グリーニング病多発生環境下でキングマンダリンの高収益栽培を可能とする総合管理技術
要約 無病苗とネオニコチノイド系殺虫剤施用を軸とする生育初期防除の徹底と初期生育量確保のための適切な肥培管理によるグリーニング病の総合管理技術(IPM)により、ベトナムメコンデルタのグリーニング病多発...
セルリーのチューブかん水栽培における減化学農薬・減化学肥料栽培技術
要約 チューブかん水の導入および適切な薬剤選択と適期防除により、斑点病と軟腐病を慣行よりも少ない薬剤使用回数で防除できる。また、土壌診断に基づく窒素施肥対応により総窒素施用量の適正化が図られ、化学肥...
要約 北海道におけるチンゲンサイの適正な総窒素施用量はハウス・露地栽培とも15kg/10aである。化学合成農薬の使用回数は、生物農薬等を利用して、ハウス栽培では現行基準どおりでよく、露地栽培では殺菌剤が4回...
要約 冬どり栽培のブロッコリーの花蕾に発症するブロッコリーべと病の防除には、耐病性品種を利用し、堆肥や窒素の多量施用を避けた施肥を行い、べと病に感染しやすい10月~11月にマンゼブ・メタラキシル水和剤を...
要約 早春まき栽培のかぶにおける標準窒素施肥量は、ハウス作型は12kg/10a、露地トンネル作型は11kg/10aである。両作型とも消毒済み種子の使用およびキスジトビハムシに対する粒剤施用1回で病害虫の被害を受ける...
要約 北海道におけるカリフラワーの適正なN施肥量は18kg/10aである。軟腐病に対して品種間差異が認められ、生物農薬の効果も高い。コナガ等の重要害虫に対し、生物農薬や薬剤の適切な散布間隔で効率的な防除が可...
要約 水稲うるち新品種「ちば28号」は、早期栽培での熟期が「初星」並の中生で、いもち病抵抗性、耐冷性、耐倒伏性が強く、玄米千粒重が約23gと大粒で、玄米外観品質及び食味が良好である。早期栽培に適すること...
水稲のいもち病とフタオビコヤガの防除要否判定のためのモニタリング法
要約 いもち病は幼形期 5 日後もしくは止葉始から 1 週間間隔で見歩き調査をし葉いもち病斑 がなければ出穂前の防除は不要である。フタオビコヤガは 6,7,8 月の各下旬に 10 株の被害株 率・葉率を調査し、被害株...
要約 北海道におけるコマツナの品種特性を作型別に明示した。また、防虫ネット を利用することで殺虫剤散布回数を1~2回省略でき、ハウス栽培では土壌残存窒素 1mg/100g 当たり施肥窒素 1kg/10a減肥栽培が可能であ...
要約 翌年に着花過多が予想される「大津四号」へ、収穫後の12月下旬に、ジベレリン水溶剤50ppm液及びジベレリン水溶剤25ppmと尿素0.5%、またはマシン油乳剤60倍を混用散布すると着花が抑制される。 キーワード ...
要約 冬春期のニガウリのNFT養液栽培において、養分吸収特性を考慮した処方液を単肥配合で作成することにより慣行肥料コストを約5割削減し10アール当たり10トン以上の収量を得ることができる。 キーワード NFT、...
ペースト状肥料の局所施肥体系がレタス根腐病の発生軽減に及ぼす効果
要約 レタスに対してペースト状肥料を株横4cmの深さ5cmと10cmの2段位置に畝立てマルチ被覆と同時に機械局所施肥する方法は、慣行の施肥法に比べてレタス根腐病の発生が低く、カーバムナトリウム塩剤を同時処理す...
要約 蒸気土壌消毒によるスイカ半身萎凋病の軽減効果は極めて高く、その持続効果は局所処理においても消毒後2作目まで認められる。作土層内の本病菌を含む糸状菌の死滅に要する消毒時間は90℃以上になってから9...
要約 抑制トマトの直播栽培法は、慣行のポット育苗による移植栽培法に比べて、播種から定植までの作業時間が半分以下に省力化でき、収量も約20%増加する。この栽培法では、テープシーダーを用いて1粒播きし、出芽...
要約 年3作同一畦利用体系のキュウリ栽培において、抑制作型(1作目)では株間45cmの子づる誘引が優れ、半促成作型(2作目)、普通作型(3作目)では株間50cmの子づる誘引が適する。鹿児島県農業試験場・園芸部 ...
要約 本田の任意のイネ株にいもち病菌を無傷接種する方法を考案した。夜間に長波透過率の高い透明ポリエチレン被覆資材でイネ株を覆い、イネ体の放射冷却を妨げずに湿度を保つことによりイネ葉面に結露を生じさせ...
メピコートクロリド液剤処理によるブドウウィルスフリー「巨峰」の結実安定
要約 強勢なブドウ「巨峰」ウイルスフリー樹に、メピコートクロリド液剤500倍液を、8葉期に茎葉散布すると、新梢や葉、花穂の生育が抑制され、結実数が増加し有核果の割合も高くなり、結実安定が図られる。果実品...
要約 ハクサイ根こぶ病菌休眠胞子の発芽抑制を目的として、セル苗培養土をpH7.2の酸度矯正に必要な炭酸石灰添加量を求めた。菌密度104 個/g乾土のほ場では、100gの培養土当たり10gの炭酸石灰添加により発病抑制...
成果の内容・特徴