要約 飼料畑の多年生雑草ガガイモを防除するには、作物を播種後にアトラジン・メトラクロール水和剤を散布し、さらに残存するガガイモにアイオキシニル乳剤で茎葉処理する体系処理が効果的である。 背景・ねらい ...
要約 飼料用トウモロコシ圃場に発生したアレチウリは、トウモロコシ4葉期の発生密度が1~5本/10m2であっても、トウモロコシを原物で平均50%以上減収させる。 背景・ねらい ウリ科の一年草であるアレチウリ(Sicyo...
イチビ、ヨウシュチョウセンアサガオ、オオオナモミの刈取防除適期
要約 飼料畑雑草の刈り取り防除に効果的な生育ステージを明らかにするため、3種類の主要雑草について刈り取り時期と再生、種子の発芽能力獲得の特性を明らかにした。イチビは刈高10cmで開花1週間前に刈り取ると再...
要約 主要外来雑草の、発生時期別の開花に要する積算気温が明らかとなった。さらに、開花期間・開花時期と結実との関係が明らかとなった。このことから、各地域における、トウモロコシの収穫期にあった、発生雑草...
要約 イチビは、圃場でのイチビの結実・種子落下だけでなく、イチビ種子を含んだ未熟堆肥の施用により短期間に圃場全面に拡散する。除草剤での防除は有効だが、完熟堆肥の調製・施用との組み合わせることで外部か...
要約 ショクヨウガヤツリ(キハマスゲ)の圃場内における拡散を明らかにした。ショクヨウガヤツリは有効な防除法がないため、年次を経るに従い圃場内の発生面積が徐々に拡大する。拡散は耕起作業で塊茎が散らばる...
要約 国内産のトウモロコシのフモニシン汚染状況を調べ,一部の試料から検出した。ドライミリングによるフモニシンの除去を試みた。ドライミリングにより大部分のフモニシンが非可食部へ移行する。
要約 トウモロコシ収穫後、多年生強害雑草に対してグリホサートの秋期処理をすると翌年夏作でのヒルガオ及びハマスゲの発生は処理前の10%以下に抑制される。ハマスゲ抑制にはDBN土壌混和も有効であり、ワルナスビ...
湛水条件下における土壌中イチビ及びチョウセンアサガオ種子の死滅程度
要約 強害外来雑草多発の転換畑を水田に復田し、埋土種子を死滅させることを目的に、イチビとチョウセンアサガオ種子を湛水土壌中条件下に埋土深度を変えて処理した結果、10cm以上の深さにある種子は生存し続ける...
要約 三重県内でトウモロコシの播種適期である4月上旬から5月中旬にトウモロコシを播種した場合、イチビが競合することを想定し、イチビの生育、花房数、さらに混入割合とトウモロコシ収量の関係のモデル式を策定...
要約 北関東の酪農家のサイレージは高品質の乳酸発酵型サイレージほど好気条件で変敗しやすい。乳酸発酵型サイレージには105の酵母が生育し、有機酸に対する耐酸性が乳酸>酢酸>酪酸であり、1株を除いてすべ...
要約 トウモロコシモザイク病のウイルスと、メヒシバなど多年生イネ科植物の持つウイルスは、血清学的にも、またRNAレベルの研究からも同一のものがあり、圃場周辺に生育するイネ科植物が伝染源であることを証明...
NIRSを用いた判別分析手法によるトウモロコシサイレージへの雑草混入の判別
要約 NIRSの定性分析手法の一つである判別分析により、トウモロコシサイレージへの数種の雑草混入(イチビ、ガガイモ、ワルナス)の有無を判別するモデルを作成した。 背景・ねらい 近年、トウモロコシを中心とし...
要約 雑草の火炎除草技術として、土壌中の雑草種子や根茎をロータリで耕耘後直ちにバーナにより焼却し、除草剤を使用せずに雑草の発生を抑制するロータリ付き圃場ヒータを開発した。 背景・ねらい 近年、トウモロ...
要約 1994~1995年にかけて、主に西日本でオオタバコガが多発生していることを明らかにし、近似種タバコガとの終齢幼虫における識別点を明確にした。また、我が国では寄主植物とされていなかった作物での発生を確...
要約 トウモロコシモザイク病のウイルスと、メヒシバなど多年生イネ科植物の持つウイルスは、血清学的にも、またRNAレベルの研究からも同一のものがあり、圃場周辺に生育するイネ科植物が伝染源であることを証...
飼料用とうもろこし畑の強害帰化雑草「アレチウリ」の生態と防除法
要約 外来雑草であるアレチウリ1植物体当種子数は、7月までに発芽したものは約4,700~19,300個と多いが、8月下旬に発芽したものは極端に少ない。残効期間が長いアトラジンをとうもろこし4葉期に処理することによ...
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴