要約 トールフェスクは、3月に入牧可能で、生産性が季節的に平衡である。バヒアグラスは高収量であり、暖地型牧草の中では越冬後の生育が早く、5月に入牧可能である。両草種の組み合わせが周年親子放牧体系におけ...
赤果肉リンゴの果肉の赤さは、摘果強度・光環境・栽培地によって影響を受ける
要約 赤果肉リンゴ「Pink Pearl」と「Geneva」では、過度に着果させると果肉のアントシアニン濃度が低下し赤さが減少する。また果実に陽がよく当たった方...
要約 北関東におけるエリアンサスの乾物収量は最も多収の系統・施肥量では4年目に41t/haに達する。窒素・リン酸・カリ各90kg/haの施肥量でも高い乾物生産性を示すが、乾物収量が多い系統や栽培条件では窒素及びカ...
早生多収の飼料用米に適する水稲新品種候補系統「奥羽409号」
要約 「奥羽409号」は、東北地域中部では出穂期が"早生の晩"に属する粳種である。普及予定地において、多収品種「ふくひびき」より粗玄米重が多い。耐倒伏性は"やや強"である。大粒で品質が劣るため、食用品種と...
要約 歩行トラクタ用の条施肥機を開発した。ブロッコリーの夏播き冬どり栽培では、苗の直下10cmの位置に条施肥することにより、追肥作業を省略し、減肥をすることができる。 キーワード 条施肥、減肥、ブロッコリ...
要約 「ほしまる」は、出穂期が早生の早と早く、成熟期は早生の晩であり、北海道中央部での直播栽培も可能である。また、「ほしのゆめ」並の良食味で、さらに多収で耐冷性が強い。 キーワード イネ、早生、良食味...
コマツナ連作は、糸状菌の指標リン脂質脂肪酸割合の増加とリン脂質脂肪酸の多様性低下を引き起こす
要約 糸状菌バイオマスと相関のある糸状菌の指標リン脂質脂肪酸(18:2ω6,9)の含有率はコマツナの作付回数とともに増加する傾向にある。また、微生物由来の全リン脂質脂肪酸組成の多様性はコマツナの作付回数とと...
小明渠作溝同時浅耕播種と耐倒伏性品種を基軸としたダイズの浅耕栽培法
要約 小明渠作溝同時浅耕播種機によるコムギ跡ダイズの1工程播種と耐倒伏性ダイズ品種との組み合わせによって、大幅な作業効率の向上と燃料消費の節減が図られるとともに、7月上~中旬播種でも狭畦、無中耕無培...
要約 「伊勢錦」は既存のしめ縄加工用主力品種である「実取らず」に比べ、草丈が長く、葉色が濃く、葉先の揃いが良く、1週間以上早く収穫できる。「伊勢錦」の導入により、「実取らず」との作期分散が可能となり...
着果量や日射量によってリンゴ果実のショ糖合成酵素活性は変化する
要約 リンゴは着果量の制限や好的日射条件で果実のショ糖濃度が高くなり、ショ糖合成酵素活性も高くなる。 キーワード リンゴ、着果量、日射量、ショ糖合成酵素、ショ糖 背景・ねらい 光センサーを利用した非破壊...
要約 永続性、越冬性が優れるアルファルファ「北海3号」は、北海道の自然条件に適応する品種として、我が国寒地におけるアルファルファ栽培の安定化と拡大に貢献できる。 キーワード アルファルファ、永続性、越...
要約 ほ場条件、営農条件、栽培条件に適合した除草剤を使わない各種水田雑草防除法を容易に選択できるシステムを作った。 キーワード 無農薬栽培、水田雑草防除、除草法、除草剤 背景・ねらい 水稲無農薬栽培の普...
着果量や日射量の違いによるリンゴ果実の糖組成及び酵素活性の変化
要約 リンゴは着果量が少ないほど、また日射量が多いほど、果実の糖濃度は高くなるが、特にショ糖濃度が高くなり、この時、ショ糖合成酵素活性も高くなる。 キーワード リンゴ、着果量、日射量、ショ糖合成酵素、...
要約 出穂期以後の湛水期間と玄米中カドミウム濃度の間に逆相関が認められ,湛水期間が長くなるほど玄米中カドミウム濃度が低下する。また,出穂期以後の土壌溶液中カドミウム濃度と玄米中カドミウム濃度の間には...
硝酸態窒素濃度を低減できる秋作エンバクの栽培技術と導入地域の推定
要約 極早生エンバクを11月初旬に出穂するように播種し、収穫時の乾物率を50%以上にすることで硝酸態窒素濃度を0.2%以下にできる。そのためのエンバク播種日を求めた。また、本技術をトウモロコシと組み合わせる...
栽培管理温度・果実条件が流通過程でのキュウリ果肉褐変症に及ぼす影響
要約 冬季(低温期)、流通中のキュウリに見られる果肉褐変症状は、適期の100g前後の果重で収穫した場合、収穫前の天候が晴れでハウス内温度が高く経過した場合に、発生が助長される。また、栽培管理温度を慣行より...
要約 高温期のレタス栽培では、品種は‘みずさわ’が適する。この品種はうね立て時からマルチ内の土壌水分を適湿に維持し、基肥としての窒素施用量を8kg/10a程度に抑えることによって、結球性を安定させることが可...
小型ハウスによるシアナミド剤を利用したオウトウの加温開始時期と収穫時期
要約 庄内地域で、小型ハウスを利用したオウトウ加温栽培を行う場合、シアナミド剤処理を組み合わせることにより、「紅さやか」で4月中旬、「佐藤錦」で4月下旬、「紅秀峰」で5月上旬に収穫が可能である。 背景・...
要約 トルコギキョウ青かび根腐病の発生は、品種、投入資材、土壌、施肥量等の栽培条件によって異なる。防除対策として、太陽熱消毒が有効である。 背景・ねらい トルコギキョウ青かび根腐病(病原:Penicillium ...
要約 簡易な隔離床を利用したトマトの低段密植栽培で、セル成型苗を直接定植することにより、育苗の省力化が図られ、開花も早まり、高糖度果実の生産及び環境にやさしい湛水太陽熱土壌消毒処理が可能となる。長崎...