パスツールピペットを利用したヒメハナカメムシ類等の薬剤感受性検定法
要約 パスツールピペットを利用したヒメハナカメムシ類等微小昆虫の薬剤感受性検定法は、安価、省スペースで虫体直接浸漬、ドライフィルムの両法に使用できる。 キーワード ヒメハナカメムシ類、パスツールピペッ...
要約 斑点米カメムシであるアカヒゲホソミドリカスミカメの体内にルビジウムを取り込ませることによりマーキングができる。 キーワード 斑点米、アカヒゲホソミドリカスミカメ、マーキング、ルビジウム 背景・ね...
立木と集合フェロモンを利用した果樹カメムシ類の効率的天敵微生物接種法
要約 チャバネアオカメムシ集合フェロモン剤と昆虫病原性糸状菌を培養した不織布を立木に施用すると果樹カメムシ類に効率的に天敵微生物を感染させることができる(以下この装置を立木感染トラップという)。立木...
促成ナスにおける天敵と農薬を組み合わせたミナミキイロアザミウマの防除体系
要約 1mm目の防虫ネットと天敵(秋期にククメリスカブリダニ4回と春季にタイリクヒメハナカメムシ2回放飼)及び化学農薬を組み合わせた体系によって、ミナミキイロアザミウマの生息数を実害が生じない低い密度に6...
要約 温州ミカン園に光反射シートを全面被覆した場合、多発時においても果樹カメムシ類成虫による果実表面の唾液鞘数と果皮内側の吸汁痕数が大幅に減少する。したがって、本シートを吸汁害抑制の物理的手段として...
要約 大豆品種「サチユタカ」は「ニシムスメ」と比べ、収量、品質とも安定して優れ、蛋白質含有率が高く、豆腐加工適性が高い。また、紫斑病、倒伏、莢先熟等の障害に強く、県内全域を対象として奨励品種に採用し...
要約 トンネル除去後にモスピラン水溶剤を散布し、その後は天敵類に影響の少ない殺虫剤の散布、残渣除去と捕殺を組み合わせることでワタアブラムシやハスモンヨトウの密度を低く抑えることができる。 キーワード ...
チャバネアオカメムシの天敵マルボシヒラタヤドリバエの産卵数と寿命
要約 チャバネアオカメムシの成虫に寄生するマルボシヒラタヤドリバエの総産卵数は約81卵である。産卵は羽化翌日から始まり12日目までの日当たり産卵数は約8卵で、その後は減少する。雌成虫の寿命は約13日である...
要約 秋冬作の施設メロンにおいて、コレマンアブラバチ、オンシツツヤコバチ、チリカブリダニ、タイリクヒメハナカメムシ等の天敵類を利用した総合防除体系並びにネオニコチノイド系粒剤の定植時処理と天敵類を組...
要約 酒造好適米品種「ひたち錦」は熟期は晩生の早で、美山錦より短稈で耐倒伏性が強く多収である。千粒重は重く、心白は小さく、発現率は高い。白米粗タンパク含有率は低く、酒造好適米としての品質が優れるので...
要約 斑点米カメムシの発生源となっている休耕田を含めた広域一斉散布を行うことにより、休耕田での発生密度を抑えるとともに、本田内への侵入を防止できる。その結果、斑点米の発生は少なくなる。 背景・ねらい ...
中多雪平坦地域におけるグラウンドカバープランツの畦畔植栽による斑点米低減技術
要約 畦畔のグラウンドカバープランツ植栽は、雑草の発生抑制効果の他、田園風景の修景効果があるが、さらに、斑点米カメムシ類の発生抑制効果もあり、同植栽圃場での斑点米混入率が低減する。中多雪平坦地域では...
要約 防虫ネットによる開口部被覆、定植時粒剤処理、天敵としてタイリクヒメハナカメムシ、導入寄生蜂(イサエアヒメコバチ、ハモグリコマユバチ)の放飼およびこれらの天敵に影響の少ない選択性殺虫剤を組み合わ...
要約 「ほしのゆめ」は、カメムシの発生密度に対する斑点米の生じやすさが他の品種の約2倍であるため、その要防除水準は他品種の1/2である。乳熟期以降の要防除水準は、捕虫網20回振りあたり1頭とするのが適当...
要約 早生品種において、カメムシ類による斑点米発生を防止するための薬剤散布適期はカスミカメムシ類では穂揃期、ホソハリカメムシ、トゲシラホシカメムシなどでは糊熟初期以降である。 背景・ねらい 米の品質検...
要約 アカヒゲホソミドリカスミカメの卵寄生蜂として、クロタマゴバチ科、ホソハネヤドリコバチ科、タマゴヤドリコバチ科に属する3種が確認され、タマゴヤドリコバチ科の卵寄生蜂の寄生率が高い。 背景・ねらい ...
近紫外線除去フィルム被覆下での天敵類によるピーマンアザミウマ類防除
要約 促成栽培ピーマンにおいて,施設の被覆資材に近紫外線除去フィルムを使用し,ククメリスカブリダニ(100頭/株)を定植直後から約1週間間隔で3回放飼し,定植1ヶ月後にタイリクヒメハナカメムシを(1頭/株)放飼...
背景・ねらい 土壌や環境への負荷低減のため化学農薬の使用をできる限り抑えた、天敵昆虫などを利用した生物的防除が注目されている。鱗翅目害虫の防除素材としての利用が期待できるハリクチブトカメムシは冷凍ハ...
光反射シートと天敵の併用による施設抑制栽培ピーマンのアザミウマ類の防除
要約 施設抑制栽培ピーマンのヒラズハナアザミウマとミカンキイロアザミウマに対して、光反射シートを外周に設置した施設へのタイリクヒメハナカメムシ株当たり0.5頭の定植2週間以内とその約10日後の2回放飼は、...
促成栽培ナスの総合防除でタイリクヒメハナカメムシと併用できる選択的殺虫剤
要約 ミナミキイロアザミウマの有力な捕食性天敵であるタイリクヒメハナカメムシに影響の少ない殺虫剤を明らかにした。これらの選択的殺虫剤とタイリクヒメハナカメムシを組み合わせることにより、促成栽培ナスで...