要約 「くすもち二条」は暖地・温暖地の平坦地に適応する皮性のもち性二条大麦である。「ニシノホシ」と比較して、出穂期は同等で、成熟期は2日程度早い。短稈で穂が長く、穂数および整粒歩合は同等だが整粒重は...
要約 「おおきみ」は、平均果重が20g以上の極大果で日持ち性と食味に優れ、摘果作業が不要な促成栽培用イチゴ品種で、萎黄病、炭疽病およびうどんこ病に対して抵抗性を有する。 キーワード イチゴ、極大果、日持...
極低ポリフェノールで加熱後褐変せず多収で高品質の二条大麦新品種「白妙二条」
要約 二条大麦新品種「白妙二条」は、褐変を引き起こすポリフェノール含量が極低く、炊飯後に褐変をほとんど起こさない。精麦白度と歩留りが高く精麦品質が優れる。ニシノホシと同等の早生、短稈、多収である。穂...
要約
イチゴに紫外光を照射することにより、病害抵抗性を誘導し、うどんこ病の発病を抑制する。本防除法を予防的に用いることで、うどんこ病の発病を低く抑えることができる。
キーワ...
要約 麦芽品質に関わるリポキシゲナーゼ欠損遺伝子(lox-1)のDNAマーカーを作出するとともに、縞萎縮病抵抗性遺伝子rym5、うどんこ病抵抗性遺伝子mlo、秋播性遺伝子vrn-H1およびVrn-H2に関する既報マーカーの育種...
収量性と病害抵抗性に優れるオーチャードグラス新品種「まきばたろう」
要約 オーチャードグラス「まきばたろう」は、収量性、病害抵抗性、永続性および季節生産性に優れる中生系統である。東北北部から九州高標高地まで広範囲の地域に適応し、放牧・採草兼用品種として広く普及が見込...
4病害複合抵抗性で果実揃いに優れる新品種候補「イチゴ久留米58号」
要約 「イチゴ久留米58号」は、炭疽病、うどんこ病、萎黄病および疫病に対して抵抗性を有し、果実の揃いがよい。やや晩生で、半促成栽培および露地栽培に適する。 キーワード イチゴ、炭疽病、うどんこ病、萎黄病...
温度に依存しないうどんこ病抵抗性を有する中間母本候補「キュウリ久安1号」
要約 「キュウリ久安1号」は、温度条件にかかわらず安定したうどんこ病抵抗性を有する系統で、キュウリのうどんこ病抵抗性品種育成のための素材として利用できる。 キーワード キュウリ、うどんこ病抵抗性、温...
AFLP法による東・南アジアのメロン遺伝資源の遺伝的関係の解析
要約 AFLP法によると日本の網メロンとマクワ・シロウリ類は、どちらも遺伝的変異の小さい集団である。マクワとシロウリ類は一つのグループに分類され、また、南アジアの小粒系と密接に関係する。一方、インドのメ...
要約 ジチオカーバメート系などの殺菌剤散布は,キュウリやナシの葉面糸状菌相を単純化させ糸状菌数を減少させるが,非殺菌性の病害抵抗性誘導化合物,アシベンゾラルSメチルは葉面糸状菌相に影響しない。 背景...
栽培が容易で食味の良い、夏系のアールス系メロン新品種候補「秋試交24号」の育成
要約 地床栽培可能な、夏系の赤肉アールス系メロン「秋試交24号」を育成した。先に育成した緑肉アールス系メロン「秋田甘えんぼ」と父本が同じで、抑制作型で栽培しやすく、果肉が橙色で食味が良い。 キーワード ...
栽培が容易で食味の良い、春系のアールス系メロン新品種候補「秋試交12号b」、「秋試交12号c」の育成
要約 地床栽培可能な、春系のアールス系メロン「秋試交12号b」(緑肉)、「秋試交12号c」(赤肉)を育成した。共に、低温条件下の半促成作型で肥大力が旺盛で栽培しやすく、食味が良い。 キーワード 春系、アール...
要約 アールス系温室メロン品種で初めてうどんこ病の新しいレースに抵抗性を持ち、さらに、つる割病抵抗性、盛夏作でも黄化しにくい形質を持つ温室メロン新品種「試交01-2」を育成した。 キーワード うどんこ病新...
要約 夏キュウリの施設栽培において、45℃が1時間持続するように温室密閉処理を行うと病害虫の発生抑制ならびに草勢維持に効果がある。品種は耐暑性の強い「大将」などが適し、10日当たり2~3回程度処理する。ダニ...
要約 イネ由来キチナーゼ遺伝子(EN4-RCC2)をアグロバクテリウム法でナスに導入し、キチナーゼ活性の高い形質転換体を選抜する。そして、うどんこ病抵抗性検定を行うと、うどんこ病抵抗性を持つナス形質転換体が選...
要約 「きぬあずま」は低アミロース系統で、「トヨホコムギ」に比べ製めん適性が高く、めんの粘弾性、滑らかさが優れる。「トヨホコムギ」とほぼ同熟期の中生で、耐倒伏性が強く、安定多収である。平成12年度福島...
要約 抑制地床栽培用の緑肉アールス系メロン新品種「秋試交2号」を育成した。この新品種はコンパクトな草姿で、つる割病に抵抗性でうどんこ病に耐病性をもつため栽培が容易である。また球形で外観が優れ、糖度が...
要約 イチゴ新品種「サンチーゴ」は、炭そ病抵抗性を持ち、大果で収量が多く、果実品質が極めて優れた促成栽培用品種である。果実は、食味が良好で、ビタミンC含量が高く、「女峰」に匹敵する硬度を持ち、整った...
要約 イチゴ品種‘とよのか,の葯培養系よりソマクローナル変異を誘発し、イチゴ萎黄病に対して強い「FR‐135」、「FR-136」及び「FR‐145」を圃場検定により選抜した。これらの3系統はイチゴ炭疽病にも耐病性を有...
要約 イチゴの水耕栽培で、養液にケイ酸カリを添加するとイチゴ葉中のケイ酸含量が高まり、うどんこ病の発病を抑制する。うどんこ病罹病性品種「とよのか」では、ケイ酸の養液中濃度25ppm以上、葉中含量1.5%以上...