要約 スミレ類根腐病菌(Thielaviopsis basicola Ferraris )はミギワバエ科に属するScatella stagnalis により媒介される。 キーワード スミレ類根腐病、ハエ、媒介 背景・ねらい スミレ類根腐病が発生してい...
要約 てんさいの耐病性系統の選抜・検定に用いる病原簡易接種機を開発した。本接種機をてんさい褐斑病抵抗性の検定に用いることにより、従来の人手による接種法に比べて、接種の効率が飛躍的に高まるとともに、検...
要約 「北海83号」は、国際共同研究により育成した単胚・二倍体一代雑種で、そう根病および褐斑病に対する複合抵抗性を有し、また、健全ほ場において「シュベルト」より糖量が高く、高品質である。 キーワード て...
要約 6~9月にフスマ1 t / 10 aを作土層に混和後、透明フィルムで被覆し、圃場容水量以上になるよう灌水後、約20日間ハウスを密閉することで土壌が還元消毒され、トマト褐色根腐病及びサツマイモネコブセンチュウ...
要約 北海道のサラダナに発生したレタス根腐病菌はレース1、静岡県、福岡県から収集した菌株はレース3に分類される。また、レース3の菌株は、レース1や2とは異なる複数のVCGを形成する。 キーワード レタス根腐病...
施設内のクロルピクリンくん蒸剤マルチ畦内処理によるメロン黒点根腐病の防除
要約 施設内において畦立て、クロルピクリンくん蒸剤注入、マルチを同時に行うマルチ畦内同時消毒機による防除は、夏季および冬季ともメロン黒点根腐病に対して臭化メチル剤と同等の防除効果を示す。また、大幅な...
要約 トルコギキョウの底面給水栽培では、苗は288穴セルで播種後9週間育苗し、本葉3対程度のものを用いる。肥料は被覆肥料100日タイプを使用し、施肥量はN成分で株当たり0.260g~0.455gとする。 キーワード トル...
球状生子率が高く精粉収量が多いこんにゃく新品種候補系統「群系70号」
要約 群系70号は球状生子率が高いため生子植付け機が使用でき、球茎収量が多く精粉歩留が高いため精粉収量は「あかぎおおだま」より15%程度多い。また、葉枯病、根腐病にも「あかぎおおだま」並に強く、低コスト...
要約 レタス品種のコスタリカ4号(ロメインレタス)、晩抽レッドファイヤー(リーフレタス)およびパトリオット(クリスプヘッドレタス)を判別品種として用いると、レタス根腐病菌のレース判別が可能である。 キーワ...
テンサイ根腐病菌の完全世代形成により多様な体細胞和合性個体群が出現
要約 Rhizoctonia solani AG 2-2-IVの土壌由来菌株(テンサイ根腐病菌)は完全世代を形成することにより遺伝的に多様な体細胞和合性個体群(SCG)を生じる。担子胞子由来の葉の病斑からの菌株(葉腐病菌)は同質性...
要約 迅速、省力、省スペースで周年実施可能なテンサイ根腐病に対する室内抵抗性検定法を開発した。植物体を試験管に播種し人工気象室内で56日間育生し、フスマ培地で培養した根腐病菌を接種することにより、抵抗...
Fusarium oxysporum 及び硝酸塩代謝能欠損菌株の選択培地
要約 Fusarium oxysporum用の選択培地(Fo-G1とFo-G2)と同菌の硝酸塩代謝能欠損菌株用の選択培地(Fo-N1とFo-N2)は、5倍以上に希釈した土壌懸濁液からそれぞれの菌株を分離することができる。 キーワード 選択培...
要約 根腐病菌を接種・培養したオオムギ培地の粉末を接種源に用いた地上部接種によるテンサイ根腐病(Rhizoctonia solani)に対する抵抗性検定手法を開発した。本手法では、従来の埋設接種より発病が遅れるが、接種...
要約 ガーベラ非循環式養液栽培では改植時においてガーベラ根腐病菌に汚染したロックウール資材を60℃以上の熱水に浸漬することで消毒できる。 背景・ねらい ガーベラ栽培では根腐病が発生して問題となっている。...
要約 生物検定法を用いホモプシス根腐病の発生したカボチャ圃場の土壌を検定することで、ホモプシス根腐病による土壌汚染状況が明らかとなる。 背景・ねらい 三浦半島の夏作物であるカボチャ、メロン等のウリ科野...
要約 トルコギキョウ青かび根腐病の発生は、品種、投入資材、土壌、施肥量等の栽培条件によって異なる。防除対策として、太陽熱消毒が有効である。 背景・ねらい トルコギキョウ青かび根腐病(病原:Penicillium ...
要約 カブの播種後6から7日目の胚軸切片にアグロバクテリウム法で外来の有用遺伝子を導入し、選抜、再分化を促す一連の形質転換培養法を用いることにより、効率よくカブの組換え体を作出できる。 背景・ねらい ...
緑肥と小麦被覆栽培によるこんにゃく輪作の土壌消毒代替効果と経済性
要約 ギニアグラスを栽培・鋤込し、翌年土壌消毒剤を使用しないでシラネコムギを被覆作物としてこんにゃくを栽培する2年輪作で、土壌消毒剤を使用した栽培と同等以上の収量が得られ、借地によりこの輪作を行う場...
コンニャク根腐病菌のメタラキシル耐性検定法の確立と耐性菌の出現
要約 コンニャク根腐病の主要防除薬剤であるメタラキシル剤の防除効果が低下する事例が発生し、その原因として耐性菌の出現が確認された。また、感受性の検定方法として、V-8ジュース寒天培地に接種菌株を置床す...
要約 熱水土壌消毒(神奈川方式)により土壌病原菌(トマト萎凋病菌、トマト褐色根腐病菌、苗立枯病菌、ウリ科野菜ホモプシス根腐病菌)を効果的に消毒できる。 背景・ねらい 2005年に全廃される臭化メチル剤の代...