要約 有機質肥料活用型養液栽培は、硝化特性に優れた微生物生態系を用いることで有機質資源を肥料として利用する新規栽培法である。青枯病菌や根腐萎凋病菌が培養液中に混入しても環境が適さないため増殖しない。...
有機質資材の層状施用とプール育苗の組合せによる有機水稲育苗技術
要約 水稲有機栽培における育苗では、pHの高い有機質資材は育苗箱の底面に層状に施用することにより床土のpHが上昇せず、プール育苗で管理することにより生育ムラの少ない苗が生産できる。 キーワード 水稲、有機...
水稲中苗箱育苗での有機栽培等に対応した市販有機質資材の施用法
要約 水稲の中苗箱育苗において、市販の有機混合肥料又は有機混合肥料入り培土を窒素成分で箱当たり4.5g施用し、栽培法に応じた苗立枯病防除を併用することにより、化学肥料を使用しないで育苗が可能である。 キ...
要約 雑草発生予測法、2回代かき法、温湯種子消毒法、病虫害発生モニタリング法、水面施用剤の導入により農薬成分の延べ使用回数5回(慣行栽培の25%)以内、総窒素施肥量の30%を有機質肥料で代替する栽培が可能...
有機栽培のためのイチゴ「サンチーゴ」に適した育苗時の施肥技術
要約 「サンチーゴ」の有機栽培では、樹皮廃棄物を発酵させたバークとパーライトの混合培地を用い、育苗時に有機質肥料(6-6-4)を慣行の1/4に減肥することにより、12月上旬から頂果房を収穫でき、5t/10a以上の可販...
カニ殻粉末施用と病原性喪失菌の前接種を併用したキャベツ萎黄病の発病抑制
要約 土壌へのカニ殻粉末施用により、キャベツ萎黄病の発病を抑制するが、病原性喪失菌のキャベツセル成型苗への前接種処理を併用すると発病抑制効果がより高くなる。 キーワード カニ殻粉末、病原性喪失菌、キャ...
促成ナスの養液栽培における「細粒礫」および「ヤシガラ」の培地適性
要約 促成ナスのかけ流し養液栽培の培地として、「細粒礫」および「ヤシガラ」は、安価で廃棄時における環境上の問題もなく、収量、正常果率も慣行培地ロックウールと同等で、十分適応性がある。福岡農総試・園芸...
要約 促成ナス「筑陽」は、ロックウール栽培でも適応性があり土耕栽培よりも収量が多い。また、播種期が早いほど収量は多く、播種を6月中下旬に行うと10a当たり収量は18~19tとなる。 背景・ねらい ナス栽培では...
水稲の減農薬・減化学肥料栽培の付加価値と取組み事例からみたタイプ別生産・販売の特徴
要約 水稲の減農薬・減化学肥料栽培は、慣行栽培に比べ減収しやすいが、安全性や信頼性によりプレミアムを得ることで、高付加価値化による有利販売が可能となる。また、その取組み事例は3つのタイプに分けられる...
要約 オオムギ縞萎縮病抵抗性を有し、栽培性、醸造適性に優れた「きぬか二条」の栽培法を明らかにした。播種期は11月上旬から中旬、播種様式は条播が適する。播種量は0.7kg/a、施肥量は全量基肥0.9kg/aで安定多収...
要約 「はえぬき」の穂揃期における茎葉ケイ酸濃度を8%以上確保することができれば、穂いもち病発生程度を10%程度軽減することが可能である。 背景・ねらい 近年、環境保全型農業の推進に伴い各種資材による土づ...
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴