青く変色しやすいダイコン品種の判別法と青色色素前駆物質の解明
要約 ダイコン切片に過酸化水素水を塗布することによって、流通中に青く着色しやすいダイコン品種を5分程度で判別できる。除皮した種子を用いても本法の適...
キタネグサレセンチュウを抑制し、夏播きで多収なstrigosaエンバク品種「リッキー」
要約 「リッキー」は、キタネグサレセンチュウの密度低減効果を持ち、出穂が既存品種より早く、北海道においては8月播種で安定して多収である。九州では、9月上旬播種で年内に出穂し、夏播き用極早生品種と同程度...
代謝プロファイリングによる窒素施肥および有機物施用効果の評価
要約 作物体の糖・有機酸・アミノ酸の代謝プロファイリングにより、窒素および堆肥施用量の相違がダイコンの代謝成分に与える影響をそれぞれ解析できる。影響は窒素施用量でより強いが、堆肥施用量による影響も明...
要約
岡山県南部のハクサイ産地で収穫期のハクサイに発生した黄白色のモザイク症状は種子伝染性のTurnip yellow mosaic virus (TYMV)による新病害(黄化モザイク病)である。
キーワ...
要約 ダイコンの内部褐変症の発生の品種間差と木部柔細胞の大きさとの間には密接な関係があり、障害が発生しにくい品種は障害が発生しやすい品種に比べて柔細胞の平均最大径が小さく細胞の数が多い。 キーワード ...
抗菌性ラディシンの大腸菌による発現とヒト培養細胞のへの影響評価
要約 カイワレダイコン由来の抗菌性ラディシンを融合タンパク質として大腸菌内で大量に作らせることができる。融合タンパク質から分離、精製したラディシンはヒトの培養細胞には毒性を示さない。 キーワード 抗菌...
デルフィニウムに発生したPythium aphanidermatumによる苗立枯病(新称)
要約 定植直後のデルフィニウム幼苗に発生した立ち枯れ症状はPythium aphanidermatumによるものであり、病名をデルフィニウム苗立枯病と提案したい。 キーワード デルフィニウム、デルフィニウム苗立枯病、Pythiu...
要約 アブラナ科野菜の圃場における病原菌密度、害虫密度等を把握し、防除メニューに従って対策技術を選択し、組み合わせることにより、根こぶ病、コナガ等の総合的病害虫管理ができる。 キーワード 総合防除、ア...
要約 130品種のだいこんについて特性調査を行い、実際に産地に普及しうる優れた形質を持つ合計29の品種を選定した。「表皮黒変症」は貯蔵温度が16℃以上では3日目以降から発生し、高温になるほど発生程度は進行す...
野菜由来の新規ディフェンシン遺伝子を導入したいもち病抵抗性組換えイネ系統
要約 アブラナ科野菜であるコマツナとキャベツから単離した新規ディフェンシン遺伝子およびそれらの改変遺伝子を良食味イネ品種「どんとこい」に導入した組換え体は、強いいもち病抵抗性を示し、抵抗性は後代に遺...
野菜由来の新規ディフェンシン遺伝子を導入したいもち病抵抗性組換えイネ系統
要約 アブラナ科野菜であるコマツナとキャベツから単離した新規ディフェンシン遺伝子およびそれらの改変遺伝子を良食味イネ品種「どんとこい」に導入した組換え体は、強いいもち病抵抗性を示し、抵抗性は後代に遺...
要約 市販辛味だいこんの春播き栽培では「たんしん」、「雪美人」が、秋播き栽培では「辛丸」、「たんしん」、「雪美人」が有望である。自生する「野良大根」は、秋播きすることで栽培可能である。 背景・ねらい ...
要約 わさびから、逆転写PCR法により抗菌性タンパク質遺伝子を単離した。この遺伝子を、モデル植物のたばこに導入して、灰色がび病抵抗性を確認した。 背景・ねらい 遺伝子組換えにより植物に耐病性などの優良形...
イチゴ萎黄病に対するクロルピクリンテープ状製剤の低薬量処理法
要約 臭化メチル代替剤としてクロルピクリン剤のテープ状製剤(クロルピクリン55.0%)を畝内に処理する方法では、イチゴ萎黄病に対して防除効果は高く、しかも慣行の処理方法に比べ使用量も低減できる。また、...
園芸廃棄物処理施設におけるだいこん中のパーティシリウム黒点病菌の殺菌効果
要約 固形物に対するマイクロ高周波処理による加熱機能と、液汁に対する電離イオン化処理による除菌機能を備えた園芸廃棄物処理施設において、だいこん中のバーティシリウム黒点病菌に対する殺菌効果を確認した。...
要約 カイワレダイコン種子中に存在する抗菌性タンパク質ラディシンの遺伝子を単離・解析し、水稲育成系統である富山36号を用いていもち病耐病性を示す遺伝子組換えイネ系統を作出した。 背景・ねらい 遺伝子組換...
要約 ダイコンの連作により増加した土壌中のダイコン萎黄病菌Fusarium oxysporum f.sp.raphaniの密度は、室内で保存すると採取してから初期の数ヶ月で最初の数分の1に減少するが、その後の減少は極めて緩やかであ...
要約 土壌に添加したグルコースの微生物による吸収・分解は土壌のpH、温度、水分等の影響を受けるが、土壌微生物活性の指標となる。土壌におけるグルコースの消失速度は土壌によって異なり、ダイコン萎黄病に対す...
要約 メチオニン施用のダイコン萎黄病に対する発病抑制効果をポット試験及び圃場試験により確認した。メチオニンを施用するとジメチルジスファイド、メタンチオールが発生し、Fusarium oxysporum菌密度を特異的に...
二重底ガラス容器による土壌のダイコン萎黄病に対する発病抑止性の判定法と解析
要約 各種土壌のダイコン萎黄病に対する発病抑止性を簡易・能率的に判定・評価するため、二重底ガラス容器法を開発した。本法により土壌の発病抑止性を検討した結果、発病抑止性と土壌のグルコース分解活性、土壌...