環境部・土壌肥料科 背景・ねらい 近年、環...
小ネギ栽培における少副塩肥料を用いた塩類集積の回避 高知農技セ
要約 従来からの土壌診断による施肥窒素の低減とともに、少副塩系肥料の使用により除塩を必要としない持続型施肥が可能となり、小ネギの省力安定生産が期待でき、環境負荷の低減にもつながる。高知県農業技術セン...
緩効性肥料の基肥施用によるイネもみ枯細菌病の穂枯れ症発生増加と被害軽減法
要約 緩効性肥料の基肥施肥栽培では、慣行施肥栽培に比べ、本田期におけるもみ枯細菌病によるもみ枯れの発生が増加する。しかし、緩効性肥料の基肥N量を減肥すると減肥しない場合に比べ発病は低下する。 背景・ね...
要約 水質分析用の超精密型溶存酸素計を水稲根の呼吸速度測定に利用すると、操作が簡便であり、約30分で測定出来る等の利点が多く、従来の検圧法等に比べ根の呼吸速度の簡易・迅速測定法として有効である。 背景...
要約 亜酸化窒素は、土壌pHが低く、窒素施肥量が多い茶園土壌から多量に生成する。また、亜酸化窒素は硝酸化成反応と脱窒反応から生成し、細菌だけでなく、糸状菌も関与している。 キーワード 亜酸化窒素、土壌...
要約 根系の迅速調査法を開発した。これは土壌サンプルを煮沸して根と土を分離し、交点計数板を用いて根長を計測するもので、従来法に比べて測定時間が大幅に短縮される。本法によればレタスの収穫時の根長は12...
要約 麦わら多量施用に起因する土壌代謝産物が生育初期水稲の窒素吸収量を低下させる。土壌微生物による有機化(窒素飢餓)は移植後17日目までに終了する。 背景・ねらい 稲麦二毛作田における最も簡便な資源の...
要約 園内作業道の造成工事に伴う断根及び根域縮小等の対策技術として、比較的低価格の気液供給装置を用いた樹冠下土壌への通気処理と干ばつ時の灌水処理によって、また樹冠下への客土処理によって、土壌表層の細...
要約 園内作業道の造成工事に伴う断根及び根域縮小等の対策技術として,比較的低価格の気液供給装置を用いた樹冠下土壌への通気処理と干ばつ時の潅水処理,また樹冠下への客土処理によって,土壌表層の細根発生量...
要約 園内作業道の造成工事に伴う断根及び根域縮小等の対策技術として,比較的低価格の気液供給装置を用いた樹冠下土壌への通気処理と干ばつ時の灌水処理によって,また樹冠下への客土処理によって,土壌表層の細根...
要約 1977年から現在に至るまでの全国の国公立研究機関で実施された、飼料作物の草種選定、栽培技術に関する試験成績を概要集から収集し、その所在情報データベースを構築した。また、概要集そのものを画像データ...
要約 1977年から現在に至るまでの全国の国公立研究機関で実施された、飼料作物の草種選定、栽培技術に関する試験成績を概要集から収集し、その所在情報データベースを構築した。また、概要集そのものを画像デー...
要約 マメ科の緑肥作物であるヘアリーベッチを秋播( 10月~11月上旬)すると、春~初夏に繁茂し、ほぼ完全な雑草制御が可能である。寒天培地を用いた根からの浸出物検定法によって、この作用にはアレロパシーが...
要約 桑種茎直播における土壌型別の活着安定化について検討したところ、直播前の有機質無施用で活着率が高かった。しかし、腐植が3%以下であると生育は劣り減収した。また熟畑では耕耘を20cm程度とすると腐植が拡...