寒地向け多収・低アミロース米水稲新品種候補系統「北海324号」
要約 「北海324号」は北海道での出穂期が"やや早"に属し、Wx1-1とqAC9.3の2つの低アミロース遺伝子を持つアミロース含有率が約10%の系統である。炊飯米は粘りが強く良食味であり、玄米ご飯やい...
加工用途に適する寒地向け高アミロース米新品種候補系統「北海315号」
要約 「北海315号」は北海道での出穂期が“中生の早”に属する高アミロース系統である。米粉を利用したライスパスタ、クッキーなどの加工適性に優れ、加工用途の原料として有望である。 キーワード イ...
切断麦に適し極低ポリフェノールで炊飯後褐変が少ない六条皮麦新品種「はるしらね」
要約 六条皮麦新品種「はるしらね」は、プロアントシアニジンフリー遺伝子ant28を有し、炊飯後の褐変が極めて少ない。砕粒率が低いため、切断麦用としても優れる。縞萎縮病抵抗性で、穂数が多く多収である。 キー...
要約 アンズ新品種「サニーコット」は、「アンズ筑波5号」に「ハーコット」を交雑して育成した品種である。大果で外観が優れ、糖度が高く、適度な酸味があり生食用として品質良好である。また、自家結実性を有し...
豊産性で糖度が高く食味良好な生食用アンズ新品種「ニコニコット」
要約 アンズ新品種「ニコニコット」は、「ライバル」に「アンズ筑波5号」を交雑して育成した品種である。自家結実性を有し、結実が極めて良好で収量が多い。また、糖度が高く、酸味が少なく、生食用として品質が...
コムギ縞萎縮病抵抗性で、ブレンド適性に優れる超強力秋まき小麦「北海261号」
要約 「北海261号」はコムギ縞萎縮病抵抗性に優れる超強力秋まき小麦である。「ホクシン」等の中力小麦とブレンドすることにより、優れた製パン適性を示す。 キーワード 秋まき小麦、コムギ縞萎縮病抵抗性、超強...
機能性蛋白質が増加した大豆新品種候補系統だいず「東山205号」
要約 だいず「東山205号」は、貯蔵蛋白質グリシニンを欠失し機能性蛋白質β-コングリシニンが増加した大豆系統である。「タマホマレ」よりやや早熟な晩生種で、収量は「タマホマレ」並、紫斑病とうどんこ病に強...
要約
要約 「華麗舞」は寒冷地南部では中生の早に属する細長粒の粳種で、短稈、穂重型の品種である。炊飯米は、表面の粘りは少ないが、内部は 「コシヒカリ」並に軟らかいという米飯物性を示す。日本で市販されている...
γ-アミノ酪酸(GABA)が多い発芽玄米用糖質米新品種候補「北陸169号」
要約 「北陸169号」は寒冷地南部では中生の中に属する粳種で、短稈、偏穂重型の糖質米系統である。重量当たりのGABA含量が一般品種の3倍前後で、水溶性多糖(植物グリコーゲン)を乾物重当たり30%蓄積することか...
γーアミノ酪酢(GABA)が多い発芽玄米用糖質米新品種「あゆのひかり」
要約 「あゆのひかり(北陸169号)」は寒冷地南部では中生の中に属する粳種で、短稈、偏穂重型の糖質米系統である。重量当たりのGABA含量が一般品種の3倍前後で、水溶性多糖(植物グリコーゲン)を乾物重当たり30...
南九州地域におけるパプリカの早熟栽培に適する品種及び播種・定植期
要約 早熟栽培におけるパプリカの大果系品種は、赤色果が「スペシャル」、黄色果では「フィエスタ」が適する。5月から多収を得る播種期は12月中旬、定植期は2月中旬である。 キーワード パプリカ、早熟栽培、品種...
要約 酒造用好適米「ちくし酒57号」は、成熟期が「山田錦」より2日~3日程度早い“中生の中”である。「山田錦」と比較して、耐倒伏性は優れ、葉いもち圃場抵抗性は“やや強”とやや優れる。収量性、玄米品質は同程度...
要約 酒造用一般米(かけ米)「ちくし58号」は、成熟期が「ヒノヒカリ」より2日~3日程度早い“中生の早”である。耐倒伏性は“強”である。「レイホウ」と比較して、収量性は優れ、玄米品質はやや優れる。千粒重はや...
要約 「中部糯91号」は「ハクトモチ」に比べて成熟期が7日から9日早い早生種である。短稈で、穂数は多く、耐倒伏性に優れ、穂いもちに強い。収量性はやや優れる。もちの食味は同程度に優れ、特にもち加工適性に優...