イネ南方黒すじ萎縮ウイルスのジャポニカ品種に対する感染性と病徴
要約 イネ南方黒すじ萎縮ウイルスはジャポニカ、インディカおよび日印交雑の供試5品種に感染し、萎縮症状を引き起こす。本病の典型的な病徴のひとつである葉先のねじれ症状は食用ジャポニカ品種の「ヒノヒカリ」...
飼料トウモロコシ圃場でのフタテンチビヨコバイとヒメトビウンカの発生消長調査法
要約 飼料トウモロコシ圃場の地上40cmの位置に黄色粘着トラップを設置すると、フタテンチビヨコバイとヒメトビウンカを捕獲できる。本手法は既存の手法よりも捕獲効率が高く、これら害虫の発生消長調査に活用でき...
要約 「東山42号」は製パン性が優れる中生の硬質小麦で、縞萎縮病・赤さび病に強く、耐穂発芽性が優れる。平成20年度栃木県で認定品種に採用された。 キーワード コムギ、硬質、製パン性、耐病性、穂発芽性、半数...
収量性および製粉性が改善されたもち性小麦新品種「うららもち」
要約 小麦「うららもち」はもち性品種で、「あけぼのもち」と比べてやや長稈で、収量性および製粉性が優れる。三重県等で地域特産的な用途向けに普及が見込まれる。 キーワード コムギ、もち性、地域特産、新品種...
穂発芽しにくい早生の中華めん用硬質小麦新品種「ハナマンテン」
要約 「ハナマンテン」は、硬質小麦で、穂発芽性が難の早生である。高分子量グルテニンサブユニット5+10(Glu-D1d)及び低分子量グルテニンサブユニットg(Glu-B3g)を持ち、グルテンが強靱でゆでのびし難く中華めん...
製パン性が優れ、穂発芽ややし難い硬質小麦新品種候補系統 「東山38号」
要約 小麦「東山38号」は硬質小麦で、高分子量グルテニンサブユニット5+10を持ち、蛋白質含量がやや高くグルテンが強靱で製パン適性が優れる。穂発芽性はやや難であり、稈長がやや長く耐倒伏性はやや弱い。長野...
要約 フタテンチビヨコバイは、イネの芽出し苗を用いて累代飼育が可能である。累代飼育虫を用いて、播種後6日目のトウモロコシ幼苗に成虫を放飼して草丈伸長量とワラビー萎縮症の病徴スコアを測定することによっ...
製パン性に優れ、穂発芽ややし難い硬質小麦新品種「ユメアサヒ」
要約 小麦「ユメアサヒ」は硬質小麦で、高分子量グルテニンサブユニット5+10を持ち、蛋白質含量がやや高くグルテンが強靱で製パン適性が優れる。穂発芽性はやや難であり、稈長がやや長く耐倒伏性はやや弱い。長...
要約 小麦「タマイズミ」は、硬質で原粒蛋白質含量が高く、製粉歩留が高く、醤油や中華めん用に適する。成熟期は「農林61号」より2~3日早く、耐倒伏性がやや優れる。穂数はやや少なく、収量性はやや少ない。三重...
要約 温暖地に適する晩生のF1品種「タチタカネ」を育成した。本品種は、耐倒伏性や黒穂病抵抗性、採種性に優れ、東北南部から関東東山地方への普及が期待される。[場所]長野県中信農業試験場・とうもろこし育種...
サイレージ用とうもろこし一代雑種親自殖系統「Ki11」の育成
要約 「Ki11」(ケイアイジュウイチ)は、育成地では”中生の晩”に属するデント種で、組合せ能力や耐倒伏性、採種性に優れた自殖系統である。サイレージ用とうもろこしのF1品種の親系統として利用できる。 ...
サイレージ用とうもろこし茎葉高消化性早生品種「ナスホマレ」の育成
要約 寒冷地から温暖地に適応する早生のサイレ-ジ用とうもろこしF1品種「ナスホマレ」を育成した。本品種は茎葉の消化性が高く、ごま葉枯病抵抗性は強で、初期生育に極めて優れた多収品種として普及が期待され...
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴