要約 「北陸193号」は登熟が安定しているため、多収に向けてはシンク容量の確保が最重要となる。粗玄米収量約1t/10a達成には、穂数280本/ m2、穂揃い期乾物重1500g/ m2、同窒素吸収量16.5g...
「タカナリ」の脱粒性を改善した中生の多収性水稲新品種「オオナリ」
要約 「オオナリ」は多収性品種「タカナリ」の突然変異系統で、温暖地東部では熟期が"中生の早"に属する粳種である。原品種「タカナリ」に比べて脱粒性が改良されているため、収穫時の収量損失が少なく、粗玄米収...
要約
イチゴのランナーを採苗後、ただちにポリ袋に入れ、-2~0℃の冷蔵庫に入庫すると、約1か月貯蔵可能である。また、出庫後はセルトレイに挿し苗し、温室に遮光資材や冷房機を設置し...
要約 低温の影響を強く受けた種子は全般に割れ籾率(咬合不良含む)が高く,割れ籾率が高い種子ほど温湯浸漬処理により発芽率が低下する。また,冷害年産種子でなくても,割れ籾率が高い場合には,58度C20分処理...
要約 チャのペーパーポット育苗において、太枝を用いることにより従来の二葉挿しより分枝数、葉数の多い苗ができる。この太枝苗は、定植当年の裂傷型凍害に対して被害が少なく生存率が高い。また、その後の生育が...
要約 秋には種したキャベツのセル成型苗は、冬期間不織布をべたがけし積雪下で保存できる。この越冬保存させた苗は早春に移植が可能である。慣行の秋移植栽培に比べ収穫時期が遅れるが、収量・品質に差はなく、越...
要約 水稲新奨励品種「信交485号」の良質良食味・安定多収栽培のためには、「コイヒメ」の基肥水準よりやや減肥し、密植を避けて倒伏を抑え、幼穂10mm期に穂肥を施用するのがよい。 背景・ねらい 早生・良食味品...
要約 栽培不適な高標高地で採種された水稲種子は、栽培適地で採種された種子に比べ発芽率、発芽勢及び苗質が劣る。 背景・ねらい 長野県の水稲奨励品種は標高で区分し普及地域を定めているが、コシヒカリ等の品種...
要約 マルバカイドウ台苗木のつくり方として、長さ15~20cm、基部直径0.7cm以上のマルバカイドウ1年枝に品種の1年枝を通常どおり切り接ぎし、これを発泡スチロール箱に火山灰土壌を入れて挿し木すると、優良苗木...
寒冷地の無加温ハウスにおけるナバナ「オータムポエム」の播種期と育苗法及び摘心時期
要約 寒冷地の無加温ハウスにおいて、冬期間に継続してナバナを収穫するための適播種期は9月中旬で、収量は200kg/aが可能である。9月播種の育苗日数は、セルトレイ50穴、72穴で21日以内、98穴で14日以内が適当で...