
水田雑草の除草剤抵抗性バイオタイプの動態を予測する個体群動態モデル
要約 本モデルは除草剤抵抗性遺伝子の動態に基づき抵抗性バイオタイプの個体群動態を推定するモデルである。本モデルにより、抵抗性バイオタイプの顕在化や埋土種子量の増減に及ぼす雑草管理方法の影響を簡易に知...

トマトにおける低分子量キチンのキュウリモザイクウイルス感染抑制効果
要約 接種2日前に低分子量キチン(LMC)の2,000倍希釈液をトマト地上部に散布しておくことによって、トマトへのキュウリモザイクウイルスの感染が抑制されて発病株が激減する。 キーワード キチン、キュウリモザイ...

コナガ食害株への殺虫剤散布は天敵寄生蜂の寄主探索行動に影響を及ぼす
要約 土着寄生蜂であるコナガサムライコマユバチは、コナガの食害を受けたコマツナが放出する匂い物質等を利用しコナガ食害株に飛翔定位する。一方、コナガ食害株に殺虫剤が散布されると、コナガ食害株への定位行...

日本のイネいもち病菌の真性抵抗性(Pita)に対する病原性変異の特徴と検出法
要約 日本のイネいもち病菌は、非病原性遺伝子AVR-Pita1JA(JA)とほぼ同じ塩基配列の遺伝子avr-Pita1JB(JB)を保有するが、JAを欠失することによりPi...

トマトにおける特定の遺伝子発現はネコブセンチュウの侵入を抑制する
要約 ナス科植物のトマトにジャスモン酸メチルを噴霧処理した後、3日以内にネコブセンチュウを接種すると、根内部へ侵入する線虫数が減少する。侵入数の抑制効果は約1週間持続し、効果が消える頃のジャスモン酸メ...

リンゴの斑点落葉病と黒星病に対する複合抵抗性育種に有用な育種母本
要約 リンゴ切離葉に斑点落葉病菌液を噴霧接種することで、斑点落葉病の抵抗性検定ができる。この方法によってリンゴ黒星病抵抗性品種の斑点落葉病抵抗性程度を評価したところ、「Freedom」、「Orlovim」等が抵抗...

透水性改善による熱水土壌消毒と耐病性台木を組み合わせたトマト青枯病の防除
要約 透水性が悪い黒ボク土からなる圃場では、籾殻の大量投入と深耕による透水性改善で熱水土壌消毒の効果が高められ、抵抗性台木との組み合わせにより、トマト青枯病の被害を低減できる。 キーワード 透水性改善...

要約 「あきめき」はマーカー選抜と戻し交雑により3つの根こぶ病抵抗性遺伝子を集積したF1品種で、4つのグループの根こぶ病菌すべてに抵抗性を有する。播種後約75日で収穫可能な中早生品種であり、外...

要約 「ねぎ中間母本農1号」は、既存の品種に比べてさび病による病斑の発生が少なく、強い抵抗性を示す。抵抗性は部分優性に遺伝し、さび病抵抗性品種を育成するための育種素材として利用できる。 キーワード ネ...

水稲「コシヒカリ」のいもち病抵抗性同質遺伝子新品種候補系統「関東IL9号」
要約 水稲品種「関東IL9号」は、いもち病国際判別品種「IRBL9-W」が持ついもち病抵抗性遺伝子Pi9を、戻し交配とDNAマーカー選抜により「コシヒカリ」に導入したいもち病抵抗性同質遺伝子系統である。 キー...

中生の多収・良食味・縞葉枯病抵抗性水稲新品種候補系統「関東238号」
要約 水稲「関東238号」は温暖地東部での熟期が中生の晩に属する粳種である。縞葉枯病に抵抗性で晩植適性があり、湛水直播でも栽培が可能である。食味は「コシヒカリ」に近い良食味で、「月の光」よりも収量性が...

要約 小麦新品種「ふくあかり」は早生で穂発芽に強い。やや低アミロース含量であるため、日本麺の食感が優れる。福島県で奨励品種に採用予定である。 キーワード コムギ、日本麺用、縞萎縮、穂発芽、早生 背景・...

ベトナムメコンデルタの生育不良グアバから分離された同国初記録のネコブセンチュウ
要約 ベトナムメコンデルタで多発する生育不良から枯死にいたるグアバの根には、根こぶが形成される。そこから得られる卵嚢由来の線虫幼虫のDNA解析結果から、本種はベトナムでは初記録であるネコブセンチュウ...

要約 ジャポニカ型のイネ品種麗江新団黒谷(LTH)およびインディカ品種CO 39を遺伝的背景とし、いもち病抵抗性遺伝子を一つのみ導入した準同質遺伝子系統群は、いもち病菌菌系の病原性判別抵抗性品種および育種素...

コナガの天敵である寄生蜂コナガサムライコマユバチが寄主探索で利用する植物揮発性成分
要約 コナガの幼虫に寄生するコナガサムライコマユバチの雌は、コナガ幼虫が食害している最中のコマツナをその他のコマツナから識別することができます。食害を受けた時にだけ植物から多く放出される揮発性成分を...

イネ穂いもち圃場抵抗性遺伝子Pb1の単離と遺伝子進化の過程解明
要約 イネ穂いもち圃場抵抗性の原因遺伝子Pb1を単離し、遺伝子の構造および発現特性から長期間にわたって抵抗性が安定である理由の一端が解明された。また、穂いもち抵抗性獲得に関わる遺伝子進化の過程を...

要約 2008年のヒメトビウンカの海外飛来以降、飛来が確認された九州や山口県の広い地域でイミダクロプリド感受性低下個体群が国内で初めて確認された。さらに、福岡県や熊本県の個体群ではフィプロニルとイミダク...

水稲「ヒノヒカリ」のいもち病真性抵抗性同質遺伝子系統新品種候補「関東IL6号」
要約 水稲「関東IL6号」は、インド型系統IR65482-136-2-2が持ついもち病抵抗性遺伝子Pitaを、戻し交配とDNAマーカー選抜により「ヒノヒカリ」に導入したいもち病抵抗性準同質遺伝子系統である。 キーワー...

要約 水稲「楽風舞」は寒冷地南部では早生に属し、高度精米耐性を有する酒造用品種である。製造酒の酒質は、清酒では淡麗、泡盛では軽快で華やかに仕上がる。 キーワード イネ、酒米、高度精米耐性、清酒、泡盛、...

萎凋細菌病抵抗性カーネーション実用品種「花恋(かれん)ルージュ」
要約 「花恋ルージュ」は、DNAマーカー選抜により開発された赤色のスタンダードタイプの萎凋細菌病抵抗性カーネーション実用品種であり、野生種Dianthus capitatus由来の強抵抗性を有する。 キーワード カ...